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  • 親 ― 子供にとって最初の教師
    目ざめよ! 1980 | 2月22日
    • がそのように早いうちから教育されたことが分かります。(テモテ第二 3:15,1:5)今日の親には子供たちにこうした教育を施す貴重な助けがあります。それは「わたしの聖書物語の本」a です。お子さんが読み方を覚えてから,それを読んで学ぶように助けてあげてください。

      子供たちの教育は書物だけで行なうものではありません。聖書は,一日中,機会ができたときにはいつでも子供たちを教えなければならないと述べています。「わたしが今日,あなたに命じているこれらの言葉はあなたの心にあらねばならず,また,あなたはこれをあなたの子に教え込み,家に座るときも,道を歩くときも,寝るときも,起きるときも,これについて話さなければなりません」。(申命 6:6,7,新)これらの教育全般にわたって,懲らしめと,権威に敬意を示すべきことを含めるのは大切なことです。「父親が懲らしめを与えない子はいったいどんな子でしょうか」。(ヘブライ 12:7)そのようにすれば,学校に上がってからも,子供は学校の権威者にふさわしい敬意を抱き,勉強の面での訓練を受けられるでしょう。

      ある親は自分の子供が通っている学校の求めに応じて出席した集まりについて次のように書きました。

      「私たちは少なくとも年二回,校長先生と教師たちが教科課程<カリキュラム>と,教育に対する取り組み方を説明する集まりに出席しました。そのあと自分の子供を教えている先生方と懇談する場が設けられ,子供がどのような行状を示しているかを話し合いました。私たちは,先生の権威は親の権威の延長とみなされることを最初から子供たちに教えました。また,言うまでもなく関係する聖書の原則を犯さない範囲でという条件が付いていますが,先生には従わなければならないことも教えました。

      「読み方に関し,権威者は口をそろえたように,クラスの大きさその他の要素が原因で,学校は良い読み手を育てることができないと述べています。私たちの子供は家庭教育が効を奏して読み方が上手になりました。中学生のときに私たちは20分早く起きて,毎日聖書を読みました。

      「中学校そして高校になるとやや難しくなります。学校は大きくなり,服装の規制もなくなり,学生の側にも,もし成績が良すぎると“堅物”と言われるのではないかという恐れが生じるからです。それでも私たちは教師と会い,できることを行ないました。私たちは息子たちに対して分別を示すように努めました。子供たちが服装や髪型の面で他の子供からあまりに目立つようになると,危険な事態が生じます。仲間から加えられる圧力は相当なものです。

      「息子たちの通っていた学校,特に中学校は健全でした。公立学校の教育の成果が上がっていない原因の一つは,親が子供の一人一人に毎日助けを与えたり関心を持ったりしないところにあります。親がそのようにするのは難しいかもしれませんが,それに代わるものはありません。そして親の援助がないなら,ほとんどどんな組織も成果を上げることはできないように思われます」。

      クリスチャンの親は,学校における麻薬や性の不道徳にも注意を払います。親が子供を保護するために行なえる最善の事柄は,神の言葉聖書に立脚した道徳的な原則を子供に教え込むことです。私たちの天の父からの祝福を得られるのはどんな歩み方でしょうか。(エフェソス 3:14-16)あなたの家庭は何を支持していますか。家族の一員である子供たちがどうなることを望んでいますか。ご自分で正しい模範を示しつつ,これらの規準に従った生活を送っておられますか。あなたのお子さんは,家族の一員であるために特定の規準に達していなければならず,ある行動は容認されても別の行動は容認されないということを悟っているでしょうか。(エフェソス 6:1-4。コロサイ 3:18-21)子供たちは自分が確かに家族の一員である保証をほしがります。子供たちが立派に行なった場合には,子供たちが親から是認され愛されており,親が喜んでいると感じられるようにしてあげましょう。そして何よりも,親の愛と公正さと喜んで耳を傾ける態度によって,意思疎通の道を開いておくようにしましょう。

  • 世界展望
    目ざめよ! 1980 | 2月22日
    • 世界展望

      “文盲の”アメリカ人

      ◆ 最近のフォード財団報告によると,アメリカの成人のうち約2,300万人は,伝票に必要事項を記入したり,封筒のあて名書きをしたり,求職申込書の用紙を読んだりするような簡単な読み書きの仕事ができない。そしてアメリカの高校の最上級生を対象にした進学適性検査の得点は,ここ11年間ずっと下がり続けている。200点から800点までの得点範囲内で,国語の平均点は,427点に,数学のそれは467点に下がった。ちょうど10年前には,各々463点と493点であった。ニューヨーク・タイムズ紙はこう述べている。「当初は500点が平均と目されていた。得点が全国的に低下したことは,多方面から,アメリカの教育にはどこか間違った所がある証拠だとみなされている」。

