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家族制度が崩壊すれば目ざめよ! 1980 | 7月22日
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家族制度が崩壊すれば
家族は社会の最も古い,最も基本的な単位です。また,一国の青年男女を保護し,育むための枠組でもあります。しかし,深刻な問題を抱えた家族が多いことを恐らく知っておられるでしょう。
家族のきずなが弱まり,崩壊の一途をたどるようになるとどうなるでしょうか。US・ニューズ・アンド・ワールド・リポート誌の1978年3月13日号は次のように述べました。
「家族は社会の中心的な力である。その家族という制度が崩壊すれば,その代わりとなるものを設けない限り,社会も崩壊する。しかも,それは強力で道理に合ったものでなければならない」。
しかし,実際のところ,従来の家族制度の代わりを立派に務めるものが何かあるでしょうか。今はやりの,「家族のような」様々な実験的関係を見てどう思われますか。
例えば,同性愛者の“家族”が続々と登場し,中には,養子をもらっている“家族”さえあります。性関係も共同なら,生まれた子供の養育も共同という,コミューン式の“集団婚<グループ・マリッジ>”も盛んになりました。正式に結婚している男女が,互いに配偶者以外の人と性関係を持つことを認め合っている“開かれた結婚”も試みられています。特に多いのは,男女が合法的な結婚の正式手続をせずに同棲する“内縁関係”です。
その結果を調べる
では,それら,従来の家族制度に取って代わろうとする関係はどんな結果を生んでいるでしょうか。大体において良い結果は得られていません。例えば,新しい道徳を実践している若者の間では十代の妊娠が非常な勢いで増えており,そのために政府は毎年,医療費と福祉費に多額の予算を計上しなければなりません。そのつけは納税者に回ってきます。
実を言うと,これら家族制度に取って代わる生活上の取り決めが出てきたこと自体,すでに実証ずみの価値が崩壊していることの表われなのです。これは早晩わたしたちすべてに影響を及ぼす事柄です。1978年のワールド・ブック百科事典もそのことを次のように印象的に述べています。
「文明全体の存続もしくは消滅は,家族生活が堅実かどうかにかかっていた」。
これは本当に真実でしょうか。
歴史家たちは,古代ギリシャにおいて道徳の退廃が家庭を破壊したことを指摘します。歴史家ウィル・デュラントは当時の人々の様々な生活様式に注目したのち,こう書いています。「これまで,ギリシャがローマによって征服された根本原因は,ギリシャ文明が内部から崩壊したことにあった,という点を示そうと努めてきた。大国が征服される場合,その国は必ずすでに内部から崩壊している」。
このことはローマについても言えました。デュラントによれば,ローマの初期には家族の結束が強かったので,人々はしっかりしていて国家は強力でした。それから数世紀経てローマ人の家族生活が弱まると,国力も衰えました。
ところで,現在の社会をながめて,歴史が全世界的な規模で繰り返しているのではないだろうかと考える人もいます。今日,家庭は本当に破綻をきたしているのでしょうか。
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今日見られる家庭生活の破綻 ― その結果はどれほど深刻か目ざめよ! 1980 | 7月22日
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今日見られる家庭生活の破綻 ― その結果はどれほど深刻か
世界中で,家族という制度はほころびてきています。家庭問題がこれほど多い時代はかつてなかったのではないでしょうか。
下に掲げたアメリカとカナダの離婚件数は,他の国にも存在する問題の深刻さを示す一例に過ぎません。これと同様の,あるいはもっと高い離婚率を示している国がほかにも幾つかあります。
社会の基本的な単位である家族の生活の破綻は,人体の基本的な単位である細胞が十分に機能しないことになぞらえられるでしょう。たくさんの細胞が病気になって,“狂って”しまうと,体全体に悪い影響が及びます。同様に,多くの家族が生活に破綻をきたすならば,文明全体が衰えます。
家庭問題の専門家であるメイヤー・エルキンは,「今の子供たちは分裂した家庭で育っている。我々は社会的な時限爆弾を生産しているのである」と警告しています。
実際,家庭生活の破綻の結果はどれほど深刻でしょうか。家庭生活の破綻が主な原因であるとされている問題を次に挙げましょう。
学校内暴力
「家族制度が崩壊していることを考えれば,[米国で]1年間に教師に対する暴行が7万件あり,学校で殺人事件が100件起き,10億㌦(約2,400億円)相当の学校の資産が破壊されたことも不思議ではない」と,メニンガー財団の主任精神科医ハロルド・V・ロス博士は言明しています。
自殺の流行
