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  • 『死のように強い愛』
    ものみの塔 1980 | 7月15日
    • 15 結婚に関する聖書的基準をいつまでも守ることにより,夫と妻はどんな関係を楽しみますか。

      15 先ほど取り上げた基準を保つには,不断の努力と,聖書の適用と,祈りを込めてエホバに頼ることが必要です。夫婦がこのような雰囲気を作り出せば,愛は必ず成長します。夫は自分を敬うよう要求する必要はありません。大事にされている,そして霊的な思いを持っている妻は,言われなくても夫を敬うでしょう。また妻も,『あなたはわたしを愛していない』などと不平を言う必要はありません。クリスチャンの夫でだれが,有能で敬神の念の厚い妻を愛さずにいられるでしょうか。(士師 14:15-17とルツ 3:11を比べてください。)夫と妻が,聖書に記されている各々に適した役割を果たすそのような家では,使徒の次の助言に従うことはむずかしくないでしょう。「あなたがた[夫]ひとりひとりも,それぞれ自分を愛するように妻を愛しなさい。一方,妻は夫に対して深い敬意を持つべきです」― エフェソス 5:33。

      「あなたの若い時の妻と共に歓びなさい」

      16 箴言 5章は,配偶者に対して忠実であることをどのように勧めていますか。

      16 結婚は人間に喜びをもたらすためのものでした。しかし,その喜びを得,夫婦愛を永続させるためには,配偶者に対する忠実さがなければなりません。聖書は,結婚関係外に求めてはならない,性的満足をもたらすものを示すのに,象徴的な「水の源」という表現を用いています。言うまでもなく,夫と妻の愛には夫婦関係が含まれます。しかし,婚姻関係外の関係をその親密な関係に入り込ませないようにしなければなりません。それで夫は次のように告げられています。「あなたの水溜から水を……飲め。あなたの泉が戸の外に……散らされてよいものか。それはただあなただけのものとなり,あなたと共にいる見知らぬ人のためとなることがないように。あなたの水の源が祝福されるように。あなたの若い時の妻と共に歓びなさい。彼女は愛らしい雌鹿,優美な野生やぎ[しとやかさの象徴かもしれない]。……その愛であなたは絶えず陶酔するように」― 箴 5:15-23,新; 7:6-23。

      17 お互いのやさしい思いやりは,結婚で結ばれているふたりにどんな効果を及ぼしますか。

      17 結婚で結ばれている夫と妻は,結婚の分を互いに与え合う聖書的義務があります。これは,深い愛を表わす一つの方法です。婚姻関係内での心からの愛情の自然の発露であれば,それは美しい絵に例えられるかもしれません。であれば,神を敬う夫婦がその状態を損なわないように,結婚の床を汚さないようにするのは,なんと重要なことなのでしょう。(ヘブライ 13:4)そのような親密な事柄におけるお互いのやさしい思いやりは,離婚という悲しい目にあわないようにするのに役立ち,また不道徳に屈しないための保護ともなるでしょう。―コリント第一 7:1-5。

      18 神を敬う夫は,妻の感情的必要やそれに関連した必要を満たすことに努める一方,どんなことをわきまえていなければなりませんか。

      18 したがって,神を敬う夫は,妻の感情面の必要や,それと関連した必要を満たすように配慮します。しかし,神の霊を持ち,自制の実を示す人にふさわしい慎みをもってします。(ガラテア 5:22,23)そして,イスラエルに与えた律法の中でエホバが考慮を示されたように,クリスチャンの夫は妻の身体的,生物学的限界に考慮を払い,「知識にしたがって」行動し,「弱い器である女性としてこれに誉れを配し」ます。―レビ 18:19; 20:18。ペテロ第一 3:7。

      19 (イ)どんな家庭環境の中で育てられる子供は幸せですか。(ロ)子供にはどんな懲らしめが必要ですか。

      19 やがてその婚姻関係は,「エホバからの相続財産」である子供という結果を得るかもしれません。(詩 127:3,新)両親が深い愛で結ばれている,そして霊的な事柄が非常に重要視される家庭環境の中で育つ子供たちは幸せです。確かに,子供たちには助言や懲らしめが必要です。「子を愛する者は懲らしめをもって確かにこれを捜し求める人である」。(箴 13:24,新)親が聖書に基づき,愛をもって子供のしつけに当たるなら,結果はすばらしいものになるでしょう。

