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    目ざめよ! 1983 | 4月8日
    • 4億7,000万人のうち成人の文盲が1億5,600万人いるものと推定されている。ニュー・ナイジェリアン紙に載ったある記事によると,アフリカで最も文盲率が低い国はタンザニアで,79%の人々が読み書きができる。ケニアの非文盲率は45%,コートジボアールは20%,セネガルは10%である。農村部の非文盲率が24%のナイジェリアは,文盲を根絶するための10年計画を発表した。

      「神秘的雰囲気」の漂う氷

      ● 横浜の酒場のひいき筋は飲み物を冷たくするため,2,000年の古さをもつグリーンランドの氷河の氷を用いている。今流行のこの氷は,1㌔当たり約1,880円で,今年1年で20ないし30㌧はさばけるだろうと日本の輸入業者は踏んでいる。朝日イブニング・ニューズ紙はこう報じている。「輸入業者の話によると,顧客はグリーンランドの氷にすると酒の味が良くなると考えているため,この輸入品の周りには神秘的な雰囲気が漂い始めた」。その上この氷は「二日酔いを妨ぐ」とまで言う人がいる。

      エジプトのネズミ戦争

      ● エジプトの政府当局は,作物の収穫を脅かし,人間や動物を襲うネズミの大群に対する戦いを繰り広げる決定を下した。この運動の推進と監督に当たる約5万人の専門家が動員された。ネズミは1967年にスエズ運河地域で生じたイスラエル-エジプト戦争の後,侵入し始めたが,今では,荒廃した町々にネズミの大群が住み着いている。

      スウェーデンにおける女性の司祭職

      ● スウェーデン国立教会協議会は,今後は女性の司祭を完全に受け入れる人でなければ僧職者としての誓いを行なえないとの決定を下した。同協議会の大多数は,男性も女性も全く同等の資格で司祭として仕えることができるという考えに同意した。エーテボリ市の司教ベティル・エルトナーは,多数意見に従うことこそ,スウェーデン教会内に気を散らす問題が起きるのを避ける唯一の方法であると語った。

      贈り物が「ただ」になるのはいつ?

      ● 「昔から水不足に苦しんできた第三世界の国々に,西側諸国は無料の贈り物として様々な種類のポンプを数多く提供してきた」と,コロンボのセイロン・デーリー・ニューズ紙は述べている。ところが,「二,三年もするとそのポンプの半数以上がきまって壊れてしまう」。そのころまでにはこの装置は必需品とみなされており,「それらのポンプの機能を維持するため,彼らは製造業者のなすがままになり,予備品や技術的なサービスのために数少ない外国為替を使わなければならない」と,この記事は不満を述べている。「この贈り物は明らかに予備品を買うことと結び付けられている」。

      結婚には反対

      ● ヨーロッパ共同市場に属する10か国で生まれた私生児の数は,1960年以来約70%増加した。20年前,庶出の子供は22人に一人だけだったが,それが今では13人に一人になっている。その筆頭に挙がっているのはデンマークで,この国では3人の子供のうち一人が結婚していない親から生まれている。これに英国,フランス,ドイツ連邦共和国が続く。ベルギーとギリシャの私生児の数が最も少ない。ドイツのブレーメル・ナッハリヒテン紙は,庶出の子供が増えているということは「結婚からの解放」を志向する傾向が強まっていることを意味すると述べる,人口問題の専門家,H・ユルゲンスの言葉を引用している。神から与えられた結婚をこのように退けることによって無数の子供が被害を受けていることについては全く触れられていない。

      駐車違反者をつつく

      ● 自動車の持ち主が,駐車違反を知らせる注意書きや札を無視し,罰金を払わない国は多い。日本の六大都市の警察は,人々を交番にやって来させ,罰金を払わせるために,ある装置の実用化に踏み切った。硬い鉄製の輪が車のドアかサイドミラーに取り付けられ,鍵で固定される。違反者が罰金を払うと,その輪に付いている鍵が開けられ,その輪は取り除かれる。自分が駐車違反者であることを示す自動表示器を取り外すために,自動車の所有者は罰金を払わざるを得なくなる。駐車に関する規則を守り,罰金を払わずに済めば,それに越したことはない。

