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  • ああ,背中が痛い!
    目ざめよ! 1973 | 10月22日
    • なぜでしょうか。筋肉が弱くなって,たくましい骨格が脊柱に負担をかけるからです。運動について,整形外科医のH・P・ボーアー博士はこう言っています。「背中の痛みは十分の運動によって簡単になくなる場合が多い。固定器をつけたり,脊柱指圧療治者や外科医のところへ行かずにはいられないほどの激しい痛みも,運動によってなおることが少なくない」。

      腹部の筋肉を強くする運動を行なうなら,背中ばかりでなく,からだ全体の健康が増進するのに気づくでしょう。フェファー博士の勧める運動のなかには次のようなものがあります。

      「あおむけに寝てひざを曲げ,足の裏をぴったり床につけ,腕を胸の上で組む。そして頭と肩を床から上げ,からだを丸めて起き上がり,すわった姿勢になる。そしてまたゆっくりと寝る。

      「両足を前にまっすぐに伸ばしてすわり,腹を引っ込める。両腕を前に伸ばして足指に触れる。そのさいにからだを前後に動かす動作をする。

      「いすにすわり,手を両側にたらす。腹を引っ込めてからだを前に曲げ,頭をひざにつける。重心は常に腰の後部に置いておく。からだを持ち上げながらゆっくりと腹部の筋肉を伸ばす」。

      もとより,重要なのは運動を定期的に行なうことです。ほんとうに効果をあげたいと思えば,毎日数分の時間をそれに当てねばなりません。

      食事の問題もあります。いつもいつもバランスの欠けた食事をしているなら,健全な体組織を築き上げかつそれを常に更新させることはできないでしょう。太りすぎの場合は体重を減らす必要があります。体形を美しくするためだけに体重を減らすのではなく,健康のために体重を減らします。もし栄養を十分に取らないなら,これも背中の痛みの原因になります。

      「治療より予防」という古いことわざは,背中の痛みにも当てはめてよい十分の理由があります。背中が痛む時のための以上の提案を十分に早く実行すれば,最初から背中の痛みを防ぐことができるでしょう。整形外科医D・K・マックロイ博士は,次のように言っています。「生まれつき背中の悪い人も少しはおり,また年を取ればどこかに故障が起きるのは当然のことだが,ほとんどの背中の痛みは,賢明な生活の仕方によって避けられる種類のものである」。

  • 節度を守ることの知恵
    目ざめよ! 1973 | 10月22日
    • 節度を守ることの知恵

      飲食の面で常に節度を守る人は,ある種の病気を避けることができる。しかし,不節制のためにそうした病気がひとたび進行するならどうだろうか。肝硬変の場合を考えてみよう。この病気はアルコール飲料の飲み過ぎに帰因することが多い。しかし,肝硬変にかかった大酒家が飲酒をやめると,たいてい病状は回復に向かう。

      また,アルコール飲料を飲みすぎて,いわゆる食道性静脈瘤のできている人にも同じことが言える。食道性静脈瘤というのは,食道壁の血管に生じた静脈瘤のことをいう。それらの血管は破裂してひどい出血をきたすことがある。臨床実験の結果によると,飲酒をやめた患者の場合,静脈瘤で肥大した血管が細くなって回復に向かうことが明らかとなった。飲酒をやめた患者のうち血管が破裂した人はひとりもいなかった。しかし,飲酒を続けた人の場合には血管は広がったままでいるか,さらに肥大するかして,約半数の人は血管が破裂し,出血が生じ,死亡した。どんな時にも習慣に節度を守るのはいかにも賢明なことである。今まで習慣に節度を保ってこなかったと思う人は今から始めてはどうだろうか。

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