日本では毎週平均16人を超える若者が自殺を図っています。西ドイツでは最近1年間に1,468人の若者が自ら命を絶ちました。米国では毎年約5,000人,つまり一日平均13人の若者が自殺しています。
青年期の精神医学を研究しているあるグループの主任,アーサー・フローズ博士はこう説明しています。「昔から心のよりどころとなってきたものがもはやなくなったと感じている若者は少なくない。家族はますます安定性を失ってきており,働きに出る母親が増えている。おばあちゃんが近所に住んでいないから,子供は放課後,クッキーを焼いているおばあちゃんのところへ行くということもできない」。
少女の売春
国連人権委員会の報告によれば,南米のある一つの国だけで未成年者の売春婦が約5万人います。少女の売春は世界中に広まっています。その理由について,1978年5月16日付のデトロイト・ニューズ紙は,「売春婦になる少女の多くは分裂した家庭の出であることが一つの型になっている」と述べています。幾つかの調査によると,売春婦の25%は近親相姦の経験を持っています。
世界的な麻薬の乱用
麻薬の乱用は世界の多くの国で,特に若者たちの間に増えています。イタリアには麻薬中毒者が20万人,英国には200万人,米国には600万人いると伝えられています。ある指導的な精神科医は,「麻薬常用者を調べて大抵気づくのは,人格形成期である幼年時代を父親なしで過ごしていることである」と述べています。
家庭内の暴力
「人が殺されたり,傷付けられたり,暴力をふるわれたりする可能性は,他のいかなる社会状況におけるよりも,自分の家の中で親族から受けることが多い」と,社会学者のリチャード・ゲリーズは述べています。
米国では毎年2,000人ほどの子供が親の手にかかって殺され,100万人近い子供が危害を加えられています。また,夫婦間の殺人事件は年間約2,000件に上っています。これは家族の状態が悪化しつつあることの結果です。
老年の人々は邪魔者扱いにされる
親子三代が一緒に暮らしている家族は現在あまり見られなくなりました。アメリカには一人で暮らしている人が650万人余りいます。年老いた親族は多くの場合は邪魔者扱いにされて老人ホームへ入れられるか,さもなければのけ者にされます。その結果,多くのお年寄りは孤独を味わい,早く死にます。
性病のまんえん
イタリアで国民兵役に召集された196万8,984人の若者のうち,6万5,000人近くが梅毒にかかっていることが明らかになりました。毎年米国で報告される100万人のりん病患者の25%は15歳から19歳の若者です。米国では毎日約5,750人の少女がりん病のために学校を休んでいます。今日見られる恐るべき性の乱脈ぶりの主要な原因は家庭が破綻をきたしていることにあります。
大勢のアルコール中毒者
文字通り何百万人ものアルコール中毒者のいる国は珍しくありません。フランスでは1年間に4万人がアルコール中毒で死亡しているとのことです。米国では5人の高校生のうち一人は1週間に少なくとも1度酒に酔います。アルコール中毒の根本的な原因が家族のいさかいや不和にあることは認められています。
少女の妊娠
米国では,毎年14歳以下の少女約3万人が妊娠し,十代で妊娠する少女の合計は年間100万人に上ります。そのうち約60万人の少女は子供を産みますが,そのうち3人に二人は結婚せずに子供を産みます。カナダでは毎週1,000人を超す十代の少女が妊娠します。ニュージーランドでは生まれてくる赤ん坊のうち5人に一人は私生児です。これも,家庭が破綻をきたした悲しい結果です。
明らかに,家庭生活の破綻は,広範にわたっており,悲惨な結果をもたらしています。幾十万人もの十代の母親が夫なしで子供を育てようとしていることを考えるとがく然とさせられます。しかし,それは現実に起きていることなのです。
そればかりか,英国の20歳未満の花嫁の3人に一人は,結婚式の当日すでに妊娠しています。米国でも,25歳未満の新婦のほぼ四分の一は結婚の時すでに子供を出産しているか,あるいは妊娠中です。それらの新しい家族のほとんどは,そのような事情のために経済面と感情面で負担をかかえるはずです。
現在幾つかの国々では,学齢期の子供を持つ母親の多くが職業に就いています。米国の場合,母親の半数余りが職業を持っています。父親も働いているので,子供たちは大抵,必要とされる親の指導を受けそこなっています。ユーリー・ブロンフェンブレンナー教授の次の言葉が示している通りです。「確実に問題を予示するものがあるとすれば,それは子供が帰って来ても家にだれもいないということであろう」。
離婚,別居,姦淫が広く見られ,多くの親による家庭の責任の回避などがいよいよ一般的になってきているので,社会学者たちは,家族は今世紀に消滅する可能性があると予告しています。また,家庭生活の破綻が癌のように広がり,文明そのものの崩壊を招くことを恐れている人々もいます。
家庭生活を破綻させたものは何でしょうか。それにどう対処することができるでしょうか。
[4ページの図表]
離婚総数
アメリカ カナダ
1960 393,000 6,980
1965 479,000 8,974
