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  • 英国の経済回復にどんな希望があるか
    目ざめよ! 1974 | 7月22日
    • を解決して,全面操業再開への道を開くことでした。前政府の所得政策から解放された結果,石炭局と炭坑労働組合との話し合いは二日で決着を見ました。炭坑夫はその要求のほとんどを獲得しました。3月8日の深夜を期して週三日制の操業は終わり,全英国民は安どの息をつきました。

      今後の展望

      この選挙によって何が成し遂げられましたか。英国経済の病状を急速にいやす道が今や開かれましたか。おおかたの観測者はこれを否定します。選挙民はヒース氏の政策を明確に退けました。一方,ウイルソン氏に対して信任を与えたわけでもありません。全投票者の20%に当たる600万人以上は自由党を支持し,二大政党のどちらにもすでに幻滅を感じていることを示しました。

      ヨーロッパの他の国々もこの結果に当惑の色を示しています。「今日の事態を乗り切るには国民に犠牲を要求することが必要であるが,多数党とはいえ過半数を持たない政府にはそれができない」と,パリのフィガロ紙は述べました。「これ以上に悪い結果はまずない」。これは,ドイツのフランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトング紙の論評です。イタリアのイル・ギオルノ紙は,「英国のなぞのものうさ」は今や経済面だけでなく,国の機構全体に及んでいる,と言明しました。

      英国の新聞論調も前途を陰うつなものと見ています。デーリー・エキスプレス紙はこう述べました。「今日からだれが英国を指導するように選ばれるとしても,その者は自分の成功をほんの数時間味わうにすぎない。……その人が直面するものは,戦前には例を見なかった数々の難問である」。サンデー・テレグラフ紙も経済上の暗い前途を予測しています。同紙はこう述べました。「一つのことに異論はない。すなわち,すべての党が英国経済の絶望的な窮状を訴え,耐乏と全体的な犠牲を強調した点である」。

      英国が絶望的な経済問題をかかえているとはいえ,これは英国だけの問題ではありません。同様の問題は世界の多くの国に見られます。政治家や経済学者は真剣な努力をするとしても,問題の解決はそうした人々の手にはありません。今日の世界の乗り越えがたい諸問題は,イエス・キリストによりずっと以前に予告されていました。イエスは,諸国民が『逃げ道を知らず』,「人の住む地に臨もうとする事がらへの恐れと予想から気を失(う)」であろうと語りました。(ルカ 21:25,26)しかし,聖書は,逃れ出る道をはっきり示しています。あなたが,経済その他の面での危機の終わりを願い求めるかたでしたら,どうか,聖書に見いだされる導きのことばをよりどころとしてください。

  • 神のことばは麻薬の習慣から離れるのを助ける
    目ざめよ! 1974 | 7月22日
    • 神のことばは麻薬の習慣から離れるのを助ける

      ある若者は,次のように話しています。「わたしは高等学校を卒業してまもなく麻薬を使いはじめ,短時日の間に麻薬を使ういろいろな場面に深く巻き込まれるようになりました。LSDによる“陶酔”状態を幾日も,時には幾週間も続けたことがあります。麻薬類の販売にも関係し,しばらくの間はそれを自分の生活の手段とさえしました。その後,不潔な注射針を使ったために肝炎にかかり,それが治るまでにほとんど一年かかりました。その間にわたしは“白呪術”の勉強も始めました。

      「その後,わたしは道でひとりのエホバの証人に会い,その人といろいろ話しはじめました。彼が以前,人生について自分と同じような考え方をしていたことを知っていたからです。ただ聖書の中にだけほんとうの意味での真理を見いだした,と彼は言いました。それでわたしは,そのことについてもう少し話し合うことに同意しました。

      「何度か会っているうちに,彼は,わたしの歩みが,神に近づくどころか,いかに神から離れてゆくものであるかを聖書から示してくれました。正直な気持ちになるとき,わたしの行なうべきことは,聖書を調べてみることしかありませんでした。最初に,それがほんとうに神のことばであるかどうかを確かめ,ついで,エホバに喜ばれることは何かを知ってそれを行なうことでした」。

      今,この青年は,麻薬を乱用する習慣から全く離れたこと,そして,聖書に基づく確かな希望を得たことを深く喜んでいます。

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