      回復された権利

      ◆ 残業を依頼された場合,労働者には宗教的責務を優先する権利があるだろうか。実業界の出版物である「ボードルーム・レポート」が伝えるところによると,「必要な場合には土曜日に出勤することも決していとわなかった,勤続20年の従業員が,ある時,本人の説明によれば,その日に行なわれるエホバの証人の聖書の勉強会を援助することに同意したため,土曜出勤を拒否した」。この従業員は解雇されてしまった。しかし「ボードルーム・レポート」は,このような場合,「米国国家の法によれば,仕事に過度の困難をきたさない範囲で,雇用者は役業員の宗教的習慣に対して適当な便宜を図らなければならない」と説明している。この訴訟で法廷は,従業員には「残業よりも聖書研究を選ぶ権利がある。会社が当人を解雇したのは宗教的偏見である。当人を再雇用し,賃金の遡及支払いをしなければならない」という判決を下した。

      母乳による保育

      ◆ 発展途上にある第三世界諸国の多くで,母乳による保育がすたれつつある。シンガポールでは乳児の70%が母乳で育てられていたが,それが今ではわずか約15%になったと伝えられている。その理由の一つとされているのは,そうした国々の乳幼児調乳業者が,哺乳びんによる保育の方が優れていると母親に信じさせようとする強力な宣伝キャンペーンに乗り出したことである。しかし多くの貧困国にはその乳製品を過度に薄める母親がいるため,乳児の栄養失調という事態が生じている。さらに水が汚染されていることも多く,哺乳びんやおしゃぶりも汚されている。このこととは対照的に,アメリカでは母乳による保育に戻ろうとする動向が見られる。そしてアメリカ小児科学会は,同学会の主要目的の一つが,できる限り子供を母乳で育てるようすべての母親に勧めることである,と言明した。それは母親と子供の健康に益する方法であるだけでなく,ケース西部予備大学のジョン・ケンネル博士が述べているように,「母親と乳児の間に強力な結びつきを作る上で非常に効果的な方法である」。

      聖書中の都市の発見?

      ◆ 西ドイツの「ディー・ヴェルト」紙は,次のような記事を掲載した。「聖書の中に出てくる場所,イスラエル人の裁き人で自由の闘士だったサムソンがししを殺した場所であるテムナの遺跡が,ヤッファとエルサレム間の古い道路近く,聖地の海沿いの平野で発見された。その最下層には西暦前1200年ごろに焼き滅ぼされたカナン人の遺跡があった。一枚の粘土板によって,これまで文盲だと考えられていたペリシテ人が文字を書けたことが証明された。テムナはペリシテ人の時代を経た後,ダビデ王の支配下に入った。ごく最近の考古学的な発見は,西暦前5世紀の間は,この地にユダヤ人の住居があったことを指し示している」。

      現代の標

      ◆ 昨年の夏,銀行強盗の発生件数の記録を毎月更新した米国,ニューヨーク市で,一つの銀行は強盗を働こうとする者を対象にした標示を掲げた。ポンセ銀行の10の営業所では,出納室にそれぞれ,「銀行強盗各位。当行ではスペイン語が用いられております。強盗を働かれる場合,通訳が必要になることもありますので,しんぼう強くお待ちください。敬白。経営者」という掲示物が張られた。一銀行経営者はその標示について次のように説明した。「強盗が入って来て,早口で英語をまくしたて,金を要求するということがありました。当行の行員は英語も話せますが,スペイン語の方が楽に話せますし,一日中スペイン語を話すお客様と接しております。不意を襲われ,ショック状態にあるため,行員はとっさにスペイン語を話すことでしょう。強盗がそれをだれかに対する秘密の合図とみなす危険があります」。

      救いのクモ

      ◆ 中国では,ここ何年かの間,米に付く害虫を駆除するために化学殺虫剤が使われてきた。しかしある省では,殺虫剤の大量使用が裏目に出ている。新華社の報道は次のように伝えている。「南部の米作地帯ではこれまで,強力な殺虫剤が大量に使われてきた。その結果,虫と一緒にクモも死に,害虫のほうは殺虫剤に対する抵抗力をつけるようになった。こう

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