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  • 神の羊の群れを牧すべく任命された長老たち
    ものみの塔 1972 | 4月1日
    • においても,また他の人たちとの関係においても模範的な人でなければならないことがわかります。ゆえに,奉仕のしもべとして任命するようだれを統治体に推薦するにしても,それら聖書上の資格のおのおのを慎重に考慮すべきです。どれ一つとして無視したり,あるいはたいした重要性のないものとして取り扱ったりすべきではありません。

      44 (イ)会衆は奉仕のしもべを何人持てますか。(ロ)それらのしもべはどのようにして任命されますか。どれくらいの期間,仕え続けますか。

      44 だれが会衆内の長老になる場合でもそうですが,すでに長老となっている人たちが,奉仕のしもべとなる資格のある人びとを統治体に推薦します。次いで,その任命は統治体によって行なわれます。(使行 6:3-6)会衆内で奉仕のしもべを勤める人の人数は定められてはいません。(ピリピ 1:1)毎年,9月1日ごろ,長老たちは,そうした勤めにつくよう推薦すべき人がほかにいるかどうかを考慮するのは適切なことです。そして,エホバの証人の統治体にその種の推薦を行なえます。こうして任命された人たちは,長老たちの場合と全く同様,聖書上の要求にかなうかぎり仕え続けます。しかしながら,それら奉仕のしもべたちが,テモテ前書 3章1節の示すように,すなわち『監督の職をとらえようと努める』のは良いことです。もちろん,ある人が長老つまり監督に任命されるなら,以前していた同じ仕事の幾らかを引き続き取り扱う場合があるにしても,その人はもはや奉仕のしもべではありません。

      奉仕のしもべたちの務め

      45,46 (イ)奉仕のしもべが会衆で行なう務めの幾つかをあげなさい。(ロ)奉仕のしもべに特定の仕事を割り当てて会衆のために行なってもらうよう取り計らうのはだれですか。(ハ)奉仕のしもべたちの仕事の割り当ては毎年交替できますか。

      45 会衆には奉仕のしもべたちの行なえる仕事がたくさんあります。奉仕のしもべが行なえるそうした仕事の例を1世紀のエルサレム会衆に見ることができます。会衆内の困っているやもめたちに食糧を分配することは,「みことばの奉仕の務め」ほど重要なものとはみなされませんでしたが,「必要な務め」の部類に入れられました。それはひとりの人だけにではなく,「信用を得ている男子七人」に割り当てられたのですから,なすべきことは相当あったと考えられます。―使行 6:1-6,新。

      46 同様に今日のエホバの証人の会衆にも,「みことばの奉仕の務め」とは直接関係していない「必要な務め」がたくさんあります。それには文書の供給を扱ったり,宣べ伝えるわざのための区域を割り当てたり,会衆の会計を扱ったりする仕事が含まれています。王国会館の維持,毎週の清掃,いすの整とん,換気装置の世話,大きな会館の場合は拡声装置の操作,出席者数の記録の保持,新しい人たちを歓迎し,会衆の長老たちに紹介したりすることなど,なすべき必要な仕事があります。会衆によっては十分の人数の奉仕のしもべたちがいるので,こうした務めをそれぞれ別の人に割り当てることができるかもしれません。ほかの会衆では,だれかがそうした割り当ての幾つかをひとりで扱うかもしれません。場合によっては,ひとりだけでなく何人かの人をある仕事に割り当てるのが有益かもしれません。ある長老たちは管理すべき記録類を預ってはいますが,もっと重要な牧するわざに自由に携われるようにするため,もし奉仕のしもべたちがいるなら,そうした記録の仕事を奉仕のしもべに手伝ってもらうように割り当てることができるかもしれません。奉仕のしもべたちはまた,伝道者が群れを作って公に宣べ伝えるわざをするために集まる場合,働く区域を割り当てるのを手伝えます。奉仕のしもべは統治体によって正式に任命されますが,土地の「長老たちの一団」が奉仕のしもべに特定の仕事を割り当てて会衆のために行なってもらうようにすることができます。そして,長老たちの割り当てが毎年交代で変わるのと全く同様,長老たちは,実際に即していると考えられる範囲で,奉仕のしもべたちが毎年別の割り当てを引き受けるよう取り計らえます。それら奉仕のしもべたちがするように,兄弟たちに仕えることができるのは,なんとすぐれた特権でしょう。

