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聖書の真理はわたしを地獄の恐怖から解放したものみの塔 1969 | 11月1日
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御国宣教学校が開かれました。1年前に御国農場の一部が売られ,その働き人の大部分はニューヨーク市から140キロあまりの,ものみの塔農場に移りました。そしてわたしを含めて数人がブルックリンの本部に移りました。こうして,わたしは御国農場で30年間奉仕した後,ブルックリン・ベテルに帰ってきました。1965年にわたしは心臓病にかかりましたが,最近はからだもたいへんよくなり,90歳の今なお毎日午前と午後のそれぞれ2時間ずつ事務の奉仕に携わっています。
44年間のベテル奉仕を振り返り,わたしはエホバのめぐみを日ごとに感謝しています。わたしの人生にはいつも神のめぐみとあわれみがあり,わたしはちょうど詩篇作者ダビデのように感じます。そしてわたしはとこしえにエホバの家に住むつもりです。―詩 23:6。
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占いに頼ってはならないものみの塔 1969 | 11月1日
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占いに頼ってはならない
将来なにが起こるかを知りたいと思うのはだれにとっても同じです。それはただ天候に関することかも知れません。「あすトウモロコシの植付けができるだろうか」。「来週草刈りができるだろうか」。「1か月先の祭りの間,天気はどうだろう」。
将来に対する好奇心は天気の予報だけに限られていません。どこに住んでいる人でも,将来,国内または国際間に起こる事柄,経済や貿易に起こる事柄,そして自分個人や愛する者に影響のある事柄に特別の関心を払います。未来にかんする疑問の答えを占いから得ようとする人が多いのは,この強い自然の欲求によるものでしょう。
英語の「占い」(ディビネイション)ということばはラテン語の「ディバス」(「神に属する」)からきたものであり,占いによって得られた情報は神々から出たものであると信じられています。占いには,降神術的な超自然の力の助けを通して,秘事とくに未来にかんする秘事を知ることすべてが含まれます。占いは一般に,未来のできごとを知ろうとするだけで,魔術のようにそれを変えたり,支配したりしようとはしません。その点が,魔術とちがいます。
占い師の主張によると,超人間的な神々は,特定のしるしや予兆を読みかつそれを解くように訓練された者に対して,未来を啓示することができます。それは種々の方法で伝達されると彼らは言います。天体現象(恒星や惑星の位置や動き,日食や月食,流れ星),地球上の自然力(風,あらし,火),鳥獣の行為(犬のほえかた,鳥の飛び方,ヘビの動き),茶わんの中の茶の葉の形,水に浮かんだ油の輪かく,矢の落ちる方向,いけにえの動物の肝臓や肺臓や腸の外観,てのひらの線,死者の“霊”などがそれです。
このように占いの世界は非常に広いため,それは細分化され,それぞれに名称が与えられ
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