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  • 今,良い名を得てください!
    ものみの塔 1981 | 5月15日
    • いたいと考え,イエスを引き留めようとした時,イエスはこう語られました。「わたしはほかの都市にも神の王国の良いたよりを宣明しなければなりません。わたしはそのために遣わされたからです」。群衆が霊的に「痛めつけられ,ほうり出されて」いるのを見て,イエスは『彼らを哀れに思われました。彼らが羊飼いのいない羊のようであったからです。そして,彼らに多くのことを教え始められました』。(ルカ 4:43。マタイ 9:36。マルコ 6:34)イエスは「行って,『天の王国は近づいた』と宣べ伝えなさい」という指示を与えてから,使徒たちを宣べ伝える業に遣わされました。―マタイ 10:7,8。

      20 今わたしたちは,このサタンの体制の危機的な終わりの日に住んでいます。『残された時は少なくなっています』。「良いたより」を告げ知らせることは緊急な問題です。(コリント第一 7:29; 9:16)今は,『王国のこの良いたよりが,終わりが来る前に,人の住む全地で宣べ伝えられる』と予告されていた時です。(マタイ 24:14)この邪悪な体制に終わりをもたらすエホバの時がいつになろうと,次のことを片時も忘れてはなりません。命がある今こそ,予想できない死が臨む前の今こそ,「良いたより」を宣べ伝える業にあずかり,神のみ前に良い名を得るべき時なのです。

  • 読者からの質問
    ものみの塔 1981 | 5月15日
    • 読者からの質問

      ● 会衆の監督は「ひとりの妻の夫」でなければならない,とパウロは述べています。どんなクリスチャンにも重婚や一夫多妻は許されていないのに,パウロはなぜ監督の資格としてこの点を挙げているのでしょうか。

      テモテ第一 3章2節で,使徒パウロは,『したがって,監督は,とがめられるところのない人で,ひとりの妻の夫であり,習慣に節度を守……る人であるべきです』と記しています。「ひとりの妻の夫」という表現は,当人が性的な悪行に関して少しも後ろ暗いところがなく,結婚に関するクリスチャンの基準の模範になっていなければならないことを意味しています。

      イエスはご自分の弟子たちに神の最初の結婚の取決め,すなわち一夫一婦制を固守するよう指示されました。(マタイ 19:5,6)ですから,一夫多妻をやめなければ,だれもクリスチャンとしてバプテスマを受けることはできません。それでも,パウロが長老たちに関してこの点を強調したのはふさわしいことでした。ユダヤ人の間では一夫多妻が認められており,キリスト教が広まってゆく国々には一夫多妻が広く見られるかもしれなかったからです。会衆に交わる新しい人は,長老たちの模範から,クリスチャンの間で認められている取決めは一夫多妻ではなく一夫一婦制であることを悟れるようでなければなりません。

      しかし,「ひとりの妻の夫」という言回しはさらに多くを示唆しているとも考えられます。当時,道徳の緩んだ世相を反映して,離婚や再婚が手軽にまたひんぱんに行なわれていました。

      「ギリシャおよびローマの法律はいずれも,買収さえすれば容易に離婚できるようになっていたので,夫婦が別居し,互いが生きている間に他の人と結婚するのはごく普通のことであった。それゆえ,ひとりの人に生きている妻が三,四人いるという場合もあった。いやむしろ,いずれも次々にその人の妻となったことのある女性と言った方がよいかもしれない」。(コニーベアラーとホーソン共著,「聖パウロの生涯と手紙」)クリスチャンはそうであってはなりませんでした。配偶者が「淫行」(ゆゆしい性的な不道徳)を犯した場合にのみ,その人には離婚して別の人と結婚する自由がありました。(マタイ 5:32; 19:9)「ひとりの妻の夫」という資格は,聖書的な根拠なしに妻と離婚し,その後再婚したような人ではないという点で長老たちが模範を示すことを意味しています。

      学者たちの中には,テモテ第一 3章2節を長老は絶対に再婚できないという意味に理解している人もいます。しかし,すでにイエスが述べておられた事柄およびパウロがほかのところで書いている事柄の示すところによれば,再婚そのものは間違った行為ではありません。ですからそのために人がとがめのある者となり,会衆で長老として奉仕する資格を失うことはありません。やもめ(そして論理的に言って男やもめ)が情欲に燃えたり,何もしないでいて人のことに手出ししたりするよりは結婚した方がよい,とパウロが書いていることを思い起こすとよいでしょう。―コリント第一 7:8,9,36-39。テモテ第一 5:13,14。

      長老が「ひとりの妻の夫」であることは,重婚や姦淫に関しても潔白であるという考えをも伝えるものです。長老はその結婚生活において道徳的にとがめられるところ

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