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聖書は問題に答えているか目ざめよ! 1974 | 4月22日
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はそれを信ずる者に,生活の指針となる最高の道徳規準を与えます。聖書は悪の存在とそれが悪化している理由を教えます。現在の人間の危機を聖書が正確に預言していることは,聖書が近い将来について預言していることも確実に実現することを保証します。
しかし聖書は将来にかんして何を預言していますか。進化論に固執する人たちはどうですか。
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挑戦に答えることができるのはだれか目ざめよ! 1974 | 4月22日
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挑戦に答えることができるのはだれか
ダーウインが1859年に「種の起源」を出して以来,牧師は進化論を支持してきました。
しかしながら,エホバの証人が首尾一貫して進化論でなく聖書を信頼してきたことは,キリスト教世界の僧職者たちと鮮やかな対照をなしています。ものみの塔協会の初代会長が執筆した「聖書研究」(1886年発行)第一巻は,進化論は「人間の理性に反し聖書に反する」と述べています。その時以来,ものみの塔協会の多数の出版物は,進化論にかんする論争において聖書を支持してきました。この点にかんしてエホバの証人がはっきりした態度を取っていることは,よく知られています。
たとえばノーマン・マクベスは,自著「ダーウイン再考」の中で,エホバの証人のことをも指摘し,彼らが進化論の挑戦に対して聖書を擁護していることを述べています。「エホバの証人は生物学をかなり研究している。ある日わたしは,『目ざめよ!』誌の1967年4月22日号(日本語版1967年10月8日号)を読むように強く勧められた。そしてそれにダーウイン主義に対する鋭い批判がのっていたのにたいへん驚いた。……したがって,『……それ[進化論]を信じない者はほとんどが,科学的証拠を知らない者であることは明らかである』というシンプソンの主張はもはや正しいとは言えなくなった」。
エホバの証人は,進化論が試みた挑戦に対抗してきました。そして自分たちが聖書を信じていることを世に明らかにしてきました。進化論の一部を受け入れることでさえ,聖書を退けることになることを彼らは知っています。彼らは鋭いどう察力を持つクリスチャンですから,誘惑されて進化論的な哲学を信ずるようなことはしません。パウロのことばはきわめて適切です。「気をつけなさい。もしかすると,人間の伝統にしたがい,また世の基礎的な事がらにしたがってキリストにしたがわない哲学やむなしい欺きにより,あなたがたをえじきとして連れ去る者がいるかもしれません」― コロサイ 2:8。
しかしあなたはいかがですか。今日常識のようになっている進化論についていきますか。わたしたちは重大な時期に住んでいます。過去において神は,神を崇拝すると主張していた偽善者たちをいつまでも許しておくことはされず,ご自分のことばが真実であることを示すべく行動を起こされました。(たとえばエゼキエル 8:10-12; 9:1をごらんください)今日,キリスト教世界の僧職者たちは,神のことばを退け,進化論などの教えをもってそれに代えようとしてきました。しかし神は再びご自分のことばを擁護されるでしょう。神は変わるかたではありません。では神は何を行なわれるのでしょうか。
聖書が,「世のはじめから今に至るまで起きたことがなく,いいえ,二度と起きないような大患難」と呼んでいるものをまもなくもたらされるのです。(マタイ 24:21)進化論のような教えを含め,偽りを支持する人と組織はすべて根絶されます。事実,腐敗したこの体制全体が,悪魔もろとも活動を停止させられます。―ダニエル 2:44。啓示 19:19–20:3。
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