      2万2,000人の警察官が法律を破る

      ● インドのボンベイでは,最近2万2,000人近くの警察官が,昇給と手当てがないことに不満を抱いて暴動を起こした。1日中続いたこの狂暴な行為によって少なくとも4人が死亡し,多数の人々が負傷した。幾百台もの車が焼かれ,窓ガラスが壊され,幾つもの商店が略奪されたが,この暴動を指導したのは不満やるかたない警察官たちであった。通勤列車は投石を受け,運転休止をやむなくされた。約1,000人の政府軍と,ストライキに参加しない警察の幹部たち8,000人が協力して秩序を回復しなければならないはめになった。

      砂漠の侵蝕

      ● 土地がサハラ砂漠に奪われてしまったため,ナイジェリア北東部の幾千人もの人々が隣接地域に移住した。1970年代の干ばつと,薪用に樹木を伐採したためにこの事態が生じた。すでにナイジェリアの広大な陸地の12%(125万㌶)が失われており,植樹とかんがいの計画もこの砂漠の侵蝕を阻止できなかった。同様の状況はサハラ砂漠の北部地帯でも見られ,そこではエジプト・リビア・チュニジア・アルジェリア・モロッコが産出的な土地を毎年合計10万㌶失っている。全世界で6億人の人々が「進出する砂漠の陰のもとで」生活しているため,メキシコのソノラン砂漠から取り寄せたホホバの木を広範囲に植えることを含め,様々な他の計画が試みられている。

      酸性霧

      ● 米国カリフォルニア州のロサンゼルスは,“スモッグ”と呼ばれる深刻な公害で昔から有名だが,酸性雨もよく降る。カリフォルニア工科大学の環境技師たちはロサンゼルスの霧を6か月間調べ,その霧はスモッグや酸性雨よりも危険度が高いと述べている。この霧は雨より酸度が強く,レモンジュースほど刺激の強いことがあると言われており,「サイエンス 82」誌によると,「地表近くにいつまでも残り,人や植物や車や建物に被害を与える」。酸性雨は主に,雨が流れ込む湖の生物に害を与える。1952年に五日間続いたあの忌まわしい「殺人霧」で死亡した1万2,000人は,酸性霧の犠牲者だったのではないか,と研究者の一人は述べている。幸いにも,ロサンゼルスの霧は太陽がいつも数時間のうちに消散させてしまう。

      遅々として進まぬ,メートル法への切り換え

      ● 米国議会をメートル法変換法が通過したのは7年前のことである。この法律は,世界の他のほとんどの人が用いるメートル法による度量衡の採用を市民に強制したものではないが,「確実に説得力を持つもの」として意図された。結果はどんなものだろうか。「メートル法に切り換えようとする官庁や民間会社の試みは,一様に成功したわけではない」と,アメリカ国家標準局の計画副主任,デービッド・T・ゴールドマンは述懐している。なかなかはかどらないのはなぜか。大衆の支持がないためである。政府からの明快な通達も出されなかった。米国の景気後退も,会社が費用のかさむ切り換え手続きに資金を振り向けなかった理由である。政府の確固とした行動なくしてはメートル法への切り換えは実現しないと,考える人が多い。

  • 死後の命がありますか
    目ざめよ! 1983 | 4月8日
    • 死後の命がありますか

      人が死ぬのは,ただそう見えるだけなのでしょうか。人間には,死後にも生き続けるものがあるのですか。死んだ人が再び人間として生きることは可能ですか。

      「今ある命がすべてですか」という192ページの本をお読みになれば,これらの質問に対する心温まる答えが得られます。今の命よりもはるかにすばらしいものがあると信じられる確かな理由をお調べください。わずか300円のご寄付でお求めになれます。送料は発行者が負担いたします。切手300円分を同封のうえお申し込みください。

      切手300円分を同封します。「今ある命がすべてですか」という,堅表紙の付された本を送ってください。

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