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  • その理由には確かな根拠がありますか
    目ざめよ! 1980 | 2月8日
    • がその革命的な発見をしたとき,当時の宗教指導者たちはガリレオに自説を「撤回」させようとしました。(もっとも,実際には,ガリレオの発見した事柄は,聖書の述べるところと少しも矛盾していません。)

      現代では,形勢はいわば逆転しています。神を信じさせないようにする圧力は,昔あった,神を信じさせようとする圧力と同じほど強くなっています。僧職者たちでさえ,進化論のような現代の学説を支持して,聖書の一部を放棄してしまいました。中には聖書の道徳規準を退け,同性愛や淫行のような行為を是認する者さえいます。

      中世の状況と現代の状況,どちらかが正しいのでしょうか。中世の迷信的な見方が平衡を欠いていたからといって,現代の唯物論的な考えが正当化されるわけではありません。例えば,アメリカの著名なロケット技師,ウェルナー・フォン・ブラウン博士は,次のように語ったと記録されています。「私にとって,宇宙の存在の背後に卓越した理性の存在を認めない科学者を理解することは,科学の進歩を否定する神学者を理解するのと同じほど難しい」。

      進化論は神に対する信仰に取って代われるか

      ダーウィンが進化論を普及させるまで,ほとんどの人は神は存在するに違いないと信じていました。物事の存在を説明する方法がほかにはなかったからです。しかし,進化論を受け入れるに至って,多くの人は神に対する信仰はもはや必要ではないと考えたようです。

      しかし,進化論を信じている人なら,ダーウィンの考えを形造ったものについてハーパーズ誌の最近号に掲載された所見に関心を抱かれるでしょう。ダーウィンの考えは本当に,生物と化石の記録に関する客観的な分析に基づいていましたか。ハーバード大学生物学科のステファン・J・グールド教授の次のような言葉が引用されていました。「系統的漸進論は,そもそも憶測に基づく仮説であった。それが岩石の中に『認め』られたことは一度もなかった。それは19世紀の自由主義の文化的,政治的な偏見を表わしていた」。つまり,ダーウィンの考えは周りの社会に左右されていた,のです。カール・マルクスは次のように述べたと言われています。「ダーウィンが,動植物の中に,労働や競争,[その他]の分野を有する英国社会の姿を見たのは注目に値することである」。

      今日の科学者の多くは,進化論を支持して説かれる学説の正当性に重大な疑問を投げ掛けています。では,ダーウィンの教えを信じることが依然として支持されているのはなぜですか。前述の記事はさらにこう述べています。「進化の仕組みを放棄することになれば,必然的に,進化が本当に起きたかどうかについて疑問を生む結果になる,と論ずる人がいる。それこそ,ダーウィンの説が依然として根強く擁護されている理由であるに違いない。……なぜなら[ダーウィンの支持者は]唯物論者だからである」。

      しかし,そうした人々が残された道を顧みようとしないからと言って,進化論が正しいに違いないというわけではないでしょう。a ガリレオの時代の宗教指導者が頑迷な態度で,ガリレオは間違っているに違いないときめつけたのと同じです。感情や偏見は,宗教指導者を盲目にすると全く同様に,科学者をもたやすく盲目にしかねません。

      それでも実際には,神に対する信仰を捨てさせようとするか,少なくとも神を舞台から締め出そうとする「近代主義」の圧力すべてにもめげず,大勢の人は神の存在を固く信じています。そして,現代の科学的な知識の増加は,その確信を強めているにすぎません。

  • どうして信じるべきですか
    目ざめよ! 1980 | 2月8日
    • どうして信じるべきですか

      どんな論証に基づいて,人は神の存在を信ずるに至るのでしょうか。聖書はその指針を与え,こう述べます。「神の見えない特質……は,造られた物を通して認められるので,世界の創造以来明らかに見える(のです)」― ローマ 1:20。

      「造られた物」,つまり創造物について熟考した末,多くの人は万物の背後に何か,または何者かが存在するはずだということを悟るに至りました。現代の科学的な思考に多大の影響を及ぼす学説を考え出したアインシュタインは,次のように述べています。「真剣な態度で科学の研究に没頭している人であればだれしも,宇宙の諸法則のうちには一つの霊が明らかに示されていることを確信するようになるであろう。その霊は人間の精神をはるかにしのぎ,ごくわずかな力しかない我々は,その前にあって謙虚にならざるを得ない」。

      人体に目を向ける

      聖書はこう述べています。「天は神の栄光を告げ知らせ,大空はみ手の業について告げている」。(詩 19:1,新)しかも,それらのものは実に雄弁に語っているではありませんか。

      しかし,神の力と特質の表わされている実例を見るために,何も星のきらめく広大な天体にまで目を向ける必要はありません。自分の体のことを考えてみればよいのです。

      手に目を向けてみてください。今お読みになっている雑誌を手にしておられるでしょうか。そうであれば,ご自分の目からちょうど良い位置に雑誌が来るよう,腕は曲げられているに違いありません。手の指は各々,雑誌が落ちることなく,かと言って紙を破いてしまうほどでもない,ほど良い圧力をかけています。このすべてを考えてから

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