ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 世界展望
    目ざめよ! 1982 | 9月22日
    • 紙の報道によると,ウクライナ地方の豚,鶏,牛は人間用のパンや穀物を食べている。なぜだろうか。飼料用の穀物の価格が高いのに対し,パンの価格が政府によって安く保たれているからである。したがって,個人の狭い土地で幾ばくかの家畜を飼うことを許されている村人たちは,動物用飼料ではなく,パンを用いて家畜を養うという方法を採っている。ソ連政府はこの習慣に歯止めを掛けるため,そのようにする人々に対する取締りを強化する命令を出したと言われ,投獄を含めた重い罰が科されている。それに加えソ連政府は,個人で購入できるパンを2㌔に制限した。ソ連は今年,4,300万㌧という記録的な量の穀物を輸入する見込みであるが,それでも,3年連続の不作によって生じた不足量を補うことができない。

      コンピューターによる「悪夢」

      ● 仕事をコンピューター化するだけでも難しい問題の付きまとうことが多いが,パプア・ニューギニア銀行の銀行業務をコンピューター化する作業に携わった人にとっては,それが「悪夢」となった。オークランド・スター紙の報告によると,最初に直面したのは言語の問題であった。ニューギニアでは700以上の言語が用いられている。コンピューターのプログラムを組むに当たってどの言語を用いるかという問題は,住民のほとんどが,「ドイツ語混じりのピジン英語に関する知識を[持ち],それを実際に読み書きできる」ことが調査の結果明らかになって,解決された。次に,同一の言語を話す部族内の人々すべてが資産を共有するという「一言語文化」の問題があった。その問題が解決された後には,「いつでも好きな時に自分の名を変えることができる」この土地の習慣によって,様々な問題が発生した。その解決策としては,名前と番号を組み合わせて預金を扱い,コンピューターに対しては口座番号をそのままにして名前を自由に変えられる機能を付与することになった。

      オリエント急行が復活

      ● 値段の安い空の旅に押されて1977年に営業を停止した有名なオリエント急行が,今復活しつつある。ニューヨーク・タイムズ紙の報道によると,ロンドン,パリ,ベニスを結ぶ路線を,2本の別々の列車が週に3回運行するという。片道550㌦(約12万6,500円)の料金で,乗客たちは以前の華麗さをそのままそっくり再現した約35両の列車に乗り,ヨーロッパを24時間で横断する旅を始めることができる。昔流の優雅な旅ができるこの列車に乗るためには,完全予約が必要とされる。ドイツの最高司令部が1918年に降伏したのは,オリエント急行ナンバー2419の列車の中であった。ヒトラーは1940年に,同じ列車の同じ場所で,敗走したフランスの将軍を降伏させることにより復しゅうを試みた。

      略奪に遭うパリ

      ● パリに住む人は,世界の他の首都に住む人より強盗の被害者になる確率が高い,とロンドンのサンデー・テレグラフ紙は述べている。1980年には,パリ市民1,000人につき25人が強盗の被害に遭ったが,ニューヨークでは22人,ロンドンでは17人,東京では4人が被害に遭っている。しかし国全体の平均はこれと異なっており,フランスは,1,000人につき5人の犠牲者で7位である。一方,英国は11人,ドイツは12人,そして首位の米国は15人である。

      「焦点の定まらないキリスト教」

      ● カナダ,レスブリッジ大学のレジナルド・ビビー教授は,ほとんどのカナダ人は「人生の意味に対する答えをもはや宗教には求めない」と述べている。ところが90%の人々は「調査員に対し,キリスト教に入っている」と主張する。トロントのスター紙によると,同教授が最近行なった,カナダにおける宗教の趨勢に関する研究は,全住民の大半が「仕事,家族,健康,お金など,生き延びるための問題に日々注意を集中している」ことを示している。ビビーはそれを,「焦点の定まらないキリスト教」と呼び,それはカナダ人の大部分を「生と死の意味に関する答えを与えぬまま」放置してきた,と述べている。一方同教授の研究はカナダ人の大部分が,「占星術,超感覚的知覚,読心術,予知能力などの“超自然的”現象に心を奪われたり,それらを信じたりしている」ことを明らかにした。

      帆船に逆戻り?

