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    ものみの塔 1975 | 2月15日
    • ● 既婚者が自分の配偶者に対してみだらな行為をする場合,それをされたほうの配偶者にとってそれは,離婚できる聖書的根拠となりますか。

      結婚関係内におけるみだらな行為が,聖書の許す離婚の根拠となる場合はあります。もちろん聖書は離婚を勧めてもいなければ,潔白なほうの配偶者に,姦淫を行なう配偶者,またはひどい性倒錯の配偶者を離婚するよう命じてもいません。

      離婚についてイエス・キリストは,「だれでも,淫行以外の理由で妻を離婚して別の女と結婚する者は,姦淫を犯すのです」と言われました。(マタイ 19:9)「妻を離婚する者はみな,それが淫行のゆえでないならば,彼女を姦淫にさらすのであり,離婚された女と結婚する者はだれでも姦淫を犯すことになるのです」― マタイ 5:32。

      このように,「淫行」は離婚の唯一の根拠として述べられています。イエスのことばは共通ギリシャ語で記録されていますが,この共通ギリシャ語における「淫行」という語は「ポルネイア」で,口腔交接や,肛門交接などを含め,売春宿などで行なわれているかもしれない,あらゆる形の不道徳な性関係を示します。

      離婚に関するイエスのことばは,「淫行」すなわちポルネイアが,だれを相手に行なわれるものであるかを明示せず,問題を未決定のまま残しています。結婚関係内の性倒錯もポルネイアに含まれると考えてまちがいないことは,妻に不自然な性関係を強いる夫は事実上妻を「卑劣な目的に使う」,あるいは妻を「汚す」ものである,という点から理解できます。この行為によって夫はポルネイアの罪を持つ者となります。なぜなら,類語のギリシャ語の動詞ポルネウオーは,「卑劣な目的に使う,汚す」という意味を持つからです。

      したがって,既婚者のその配偶者に対するみだらな行為が,離婚の聖書的根拠となる事態は生じ得ます。たとえば,妻は,売春宿で行なわれるような道をはずれた行為を夫が強制するのを防ぐために,自分にできることを行なうかもしれません。しかし,夫のほうが力が強いために妻に勝ち,倒錯した性のために妻を用いるかもしれません。それでクリスチャンの妻は,再びそのように悪用されないよう,離婚を決意するかもしれません。その場合彼女は,離婚を決意した真の理由がポルネイアであることを会衆に対して証明し,しかるのち,国の裁判所が離婚の理由として受け入れる事柄のうちなんでも,実際にある事柄を理由にして,正式な離婚の手続きを進めることができます。

      一方,もし夫と妻の双方が賛成のうえでみだらな行為を行なった場合は,どちらの配偶者も,ポルネイアを離婚の聖書的理由として主張する根拠を持ちません。なぜなら,どちらも潔白ではなく,ポルネイアの罪のある配偶者から自由になることを求めているのではないからです。夫婦双方に罪があります。そのようなケースは,もし会衆の長老たちの前に持ち出されたなら,他の重大な悪行と同様の扱いを受けるでしょう。

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    ものみの塔 1975 | 2月15日
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