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  • 真理の喜ばしいことばを話すための備えを身につける
    ものみの塔 1973 | 12月1日
    • してみました。結果として,その婦人は聖書の音信に深い興味を持つようになり,家庭聖書研究に応じました。

      18 この学校の課程の中では何が重視されていますか。何を目標にして?

      18 神権宣教学校は,神からの教えの得られるところとして聖書を重視しています。また,自分の家族や他の人に神のことばを効果的に教える人となれるよう,関心を持つ人すべてを助けることに努力を集中しています。(ヘブル 5:12)そして,わたしたちが他の人に教えるさいに自分の知恵に頼るべきではなく,むしろ神のことばに頼るべきことを強調しています。神のことばは,まさに「命のことば」なのです。―ピリピ 2:16,新。

      19 (イ)イエスはどんな効果的な教え方を確立されましたか。(ロ)世俗的な教育が乏しいというような理由でこの訓練課程への参加をためらうべきでないのはなぜですか。

      19 神権宣教学校が力を入れて勧めている教え方は,イエスが用いた教え方と同じです。すなわち,神の権威あることばをよりどころとし,簡明に話し,例えを使うことです。簡明さが効果的な教え方の鍵であるということは多くの人にとって励みになります。パウロが説明したとおり,神は,高い教育を受けた人や「肉的に賢い者」を多く召されませんでした。「強力な者が多く,高貴な生まれの者が多く召されたのでもありません。むしろ,神は世の愚かなものを選んで,賢い人びとが恥をこうむるようにされました。……あなたがたがキリスト・イエス,すなわち,わたしたちにとって,神からの知恵……となられたかたと結ばれているのは,神に帰すべきことなのです」。(コリント前 1:26-31,新)したがって,世俗的な教育が乏しいというような理由で,神権宣教学校に入ったり真理を他の人とわかち合ったりするのをためらうことがあってはなりません。

      20 他の人に真理を教えるために喜ばしいことばを使うという点でソロモンは何をすることが必要でしたか。

      20 宣教奉仕において効果的な働き人となるためにはだれにとっても努力が必要です。ソロモン王についてさえこう記してあります。「召集者は賢い者となっていたが,なお民に常に知識を教え,また思いめぐらしかつあますところなく捜し求めて,多くの格言をまとめようとした。召集者は,喜ばしいことばを見いだし,真理の正確なことばを書くことに務めた」。神権宣教学校にはいっている人は,真理を捜し求めている人すべてにエホバのことばを教えるために同じような願いをいだいています。彼らは,そのために聖書の徹底的な調査と研究が必要なことを知っています。それは,喜ばしいことばを見いだして,自分の伝える音信が聞く人にとって興味深く,しかも教訓的なものであるようにするためです。ソロモンが述べるとおり,そのようによく選択されたことばは,人の歩みを命の道に向けるのに,牛追いの使う突き棒のように強力なものとなります。―伝道 12:9-11,新。

      21 わたしたちは自分の家族に対してどのような話し方をすべきですか。そして何を避けるべきですか。

      21 わたしたちの関心が,ちょうどソロモンの場合と同じように,真理の正確で喜ばしいことばを見いだしてそれを使うことであるなら,その努力はわたしたちの日常の話し方にも表われるべきです。それは,自分の家族や友人との会話,職場や野外宣教のさいの話し方にも表われるべきです。クリスチャンは,話し方という面で二重の規準を持つべきではないからです。父親である人たちは「子どもをいらだたせ」ないように,妻たちは夫に対して「深い敬意」を持つように,子どもたちは『父と母を敬う』ようにと命じられています。(エペソ 4:31–5:4,33; 6:2-4。テトス 2:7,8)だれにしても,家族に不幸をもたらすような話し方をしたり,うわさを広めることを楽しみとしたり,皮肉やいやみを言って喜んだりすることがあってよいでしょうか。イエスはこう説明されました。「口から出るものは心から出て来るのであり,それが人を汚します。たとえば,心から,邪悪な推論,殺人,姦淫,淫行,盗み,偽証,冒とくが出て来ます。これらが人を汚すものです」― マタイ 15:18-20,新。

      22 どのようにすればわたしたちの心は人を築き上げるようなことばの出るところとなりますか。

      22 この逆も真実です。わたしたちが自分の心の中に,「忠実な思慮深い奴隷」級により『時に応じた霊の食物』として備えられるもの,人を築き上げ,信仰を強める知識を取り入れるなら,わたしたちの心がわたしたちに語らせるものは,いやしと平安と幸福を推し進め,創造者に対する尊崇の念を深めさせるものとなります。親として,あなたがお子さんの心に築き上げているのはこのような態度ですか。聖書を常に読みまた勉強することによってあなたが自分自身の中に強くしておられるのはこのような態度ですか。もしそうなら,あなたは,エホバの壮大なお目的に対する深い理解を自分のうちにしっかりと築き,「会衆を築き上げる」ためにも幸福な家庭を作るためにも役だつ者となる道を取っていることになります。―コリント前 14:12,新。詩 19:14。

      23 わたしたちはなお続けられているどんな業に加わることを願うべきですか。どのようにして?

      23 ソロモンと同じように,真理の喜ばしいことばを語れるようになることがあなたの願いであるなら,エホバはそうしたあなたを助けます。そうした願いを,自分の家族に対する話し方によって,また,エホバが備えてくださったものに対する感謝を言い表わすことによって示してください。(エペソ 5:20)「人間の知恵に教えられたことばではなく,霊に教えられたことば」で語りつつ,ご家族や友人の心と思いを創造者に向けてください。(コリント前 2:13,新)そうすることによって,あなたもあなたのご家族も,エホバの真理の代弁者イエスの予告した,大規模な福音宣明の業に加わりたいとの願いをいだかれるようになるでしょう。その業は今,全世界でなされているのです。エホバは今,空前の規模で,すべての国の人びとを弟子とするための備えをご自分の民に得させています。詩篇作者の次の招きのことばを受け入れることによって,あなたもこの預言された業に加わることができます。『息あるものは皆ヤハをほめたたふべし なんぢらエホバをほめたたへよ』― 詩 150:6。

  • みだらな傾向に用心しなさい
    ものみの塔 1973 | 12月1日
    • みだらな傾向に用心しなさい

      アメリカのある大衆写真誌は,1972年に入ってまもなく,結婚問題に関するアンケートを掲載し,読者がそれを記入して送り返すように求めました。6か月ほど後,同誌は6万2,000通の回答を受け取ったことを伝えました。読者からの反応は概して,「伝統的な結婚生活を,まじめに,また多くの場合熱意をいだいて,時には怒りを込めて弁護して」いました。しかし,『伝統的な結婚生活を弁護する』ことと,それに従った生活を送ることとは全く別問題です。―ライフ誌1972年11月17日号。

      一例として,人びとから非常によく知られ,また好かれてもいたある男の人がいました。その人は約20年の間会衆の主宰奉仕者として奉仕した後,姦淫を犯して悔い改めなかった者として除名つまり排斥されました。その人はわざわざ求めて罪を犯したわけではありませんでした。彼は世俗の仕事で良い地位を得て信望も増し,商用で長期間の旅行をすることを求められるようになったのです。そうした旅行で,姦淫をすることになんら良心のとがめを感じないような人びとといっしょに酒を飲んだり,食事をしたり,付き合ったりしました。そして,彼は誘惑に負けました。

      こうした場合によくあるように,その人は事実を妻やクリスチャン会衆に隠し,しばらくのあいだ虚偽の生活を送りました。彼は,「その罪は必ず

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