      47 (イ)会衆の書籍研究のすべて,および普通,長老たちが取り扱う他の割り当てを引き受けるに足る十分の人数の長老がいない場合,何を行なえますか。(ロ)奉仕のしもべが臨時の会衆のしもべの補佐として任命された場合,その人は会衆の審査委員のひとりとみなされますか。

      47 会衆が非常な速さで成長する地方では,それに伴って必要とされる教えたり牧したりする仕事すべてを行なうに足りる十分の人数の長老がどうしても得られない事態が生ずる場合もあるでしょう。ある場所では,みんなが神の奉仕においてかなり新しい人で,長老がひとりもいない場合さえあるかもしれません。それでも,定期的な集会を開いて研究を行ない,他の人に宣べ伝えるわざにあずかれますし,やがてその中のだれかが必ず長老としての資格を持つようになるでしょう。何人かの長老のいる会衆でも,会衆の書籍研究のすべてを世話するには足りないかもしれません。ある場合には,群れを大きくすると有益かもしれず,他の場合には,ひとりの長老が書籍研究を一つ以上担当し,週中の別の時間に司会できるかもしれません。しかし必要なら,長老に司会してもらえるようになるまで,書籍研究の群れの世話を奉仕のしもべに委ねて助けてもらうことができるでしょう。同様に,土地の事情によっては,長老の占める五つの主要な立場の一つを臨時に奉仕のしもべに引き受けてもらうよう依頼できます。しかしながら,土地の長老たちからそうした割り当てを受けたからといって,当人が長老になるというわけではありません。また,その人が臨時の会衆のしもべの補佐あるいは臨時の聖書研究のしもべになったにしても,会衆の審査委員のひとりとはみなされません。委員の取り扱うべき問題を処理するには,最寄りの会衆から別の長老を招いて助けてもらえます。とはいえ,普通,長老によって行なわれる仕事を代行して助ける人は,勤勉な努力を払えば,その人自身やがて,羊の群れの監督である「年長者たち」のひとりになる資格を得られるでしょう。

      48 わたしたちすべては,神のしもべとして自分が進歩的なものの見方を持っていることを示すには何を行なえますか。

      48 すべてのクリスチャンが進歩的なものの見方を持つのは良いことです。身体的にも霊的にも,だれも幼子のままで留まっていてはなりません。初期のヘブル人のクリスチャンは,「我らはキリストの教の初歩に止まることなく……完全に進むべし」と訓戒されました。(ヘブル 6:1)テモテは,「なんぢ心を傾けて此等のことを専ら務めよ。汝の進歩の明かならん為なり」と命ぜられました。(テモテ前 4:15)あなたはクリスチャンとしてそうした進歩を遂げておられますか。エホバに対する専心の念はいっそう強まっていますか。霊の実をはぐくむ点で進歩していますか。あなたは仲間のクリスチャン兄弟に対する愛を広くしておられますか。ご自分の生活を神のことば聖書にいっそう十分に合致させるよう努力しておられますか。エホバのクリスチャン証人の組織は,神のことばに厳密につき従い,またいっそう厳密に合致できるよう必要に応じて調整を加えることに努力してきたので,明らかに神の霊はこの組織の上に留まってきました。今日,全地のエホバの証人は神の王国を人類唯一の希望として空前の規模でふれ告げています。そして,誠実な人びとが聖書の教えを学び,その教えに一致して行動し,そうすることによって真に「賢くて理解がある」人となるのを助けています。もしあなたが神のことば聖書に収められている良い事がらを学んで,その益に十分にあずかれるよう援助を受けたいと考えておられるのでしたら,証人たちは喜んであなたをもご援助いたします。

      エホバの証人は宣べ伝え,かつ教えつづける

      49-51 エホバの証人は昨奉仕年度中,王国の良いたよりを宣べ伝える点で,どれほど活発に働きましたか。

      49 エホバの証人は全世界であらゆる種類の人々を助けており,207の異なった土地で活発に働いています。ペンシルベニアのものみの塔聖書冊子協会の93の支部事務所の指導のもとで,昨奉仕年度の月々,151万245人のクリスチャンの男女が戸別訪問その他の方法を講じて神の王国の良いたよりを宣明しました。これは,神のことばを宣べ伝え,かつ教えるエホバの証人が1970奉仕年度より12万5,000人ふえたことを意味します。しかしながら,昨奉仕年度が終わる前に,その数は159万793人に達しました。

      50 エホバの証人は,聖書,および現代の人類に対するその意義をよりよく理解するよう他の人びとを助けることに関心を持っているゆえに,昨奉仕年度中,合計2億9,195万2,375時間をささげて神のみことばについて語りました。これは証人たちがあらゆる国の人びとを慰めるべく真に努力してきたことのまぎれもない証拠ではありませんか。書きしるされた神のことば聖書の綿密な研究は,人びとが『賢くて理解のある』人になるのを助けませんでしたか。それを成し遂げるため,エホバの証人は昨奉仕年度中,関心のある人びとの家庭で毎週,125万7,904件の無償の聖書研究を司会しました。あなたの属しておられる宗派の教会員はこのようにして人びとを助ける努力をしていますか。エホバの証人は戸別訪問をして宣べ伝え,個人の家庭で教えるだけにとどまらず,できるところではどこでも聖書研究の手引きを人びとに渡します。それはエホバの証人が訪問するさい,もし家の人が調べる時間がなければ,その人の都合の良い時に「良いたより」について読んで学べるようにするためです。昨奉仕年度中,エホバの証人は本および聖書を合計1,816万8,032冊,小冊子を1,059万176冊,「ものみの塔」と「目ざめよ!」誌を2億1,889万8,563冊配布し,この両誌の新しい予約を合計270万2,972件得ました。

      51 エホバの証人がその奉仕の務めにおいていったい何を,またどこで行なったかをいっそう十分に知っていただくため,全世界のエホバの証人の1971奉仕年度の報告が当誌に掲載されています。214-217ページをごらんください。

      52 奉仕の務めの点でエホバの証人に動機付けを与えているのはなんですか。ゆえに,彼らはどんな益を享受していますか。

      52 世界人口と比べれば,エホバの証人は人数の点ではものの数ではありません。しかし証人たちはエホバ神とそのみことば聖書を正しく愛しています。そして,ヤコブがヤコブ書 4章4節にしるした次のことを信じています。「世の友となるは,神に敵するなるを知らぬか,誰にても世の友とならんと欲する者は,己を神の敵とするなり」。このことを考えてみてください! 確かに世の諸国民はみな困惑していませんか。ほとんどの人びとが,キリスト教世界においてでさえ,隣人に敵して手を上げているのが実情ではありませんか。それらの人が神の霊を表わしているのでないことは明らかです。あなたはそれらの人びととはほんとうに異なっておられますか。あなたは真に神を愛し,また「隣人を自分自身のように愛」しておられますか。もしそのような人になりたいと願っておられるのでしたら,聖書が述べる次のことばに従わなければなりません。「汝ら神に服へ,悪魔にたち向へ,さらば彼なんぢらを逃げ去らん。神に近づけ,さらば神なんぢらに近づき給はん」。(ヤコブ 4:7,8)このことを行なうなら,あなたは,「神の羊の群れ」すべてに対して示されているエホバの愛ある監督の益を享受できるようになるでしょう。

  • あなたは約束を守りますか
    ものみの塔 1972 | 4月1日
    • あなたは約束を守りますか

      若い人々が知りたいと願っている有益な事実

      「人のよしあしは,約束を守るかどうかによってさえわかる」といわれていますが,このことは男女を問わず,だれにでもあてはまります。約束を守る人々は,尊敬されます。『約束を守る人』は信用されるようになります。あなたはそのような種類の人ですか。

      この点では残念ながら,わたしたちはとかく自分自身よりも他の人々に多くを期待するきらいがあります。むすこや娘は,もし親が,何かを買って与えるとか,旅行に連れて行くとか,ある特権を与えるとかといったなんらかの約束を果たさないと,ひどく感情を害するものです。しかし,子どもは親に対する約束を守ることについて同様に真剣に考えますか。承諾したことを履行しなかったり,会う約束を果たさなかったりすると,友情もそこなわれます。たしかに,不意に病気になることもあれば,事故が起きる場合もありますし,あるいは他のなんらかの事情で,ある事柄を現実に行なえなくなる場合もあります。一方,自分で言い訳けを並べるのは容易です。とはいえ,他の人が約束を守らないと,がっかりさせられます。

      この点であなたはどんな人ですか。もしだれかに,何かをするのを手伝いたいとか,なんらかの奉仕をしたいと申し出た場合,あなたは必ず約束を守りますか。もし,所定の時間にだれかと会う約束をする場合,あなたは時間どおりに行きますか。あなたの約束はどれほど価値がありますか。

      なかには,このような事柄で若者は年配者よりもっと自由であるべきだ,つまり,若者

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