      ● 新愛徳丸は,初めてエンジンと帆を併用した現代的貨物船である。1年間にわたる実験を終え,この船の所有者は,コンピューターで操作する帆を2枚しか使わなかったので燃料費が10%節約されたと述べている。それに加え,この船は荒海でも非常に順調に航行できたと報告されている。ロンドンのフィナンシャル・タイムズ紙に述べられている通り,このアイデアが最初に紹介されたとき,「関係した産業界では,あまり深入りしてはならないという反応が大勢を占めていた」。ところが今では,帆を備えたあらゆる種類の船に関して,数多くの船主から問い合わせがきているという。

      犯罪は犬まで狂わす

      ● 犬がかみ付くことは犯罪ではないが,米国ではそのことが増大する犯罪発生率の指標となっている。どうしてそう言えるのだろうか。アメリカ・メディカル・ニューズ紙はこう説明している。「犯罪発生率が高くなってくると,大型犬,それも時にはどう猛な大型犬を飼ったり借りたりして自分たちの家族や財産を犯罪から守ろうとする人が増えてくる」。問題となっているのは,家族で飼っている犬に子供たちがよくかまれ,ひんぱんに被害を受けていることである。小児科医による調査で,「4歳以下の子供の90%は,両親の在宅中に,家で犬にかまれた」ことが判明した。

      「成人向きの」音楽

      ● 米国カリフォルニア州のパサデナにある一放送局は,専らわいせつがかった歌を歌うグループの音楽をよく放送している。ところがその放送局から若い男性の同性愛の傾向を扱った歌が放送されたため,その放送局にピケが張られた。AP通信の報道によると,同放送局の聴取者たちは,いつも放送される他の音楽の方がはるかにわいせつがかっているのに,比較的穏健とみなせる歌に対して抗議行動が行なわれたことに失笑しているという。AP通信はこう述べている。「物議をかもしている音楽の分野で新しいことは,それが存在するということよりも,ここ一,二年のうちに,そうした音楽が大手のレコード会社によって広く受け入れられるようになっていることだ。……ロック音楽の歌詞はわいせつであるとの訴えを事実上受けることはない。それらは連邦通信委員会によって芸術的表現とみなされており,そのゆえに連邦憲法修正第一条で保護されているからである」。

      『迫害されている』のではない?

      ● 中国のカトリック教徒は最近声明を発表し,中国のカトリック教徒が現在迫害されていると主張した法王ヨハネ・パウロ2世を非難した。彼らはそれを「偽りの証言に基づいた悪質な中傷」と呼び,もし法王が「その偽りの証言と非難を」やめないなら,自分たちとしては「反撃に出る」つもりであると述べている。ニューヨーク・タイムズ紙によると,法王は「中国のカトリック教徒の状況を,初期クリスチャンに対する迫害と比較し」,彼らのために祈りをささげるよう訴えた。中国政府の承認する三つのカトリック団体を代表して発表された中国側の声明は,中国のカトリック教徒全員の見解を代表すると主張している。その声明は,自分たちが近年享受している自由について述べ,その自由によって自分たちは200以上の教会を復興し,より自由に崇拝が行なえるようになったと指摘している。「中国のカトリック教徒は,もしバチカンのジャーナリズムがあまりに強気だと,この自由が脅かされるかもしれないという心配を抱いている」と,タイムズ紙は述べている。こうした自由の大半は,政府の政策を支持し,バチカンに従うことを拒んだことから得られたものである。

  • 死 ― どこに通じる戸口?
    目ざめよ! 1982 | 9月22日
    • 死 ― どこに通じる戸口?

      人は死ぬとどうなるのでしょうか。死は別の命へ通じる戸口を開くのでしょうか。

      「今ある命がすべてですか」と題する本に記されている信頼の置ける答えをお読みください。「死者はあなたの助けを必要としていますか」,「死者と話すことができますか」といった章は啓発的なものだとお感じになるでしょう。わずか300円のご寄付で,192ページのこの本をお求めになれます。郵送料は発行者が負担いたします。

      寄付として300円分の切手を同封します。堅表紙の本,「今ある命がすべてですか」を送ってください。

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする