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  • 禁令を解いたソロモン諸島
    目ざめよ! 1975 | 9月22日
    • その通り行なわれましたが,何ら良い結果が得られないまま時が経過しました。ほとんど土地出身者から成る行政会議議員の内,その幾人かと個人的な面接が行なわれ,次回の会議の席上でその問題を取り上げてもらえるかどうかが打診されました。何人かの人はそうすると述べましたが,このことからは何の成果も見られませんでした。

      次いでエホバの証人の法人団体である国際聖書研究者協会は,ロンドンの外務・連邦省に手紙を書きました。その回答の一部は次の通りでした。「結局,この件に関する決定はソロモン諸島英国保護領政府が行なうべきであり,主として土地の住民の関心事となっている件に関して,その土地で下された決定を,本国政府が覆すことは望ましくない」。それで再び土地の指導者に面接することが必要になりました。

      その後に事態の進展が見られました。立法議会を構成する議長,および他の議員の選挙が行なわれ,その際に議長との会見が取り決められました。彼はできるだけ多くのエホバの証人の署名を付した嘆願書を作成し,総督寂てに送付するよう提案しました。それは実行され,1974年11月16日に650名の署名のなされた嘆願書が総督に提出されました。またその写しが立法議会の議長と他の議員にも送付されました。嘆願書には,1974年英領ソロモン諸島条令第一条によって保証された「基本的人権と自由」の擁護に関する関連条項が含まれていました。嘆願書の一部は次の通りです。

      「1974年条令第一条第十項第一箇条にご留意くださるよう慎んでお願い申し上げます。『本人の同意なしには,いかなる人も表現の自由を妨げられてはならない。この節の目的として,前述の自由に含まれるのは,妨げられることなく見解を持つ自由,妨げられることなく思想および情報を伝達する自由,妨げられることなく思想および情報を受ける自由,そして妨げられることなく文通を行なう自由などです』。エホバの証人のクリスチャン集合体は,『ものみの塔』,『目ざめよ!』両誌および,ものみの塔協会の他の出版物を入手できないため,『妨げられることなく思想および情報を受ける自由」を奪われていると信じます。さらに,証人たちは前述の出版物を配布することができないため,『妨げられることなく思想および情報を伝達する自由』を十分に享受することができないと信じます」。

      この嘆願書は良い結果をもたらしましたか。1975年2月11日付ソロモン諸島英国保護領総督署名入りの行政府からの文書には,次の事柄が含まれていました。

      「貴協会および他の人々の署名による1974年11月6日付嘆願書を参照してください。お気付きのように,1974年12月30日をもって,1956年布告第一項は修正され,下記の条項は削除されました。―

      「『過去および将来における「目ざめよ!」誌の刊行』

      「『過去および将来における「ものみの塔」誌の刊行』

      「このことは貴協会が自由にこれらの雑誌を輸入し,配布できることを意味します。他の嘆願者にもその件につきお知らせいただければ幸いです」。

      最近のソロモン諸島における統治機構の変化は,確かに思想伝達の自由を大幅に広げる結果となりました。それはエホバの証人にとって,保護領に宣教者を送る許可願いなど他の要請についても,しかるべき時に認可されるという希望を与えてくれるものです。

  • どれほどの人を養えるか
    目ざめよ! 1975 | 9月22日
    • どれほどの人を養えるか

      ● 世界人口の増加は,食糧問題専門家の多くを憂慮させています。確かに,空腹と飢えに対する懸念は増大しています。ところが国連諸機関事務調整局の局長は,地球の農業潜在力が最大限まで活用されれば,海産物を食糧資源として利用しなくても380億人の人々を養うことができると述べました。しかし,それが実現するには,諸国家が,現段階では見られないような協力の精神を示さなければなりません。

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