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  • ガンという疫病に光を当てる
    目ざめよ! 1979 | 4月22日
    • 日本の平山博士も同じ記者会見の席上,ガンは他の多くの物との関連を強く疑われているけれども,因果関係を示す,ずばぬけて明白な証拠があるのはたばこと肺ガンとの結びつきであると語りました。第三世界の欧米化が進むにつれて,この疫病は欧米におけると同じように広がっています。フィリピン,日本その他多くの国において今日,肺ガンは男性の間に見られるガンの中で最も多くの死者を出しています。そのおもな原因はたばこの習慣です。

      解明された事実から益を得る

      ガンは今なお非常に難しい病気ですが,それでも昔のようにガンすなわち死の宣告ではありません。この問題に関する文書には,「特にもし早期に発見するならば,治ゆの可能性はきわめて高い」といった言葉がよく見られます。治療法の改善を図る研究が東洋でも西洋でも進められています。日本ではガンの原因となるB型肝炎のワクチンが開発されつつあり,一方,フィリピンでは抗腫瘍成分を含むフィリピン特有の植物の研究を促進するために予算が計上されました。化学療法(化学物質を用いる療法)と免疫療法(身体の免疫系統を利用する)のさまざまな組み合わせが,放射線や手術と共に試みられ,ガンの治療と治ゆの改善が図られています。

      一方,個人や環境の役割について明らかにされた事柄も有用です。最も急速にふえているガンのあるものが,たばこを吸わず,びんろうの実をかまないだけで大方防げるのは心強いことです。子宮頸部のガンは,ほとんど,どの国においても病院で受けることのできる簡単な検査により早期に発見するならば,100パーセント治ると言われています。乳ガンでさえも,容易に覚えることのできる自己診断の方法で早期に発見できます。

      さらに,強い日光が皮膚に腫瘍をつくる場合のあることを知っておくのは有益です。また鉄分と緑黄野菜を十分にとり入れてバランスのとれた食事をすること,かびの生えた食品を避けること,毎日,風呂に入ること,加えて道徳的な清い生活を送ることは,この疫病のまんえんを防ぐことになるかもしれません。それでこのような事柄を行なって損をすることはありません。将来,ガンの研究によってどんな事柄が明らかになるとしても,これは確かです。

      言うまでもなく,ガンの数多い原因はまだ不明であり,ガンを治す奇跡的な薬や食事療法,“必ず治る治療法”はありません。それでもこの病気を避けるために適正な予防策を講ずることはでき,またそうすべきです。また警告となる初期の徴候に気をつけねばなりません。何よりも良いことにわたしたちは,人間の病すべてがやがて無くなるという神の約束によって心を強められます。キリスト・イエスによる神の支配の下で人類のこの疫病は永久になくなるのです。―啓示 21:4,5。

  • 婦人労働者が最も少ない国
    目ざめよ! 1979 | 4月22日
    • 婦人労働者が最も少ない国

      ● ヨーロッパで労働人口に婦人労働者の占める比率が最も低いのはどの国ですか。イタリアの統計によれば,この点で一位を占める国はイタリアです。労働人口に婦人が占める割合は,ベルギーの34パーセント,フランスの37パーセント,ドイツの38パーセント,英国の39パーセント,デンマークの42パーセントに比べてイタリアでは28パーセントとなっています。

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