1970 708,000 29,775
1976 1,083,000 54,207
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家庭が破綻をきたしている原因目ざめよ! 1980 | 7月22日
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家庭が破綻をきたしている原因
今から80年か90年ほど前には,ほとんどの人は小さな農場で生活しているか,さもなくば農村部に住んでいました。ところが今日の社会は主に都市を中心としており,工業技術がめざましく進歩したため,人々の生活様式は急激に変化してきました。そのような変化は,家庭が破綻をきたしていることと関係していると言えないでしょうか。
現代の都市生活は人間性をはなはだしく欠いていることが少なくありません。幾年も前と比べると,他の人の福祉に対する気遣いが薄れています。次のような例があります。米国のオクラホマ・シチーの歩道に一人の老人が倒れて死にそうになっていました。その老人はおびただしく血を流し,舌を見せていました。ある新聞は次のように報じています。
「大勢の歩行者が老人のそばを通り過ぎた。その人をまたいで行った者もある。何台もの自動車がそこを通ったが,運転者は自動車を止めようとはしなかった。
「自動車で通りかかった弁護士のヘンリー・W・ニコラス2世は,被害者に応急手当てを施すために自動車を止めた。被害者は郊外のベタニーに住む77歳になるクリントン・コリンズさんであることが後に判明した。ニコラス氏が老人の手当てをしているとき,大勢の通行人があったが,援助を求めてもそしらぬ顔で気にも留めずに立ち去った」。
嘆かわしいことではありませんか。しかし,残念ながら,このようなことがむしろ普通になっているのです。そして,人々の冷淡な態度は,その家族に影響を与えているに違いありません。他の人に対する気遣いがなぜそれほど薄れているのでしょうか。
態度の変化
それは人々の態度が根本的に変化したためです。そして,現代の工業技術はそうした態度の変化を助長しました。どのようにでしょうか。工業技術の所産である数々の新製品を売りつけるために,世は人々に,それがなければ幸福になれないと感じさせているのです。“人生は一度限りなのだから,今,得られるものはすべて手に入れるべきだ”という意味のことが至るところで叫ばれています。
このようにして,人々は自分を満足させ喜ばせることを第一に考えるように教えられています。その結果,今日の“自己<ミー>の”社会が生まれました。昨年の夏開かれたある頭脳集団<シンク・タンク>の会議の席上,数名の著名な哲学者は,そのような考え方がもたらす結果に懸念を表わしたようです。会議の司会者アルフレッド・E・ケーニグは次のように語っています。「将来と言っても一,二年先のことしか考えず,それより先のことを考えない人々があまりにも多い。道のずっと先にあることを気に掛けたり,そのために努力を払うということは実際ほとんどなされない」。
確かに,将来が非常に不確かなため,多くの人は“刹那主義的”になって,今人生からできるだけのものを得ようとします。このように刹那的な快楽を追い求めることは家族にどんな影響を与えているでしょうか。
家族への影響
今日多くの人は,この世の宣伝にのせられて,主に自分が喜びを得るために結婚します。性を楽しむことを最も重要な関心事としている人は珍しくありません。そのような人は,結婚関係から得られる満足に対して実現不可能なほど大きな期待を寄せます。それで夫婦はすぐに離婚し別の相手から喜びを得ようとします。
結婚生活の長い人々でさえ,自分を満足させることを強調する“自己<ミー>の”社会の犠牲になっています。自分が何かを得損なっており,別の人と性関係を持てば本当の喜びが得られると考えるように仕向けられています。この問題に関する著書の多いロバート・テイラー博士は,「私は“自己<ミー>の”哲学が今日の高い離婚率の一因になっていると思う」と語っています。
最大の被害者は恐らく子供たちでしょう。多くの親は,自分を満足させることにかまけて,子供のために自分を犠牲にすることをいとうようになっています。数年前に,米国のデトロイト・フリー・プレス紙はこう述べました。
「間もなく成人に達しようという子供を持つ,郊外に住むある母親は,30歳前後の若い夫婦は自分たちと違っていると語った。その母親によれば,若い夫婦は非常に利己的で,自分のことだけしか考えない。金と出世と自分のことがまず第一で,子供のことは顧みず,物質のことばかり気にしている,というのである」。
この“自己<ミー>の”哲学の下地を作ったのは,「それ自体常に『悪い』と言えるものは何もない」という考え方をする,いわゆる新しい道徳です。その考え方によれば,配偶者以外の人との性関係も悪いと言えず,婚前交渉も悪いとは言えません。何事も状況次第である,というわけです。しかし,そうした考え方は悲惨な結果を招き,家庭が実際に破綻をきたす一因となりました。
家族の起源も関係しているのはなぜか
