ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 悪霊は人間に働いていますか
    ものみの塔 1966 | 1月15日
    • 自分が害そうとする者の姿を粘土やろうで作り,それに針を通すなどして,人に魔法をかける魔術師を罪に定めています。このような魔術は悪霊の働きによります。

      ついで世界のどこにでも見られる占いがあります。占いは種々のしるしと超自然の悪霊の力とによって未知の,ないしは未来の事柄を知ることです。占いづえ,割った竹の長さ,殺した動物の血の流れる方角,鳥の骨,動物の内臓,ある鳥の飛び方,水晶の玉,トランプなど,うらないに利用されるものは幾百とあり,手の線を調べること,すなわち手相術,自らこうこつ状態になって予言すること,よくある夢判断なども占いです。こうした占いやしるしを求めることは聖書の教えでなく,人間をまどわす悪霊の働き,また人をあざむく教えとして聖書によりいましめられています。―テモテ前 4:1。

      星うらない

      広く行なわれているものに星うらないがあります。星うらないは星を見て物事をうらなうことで,東洋人の間では大きな力を持ってきました。星うらないに頼る人々は,結婚,仕事,政治など,また埋葬にさえ良い日と悪い日があると考えます。たとえば,前のラオス国王の遺体は埋葬に都合の良い日が来るまで1年近くも保存されました。1952年,ビルマの内閣は占星家の指示に従って5分間だけ辞職しました。1959年,選挙によるネパール最初の政府の就任式は,予定された日が占星術上,不吉な日であるとの理由で,2日間延期されました。1962年,インドの占星家は,2月の3日から5日の間に大災害,ないしは世の終わりがあると予言しました。この星の危機によってインドは金銭面だけでも35クロールルピー,約250億円を失ったと見積られています。またシキムでは,インドの君侯の息子と,以前のニューヨーク社交界の花形ホープ・クークとの結婚が占星家のすすめによって1963年までのばされました。

      聖書が明白に示す通り,星占いを含めすべての占いはエホバ神に是認されず,無益であり,災やくをさえ招きます。占星術を始めた古代バビロニア人に起きたことがそれをよく示しています。魔術やまじないなどと同じく,占星術も古代バビロンに始まりました。しかし,バビロンは占星術に救われましたか。バビロンがメデア人とペルシャ人に倒される200年も前に,聖書はこの問いに答え,占星家が無用であり,バビロンを救い得ぬことを示していました。「あなたが若い時から勤め行ったあなたの魔法と,多くの魔術とをもって立ちむかってみよ,あるいは成功するかもしれない,あるいは敵を恐れさせるかもしれない。あなたは多くの計りごとによってうみ疲れた。かの天を分かつ者,星を見る者,新月によって,あなたに臨む事を告げる者を立ちあがらせて,あなたを救わせてみよ。見よ,彼らはわらのようになって,火に焼き滅ぼされ,自分の身を炎の勢いから,救い出すことができない。その火は身を暖める炭火ではない。またその前にすわるべき火でもない」。―イザヤ 47:12-14。

      メデア人とペルシャ人の侵略を受けた時,バビロンの占星家は全く役立ちませんでした。紀元前539年,バビロンがペルシャ人クロスの手におちる数時間前,エホバ神は王宮の壁に不思議な文字を書き表わされました。王は自分に仕える賢人と占星家のすべてを呼んで,その文字の意味を解かせようとしました。しかしその者たちは,「文字を読むことができず,またその解き明かしを王に示すことができ」ませんでした。

      その文字の意味を解き,「神があなたの治世を数えて,これをその終りに至らせた」と説明したのは,天体を崇拝していた者ではなく,天体の創造者を崇拝していた者でした。バビロンは倒れ,その占星家は王と王国だけでなく,自分自身をさえ救えませんでした。占星術が生まれ,それが盛んに行なわれた国でのこの出来事に見られる通り,占星術によっては何をも知り得ず,また星占いは役に立ちません。占星術はこれに頼る人のわなとなるだけでなく,悪霊が人類をまどわす手段の一つです。―ダニエル 5:1-31。

      聖書に従って悪霊に立ち向かいなさい

      それでは,どうすれば悪霊の働きから身を守ることができますか。まず,星占いを初めすべての占い,夢その他に縁起を見ること,霊媒に物を問うことなど,神の嫌われる事柄として聖書がいましめるものと一切の関係を絶ちなさい。魔術やまじないをする者にかかわってはなりません。こうした悪霊崇拝から完全に離れていなさい。

      悪霊は人類の多くをまどわしていますが,エホバ神を崇拝する人々は「悪しき者の配下」にありません。聖書は,「悪魔に立ちむかいなさい。そうすれば,彼はあなたがたから逃げ去るであろう」と述べています。(ヤコブ 4:7)悪魔に立ち向かうため,神がそなえられる霊のよろいを身にまといなさい。「悪魔の策略に対抗して立ちうるために,神の武具で身を固めなさい」。そのためには,エホバ神に信仰を持ち,天の御国によって悪魔と悪霊を滅ぼし,地上の楽園で永遠の命を可能にされるエホバ神の目的について知らねばなりません。神はまた,悪霊に対する戦いの助けとして,「御霊の剣,すなわち神の言」,聖書をも与えておられます。―エペソ 6:11-18。

      それゆえ,悪霊の力から離れなさい。悪霊崇拝の習慣を捨て,他の人々が同じことをするのを助けるため,聖書を使いなさい。悪霊に対する恐れにとらわれ,無意味なくぎ,小屋,星うらない,魔術などに頼る人々の仲間となってはなりません。悪魔と悪霊に立ち向かうために,神が与えられる霊の武器を身につけなさい。神のみ子による聖書の真理を知る人々の,輝くような自由にはいりなさい。「真理は,あなたがたに自由を得させるで」しょう。―ヨハネ 8:32。

  • 無力な偶像
    ものみの塔 1966 | 1月15日
    • 無力な偶像

      ◆ 南米のボリビアを旅行すると,偶像崇拝がさかんに行なわれていることに気づきます。これはスペインの征服者がこの土地に定住した時,カトリック教会によって導入されたものです。大小を問わず,これら生命のない無力な神々は幾世紀にもわたって人々を失望させて来ました。これら多くの偶像は宗教建造物だけでなく,カトリック信者の家庭にも見られます。一人の男の人はカトリックの偶像を20も持っていました。そこでその人の息子は真理の知識を学んだ時,偶像に関する聖書の教えを父親に説明したのです。息子の説明を聞き偶像崇拝の愚かさを認めた父親は,ある日,息子に家の鍵を渡し,家から偶像を取り出し,みなこわすようにと言いました。息子はその通りにしました。父親は,偶像が粉々にされても自分を守る事が出来ないのを見て,息子が自分に話していた事が真理であると確信しました。「楽園」の本を学び,御国会館の集会にも出席した父親は,エホバと真理に喜びながら,生涯を閉じました。死ぬ前に父親は,やりかけた良いわざを続け,エホバの御心を忠実に行なうようにと息子を励ましました。父親は死者の復活に希望を持ち,新しい秩序で息子に会う事を望んでいました。息子は宣数の面で引き続きよい進歩を見せています。現在,ある会衆の一つのしもべの役を持っている彼は,特別開拓奉仕を望んでいることを支部事務所に知らせて来ました。

      これからわかるように,偶像の前にひざまずいていた人も,神のことばの真理によって自由にされたのです。―エホバの証人の年鑑から

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする