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  • 家族の中のアルコール中毒者 ― あなたにできることは何か
    目ざめよ! 1983 | 3月8日
    • し,自分の行動が相手の人に感情面でどんな影響を与えるかを理解すること,そしてこの見識を活用し,どう行動するのが最善かを知ることなどです。

      『でも,アルコール中毒者が助けを求めようとしなかったならどうしたらよいのでしょうか』とお尋ねになるでしょう。アルコール中毒者がそうした助けを拒むかどうかにかかわりなく,あなたは自分の持つ消極的な気持ちに真っ向から立ち向かい,それを克服するために助けを必要としているかもしれません。そのような助けを求めて,アルコール中毒者を抱える家族の成員からなる地元のグループに加わる家族もいます。そのようなグループはアルコール中毒者と共に暮らすことからくる様々な問題に対する理解と見識を与えようとしています。言うまでもなく,そのようなグループは世界のどこにでも存在するわけではありません。b 助けを求める自分の感情的な必要を認め,別の源に頼る人もいます。

      「聖書の真理を知っているので,問題に対処することができます」と語るのは,未信者でアルコール中毒の配偶者と30年間一緒に暮らしてきたアンです。エホバの証人であるこの女性は,聖書を定期的に研究し,それを自分の状況に当てはめようと努めています。これはその問題を除き去るものではありませんが,そうした問題があっても幸福な気持ちでいられるようにする助けになっています。そしてそれはあなたにとっても助けになり得るのです。どのようにしてですか。

      一つの点として,聖書の様々な原則を当てはめれば,消極的な気持ちや感情を克服するのに役立ち,自分の置かれた状況にもかかわらずより幸福な気持ちになれるでしょう。しかし,そうするには神が約束された事柄を必ず果たしてくださるという強い信仰が求められます。(ヘブライ 11:1,6)幾つかの例を考えてみましょう。

      思い煩い: あなたの親族の飲酒のために経済的な問題に直面していて,どうしたら借金をしないでやりくりしてゆけるか極度に心配していますか。イエスは生活の必需品について,「思い煩うのをやめなさい」c と諭しておられます。「あなた方の天の父は,あなた方がこれらのものをすべて必要としていることを知っておられ」,ご自分に対する崇拝を生活の主要な関心事とする人々に必要物を備えることができるだけでなく,必ず備えてくださいます。(マタイ 6:25-34)次いでイエスは思い煩いを打破するための極めて実際的な提案をしておられます。それは一日一日を着実に生きてゆくということです。今日の思い煩いに,どうして明日の思い煩いを加えるのでしょうか。それだけではなく,一人の聖書学者が述べるように,「現実の将来が,我々の恐れるほどひどいものになることはめったにない」のです。

      しかし,イエスの言葉を単に知っているだけで思い煩いが除き去られるわけではありません。それらの言葉を適用しなければなりません。真の信仰が関係してくるのはまさにその点です。ご自分の僕たちのために必要物を備える神の力と約束は確かなものです。ただ一つの問題は,わたしたちが自分の分を果たすために勤勉に働く限り,神がご自分の分を果たしてくださるという絶対的な確信がわたしたちにあるかどうかということです。

      罪悪感: 消極的な気持ちや態度を抱いているために,罪悪感を覚えるようになりましたか。確かに,人には不完全な点があり,神は間違った態度を大目に見られることはありません。それでも,聖書は,「わたしたちが自分の罪を[神に]告白するなら,神は忠実で義なる方ですから,わたしたちの罪を許し……てくださいます」と述べて,わたしたちに温かい保証の言葉を与えています。(ヨハネ第一 1:9。箴言 28:13)あなたが自分の分を果たしているのであれば,あなたの場合神がそうしてくださらないと考える何らかの理由が本当にあるでしょうか。神はご自分が約束された通りにしてくださいます。しかし,そのことを固く信じていない限り,気が楽になることはありません。

      神のみ言葉,聖書を研究すれば,神の聖霊の助けを受ける見込みを得ることにもなります。そしてその霊の助けを受けるなら,あなたは『愛,喜び,平和,親切,温和,そして自制』などの積極的な特質で身を飾ることができます。(ガラテア 5:22,23)消極的な気持ちを克服するのに実に強力な助けではありませんか。しかし,それには神にその霊を「求めつづけ」なければなりません。(ルカ 11:5-13)そしてこの点でもまた,確固とした信仰が求められます。イエスはこう言われました。「あなた方が祈りまた求めることすべては,それをすでに受けたのだという信仰を持ちなさい。そうすれば,あなた方はそれを持つことになります」― マルコ 11:24。

      どのようにしたらその種の信仰を得られるかを学びたいと思われますか。エホバの証人は喜んでお手伝い致します。エホバの証人の中に,あなたと同じ問題に耐えてきて,それゆえ聖書から同情心にあふれた助けを差し伸べることのできる人を見付けることさえあるでしょう。口に出して話してしまえば,消極的な気持ちがおさまるものだということを覚えておくとよいでしょう。ですから,あなたの置かれた状況を理解してくれる人に自分の気持ちを包み隠すことなく話せば,大きな助けを得られるでしょう。

      既にエホバの証人と交わっており,ご自分の信仰を強めるために助けを必要としているなら,クリスチャンの監督の一人に助けを求めてみてはいかがですか。それらの専心的な人々は,自分たちにできる限りあらゆる方法で仲間のクリスチャンたちを「自ら進んで」また「真剣な態度で」助けてくれます。―ペテロ第一 5:1-3。

  • アルコール中毒者との生活
    目ざめよ! 1983 | 3月8日
    • アルコール中毒者との生活

      主人が何もせず朝から晩までただ酒びたり,ということが幾週間も続きました。酔いつぶれ,目を覚ますと再び飲み始めるのです。職場は首になり,我が家の経済状態は日に日に悪化していました。主人の健康状態は悪くなっており,後どれほど生きていられるかも定かではありませんでした。『これから先,一体どんなことになるのだろうか』と思いました。

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