      シュラミの娘の専心の献身に倣う

      20 男女間の愛のすべてをしのぐものは,どんな愛と献身ですか。

      20 羊飼いに対するシュラミの娘の愛は『死のように強い』ものでした。今日,結婚によって結ばれる,神を敬う人々の愛も,そのように深いものになり得ます。その娘はまた,「専心の献身を守り通す態度はシェオルのようで,屈することがないからです」とも言いました。(雅歌 8:6,新)油そそがれた追随者たちの集団に対するイエスの愛は,男女間のどんな愛をもしのぐものであり,キリストに対するその会衆の愛はシェオルのようで,屈することがありません。しかしイエスは,天でご自身の「花嫁」となる者たちだけのために死なれたのではなく,「ほかの羊」のためにも死なれたのです。現在ほかの羊は「大群衆」によって表わされており,地上におけるとこしえの命という喜ばしい期待を抱いています。―ヨハネ 10:16。啓示 7:9。

      21 (イ)シュラミの娘は,注目に値するどんな模範を残しましたか。(ロ)イエスがわたしたちのためにしてくださったことを思いめぐらすとき,わたしたちはどんな益を受けますか。

      21 これらエホバの僕すべてのために,シュラミの娘は特に注目に値する専心の献身の模範を残しました。イエスが贖いの死を通してわたしたちのために行なってくださったことを思いめぐらし,また愛のこもったイエスの言葉や約束を考えるとき,イエスに対するわたしたちの愛は深くなっていきます。これは,わたしたちが自己本位の,物質主義的な,霊的でない事柄を追い求めないための守りとなります。またこれはわたしたちとエホバ,すなわち人間が『死のように強い愛』を持つことを可能にしてくださった神との結びつきを強めるものでもあります。

  • 愛 ―「さらに勝った道」
    ものみの塔 1980 | 7月15日
    • 愛 ―「さらに勝った道」

      「わたしはさらに勝った道をあなたがたに示します」― コリント第一 12:31。

      1 ある高齢の歴史家は,人間社会に起きる出来事についての研究を,どんな助言に要約していますか。

      「お互いに愛し合いなさい」。92歳の一歴史家は,人間社会に起きる出来事に関する長年月にわたる研究を,この短い助言に要約しました。「わたしが最後に得た歴史の教訓は,イエスが与えた教訓と同じである。……ともかく試してみなさい。実際に役立つ働きをする点で愛は最高である」と,ウィル・デュラントは述べています。

      2 追随者たちに「新しいおきて」を与えるに当たって,イエス・キリストは何と言われましたか。

      2 地上での生活を終える最後の晩に,イエス・キリストは追随者たちに言われました。「わたしはあなたがたに新しいおきてを与えます。それは,あなたがたが互いに愛し合うことです。つまり,わたしがあなたがたを愛したとおりに,あなたがたも互いを愛することです。あなたがたの間に愛があれば,それによってすべての人は,あなたがたがわたしの弟子であることを知るのです」。(ヨハネ 13:34,35)では,イエスの真の追随者であることを示す特質は何でしょうか。それは明らかに,彼らが互いに愛し合うこと,彼らの間に顕著な愛があることです。しかしそれはどうして「新しいおきて」なのですか。イエスの真の追随者たちは,どのようにイエスが彼らを愛されたように互いに愛し合うべきでしたか。

      イエスが弟子たちを愛されたように

      3 愛に関するイエスのおきては,どんな点で「新しい」ものでしたか。

      3 その「新しいおきて」を与える少し前に,イエスはへりくだって弟子たちの足を洗われました。そのときのイエスの行動は,たとえ卑しい仕事でも信仰の仲間のためにそれを行なって,愛情を込めて彼らに仕えなければならないということ

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