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  • 活動する電波教会
    目ざめよ! 1981 | 9月22日
    • 自分たちの欲望にしたがい,耳をくすぐるような話をしてもらうため,自分たちのために教え手を寄せ集める時期が来るからです。彼らは耳を真理から背け,一方では作り話にそれてゆくでしょう」― テモテ第二 4:3,4。

      人々はどうして電波教会を支持するために幾百万ドルもの寄付を喜んでするのでしょうか。それは自分たちの聞きたいことを聞かされるからです。神は確かにあなたの祈りを聞いてくださると言われているのです。自分を捨て,『十字架を負い』,キリストの業を行なわなくても,小切手を送り続ける限りあなたは“救われ”,神はあなたを愛してくださると言われるのです。

      しかし,電波教会の神学はあいまい模糊としていますが,その政治方針は明確です。次の記事ではその点が取り上げられています。

  • アメリカの政界を揺るがす電波教会
    目ざめよ! 1981 | 9月22日
    • 第3部

      アメリカの政界を揺るがす電波教会

      講演者は興奮して熱弁をふるっていました。1,000人の牧師夫人から成るグループに向かって聖書を振りながら言いました。「わが国の政治上の混乱や経済面の荒廃,道徳面での恥ずべき状態,家族の弱体化などに対する解決策はここにあるのです」。

      その解決策とは何ですか。「わたしたちは心を一つにし,手をつないで,この国を元の姿に戻さなければなりません。……わたしたちは方向転換を求めなければならないのです」と,テキサス州の説教者,ジェームズ・ロビソンは言いました。

      多くの誠実なクリスチャンの心に訴えるような言葉で,ロビソンは堕胎を痛烈に非難しました。「胎児を切り刻んで虐殺することが悪でないとすれば,人間のすることはどんなことでも罪にはならないということになってしまいます」。

      一方,別の地域では同じほど雄弁な話し手が,部屋一杯に集まった僧職者仲間に助言を与えていました。話し手は,「説教壇からどんなことができるでしょうか」と問い掛け,こう答えました。「投票の大切さを人々の心に銘記させることができます。問題点を人々に説明するのです。そして,日曜日の朝,教会の中で候補者を推薦するのもよいでしょう」。電波教会のスーパースターであるジェリー・フォールウェルも,ロビソン同様,政治問題に関して精力的な運動を繰り広げていました。

      多くの人々はこれらの説教者の言うことに耳を傾けます。ジェームズ・ロビソンの週1回のテレビ番組は100局を結んで放送されます。フォールウェルのショーはそれよりもさらに人気があり,毎週,400近くのテレビ局と400のラジオ局を通じて,600万ないし1,800万の人々に語りかけます。

      政治面では保守的なそれら電波教会の説教者たちは,昨年秋の米国における選挙に際して有権者を動かすことに力を注ぎました。選挙の少し前に,そのうちの幾人かはテキサス州ダラス市で開かれた国政報告会で演説しました。その報告会には敬けんな根本主義者約1万5,000人が出席しましたが,その大半は僧職者でした。共和党の大統領候補であったロナルド・レーガンもそのグループに対して演説し,それを称賛して,「アメリカの宗教心は目ざめようとしています。これは我が国にとって正に時宜を得ていると言えるでしょう」と語り,温かい拍手を受けました。

      レーガンは選挙で“保守派の地滑り的勝利”と呼ばれる勝利を収めました。宗教的政治行動団体の“道徳的多数派”は,選挙運動中に約400万人の

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