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  • 信教の自由は勝利を得る
    目ざめよ! 1977 | 11月22日
    • した科学者や,特に増血剤としてそれを快く使用する医師に感謝しています。オタビオ・コヘイヤは,食塩水,乳酸リンゲル液,ヘマセル,デキストラン,PVPなどの血漿増量剤を使用できることを外科医に話しました。

      狂信的ではなく確固としている

      この簡単な考察は,次の点を強調しています。エホバの証人は狂信的ではなく,血の使用に関する彼らの信念は,決して間違うことのない神の言葉にしっかりと根ざすものなのです。自分の命が危険にさらされても,エホバの証人はみ言葉によって訓練されたクリスチャン良心に従うことを絶対に重要視します。さらに,医師や科学者の努力が,「血を避けるよう」にというクリスチャンに対する聖書の要求に反するものでない限り,エホバの証人はそうした努力に感謝します。―使徒 15:20,29。

      それでもエホバの証人は,全能の神とそのみ言葉に従うよう固く決意しています。それで,今後も引き続き血を避けるでしょう。また,信教の自由を守るため,たゆまず努力してゆくでしょう。そのため,真のクリスチャンであるエホバの証人は,『敬神の専念を全うし,まじめさを保ちつつ,平穏で静かな生活をしてゆくため,王たちや高い地位にあるすべての人びとについて』祈るようにという,聖書の助言に従ってゆきます。―テモテ第一 2:1-5。

  • “海での常識”― ボートに乗るときの知恵
    目ざめよ! 1977 | 11月22日
    • “海での常識”― ボートに乗るときの知恵

      ニュージーランドの「目ざめよ!」通信員

      “ボート沈没後乗り手行方不明”“クック海峡で行方不明”“警備艇,ヨットを救助”“良い子六人が死亡,悲しみの涙に暮れる町”“救命胴衣なしで水中に11時間。男の人救助される”“祭日の水死者14名”

      これらの見出しは,1975年12月中旬から翌1976年1月中旬にかけて,ニュージーランドのオークランド市の新聞に掲載されたものです。これらはいずれも,ニュージーランド北島付近の海や水路でレクリエーションを楽しんでいた人々の身に起きた悲劇です。

      遊びのためにせよ,利益を得るためにせよ,人が人知によって,あるいはその知識さえ持たずに,海と対決するところでは世界中どこでも,こうした悲しい報道が繰り返されることでしょう。

      近年,ボート遊びの人気が頂点に達し,多数の初心者がボートに関心を抱くようになりました。しかし,当局者の最も厳しい検査に合格し,資格ある職業船員の乗り組んだ船でさえ,あらしその他で海難事故に遭い,死者を出すことが少なくない,という事実を十分銘記しておくべきです。

      港,河川および湖に隣接する都市

      人口の集中する大都市の大半は,港や河川,湖の近くにあります。人口80万人に近いオークランド市もそのような都市の一つです。同市は,二つの大きな港にはさまれた地峡に位置しています。西側の港はタスマン海に面しており,東側の港は太平洋からの入口となっています。これら二つの水路の間だけでも,海岸線は610㌔に達します。その他にも,小型船で容易に行ける港や河川,離島,入り江がたくさんあります。こうした環境と穏やかな気候が相まって,南太平洋のこの都市は,水上活動の盛んなところとなりました。

      この付近だけでなく,ニュージーランド全域が長い海岸線と多数の河川や湖を有しているため,水の事故の犠牲者が年々増加しています。1975年の水死者は130人を上回りました。今年は水に入る際に十分注意するよう,水難防止協議会は人々に呼びかけています。また,ニュージーランド民間沿岸警備隊も,「小型のボートに乗っている人に最も必要なのは健全な恐れの気持ちであろう」と忠告しました。

      「船員としての当然の行為」つまり常識

      国際協定によって,海洋国は海上衝突予防国際法を遵守しています。同法には,信号用の燈火や形象の装備義務,“操舵・帆走規則”,および遭難信号などが定められています。この規則の冒頭には,外洋とそれに通ずる水域を航行する全船舶が同規則の適用を受けると明記されています。ですから,いかなる種類の小船舶であれ,それを操舵する人は,少なくともこの規則の内容に通じていなければなりません。しかし,その中でも特に重要なのは次に掲げる第二項です。「当規則のいかなる点も,これらの規則を無視したり,船員としての当然の行為に不注意であったり,特別の状況のもとで注意を怠ったりした結果として生じる事態の責任を,船舶やその所有者,もしくは船長や乗組員から免除するものではない」。

      「船員としての当然の行為」の意味を明確にするのに,過不足なくもぴったり当てはまるのは常識という言葉です。同規則に書かれている,責任を免除されないという表現は,免許証や許可証の取り消し,あるいは,罰金や懲役刑を意味することさえあるでしょう。各地の当局者の中には,条例や法令に違反した一般のレジャーボートの所有者に罰金や罰則を課すところがあります。しかし,「船員としての当然の行為」を守らなかったり,不注意であったり,常識的な事前の注意を怠ったりして,人命を損なったような場合,その船の所有者はどうなりますか。たとえ,法がその人を許しても,当人の良心は自分を決して許さないでしょう。

      基本10則

      ニュージーランドで発行された,「おーい船長さん」と題する小冊子は,安全なボート遊びのための黄金律として次の10項目を挙げています。(1)気象に注意する,(2)定員オーバーをしない,(3)救命胴衣を含む必要装備が整っていることを確認する,(4)エンジンの調子を100%信頼できるよう整えておく,(5)衝突防止規則や条例に精通している,(6)見張りを怠らない,(7)救難信号を知っている,(8)火の用心,(9)飲酒をしたら船に乗らない,(10)出発前に航海の目的を陸上のだれかに告げておく。

      初めての航海であれ,101回目の航海であれ,船出の際に経験を軽視してはなりません。また経験といっても,車を運転する場合と同じ意味で考えてもなりません。というのは,どんなに短い航海であっても,船の旅はそれぞれ大きく異なるからです。

      水路は常に穏やかであるとはかぎりません。立ち止まって方角を尋ねることはできないでしょう。エンジンが故障しても,道端に寄って救援を待つようなことはできません。水路を航行する船舶の大きさも長さ1㍍そこそこから300㍍を超えるものまでさまざまです。これらの船舶は,狭い水域で,漁をしたり,しゅんせつ作業をしたり,やっとのことで航行したりしているかもしれません。えい航されている船もあれば,係留中の船も,またいかりをおろそうとしている船もあります。“船長の指揮下にない”船もありますし,動力

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