現代の工業技術のすばらしい所産によって,いろいろな楽しみが得られるようになり,新しい道徳は人々を“解放”してそれらの楽しみを十分に味わわせると考えられていました。しかし,現代の工業技術が出現する以前に比べて今のほうが,幸福で満ち足りている家族は少なくなっています。問題はどこにあるのでしょうか。
根本的な問題は次の点にあります。すなわち,人間は自分たちの知恵と業績にのぼせ上がり,結婚も家族という制度も人間の考え出した事柄であって,自分たちの必要を満たすためいわば長年にわたって発達させてきたものだという考えを説いたという点です。しかし,それがそもそも,今日の悲惨な家庭生活の破綻の根底にある重大な誤りなのです。
どうしてでしょうか。なぜなら,愛と結婚は,家庭や子供と同じく,もっと高いところに源を有しているからです。最初の男女を創造された方はその二人に生殖力を授け,二人をめあわせて家族とされました。(創世 2:21-24。マタイ 19:4-6)その家族が増え,さらに多くの家族を生み出して地を満たすことが,エホバ神の明言された目的でした。―創世 1:28。
家族を創始された方が家族生活を成功させる秘けつをだれよりもよく知っておられるのは当然ではないでしょうか。現に,家族が幸福になれない根本的な原因は,創造者が人間のために聖書に書き記させた実際的な導きを人間が適用していないことにあります。少なくとも,その聖なる書物に書かれている事柄に照らして家族の問題を調べるのは賢明なことではないでしょうか。
目に見えない敵の働き
聖書は,わたしたちの世代に,『親に対する不従順』や『自然の情愛の欠如』を含め恐ろしいほど「不法が増す」ことを予告していました。(マタイ 24:3-12。テモテ第二 3:1-5)また,家族を破壊させるそのような問題の主要な原因が目に見えない強力な力であることも示しています。今の時代について聖書は次のように述べています。「地……には災いが来る。悪魔が,自分の時の短いことを知り,大きな怒りをいだいてあなたがたのところに下ったからである」― 啓示 12:9,12。
では,ここに出て来る悪魔とはだれでしょうか。この者は架空の人物ではありません。神と同様,目に見えない実在者です。そして,聖書が明らかにしているところによれば,その者が人間の思いに働きかけ,人間をそそのかして不法な行為をさせています。―ヨハネ第一 5:19。ペテロ第一 5:8。
そのように考えることに抵抗を感じる人がいるかもしれません。では,その人たちは,人々が残酷な,多くの場合悪魔的で堕落した行為をしばしば自分の夫や妻や子供や親に対して行なう理由を説明できるでしょうか。普通では考えられないような恐ろしい行為は,悪魔と悪魔に組する霊の勢力の目に見えない影響によるものである,と言う以外に説明のしようがありません。
過去においては,家庭生活の破綻が衰退の一因となって文明が次々に現われては崩れ去り,歴史は繰り返しているかに見えました。しかし,今はこれまでとは違います。聖書はこの時代を「終わりの日」としています。それは,ギリシャ文明やローマ文明のような単なる一文明の終わりではなく,事物の全体制の終わりです。また,悪魔と悪霊の活動にも終止符が打たれることになっています。エホバ神はすべての悪を終わらせ,全く新しい事物の体制を招来することを約束しておられます。―ペテロ第二 3:13。ヨハネ第一 2:17。啓示 20:1-3。
では,この多難な時代に住んでいるあいだ,家族生活を幸福にするためにどんなことができるでしょうか。
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あなたの家族生活を幸福にする方法目ざめよ! 1980 | 7月22日
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あなたの家族生活を幸福にする方法
おいしいケーキの作り方を見て,その通りに作れば,おいしいケーキができます。幸福な家庭を築く場合も同じで,優れた作り方,つまり導きが大切です。
家族の創始者がそうした作り方を教えてくださると期待するのは理にかなったことです。そして創造者は確かにそれを教えてくださっています。神は家族生活を成功させる方法に関する導きと指示を聖書の中で与えておられます。
しかし,次のような異議を唱える人も多いことでしょう。「“キリスト教の”国の人々は今までずっと聖書を持っていたのに,家庭問題は解決されていないではないか。“キリスト教の”国の離婚率がトップを行っている場合は少なくない」,と。
確かにその通りです。多くの不幸な家族は実際に聖書を持っています。しかし,聖書を読んだことがあるでしょうか。さらに重要なこととして,聖書の原則を生活に適用してきたでしょうか。聖書を持っている人の多くはそれを読まず,その律法や原則を適用してもいないというのが事実です。
一方,「聖書を導きにしていなくても,また家族の中に神を信じている成員が一人もいなくても,幸福な家族がある」と言う人もいます。
これもその通りです。では,その人たちはどうして幸福なのでしょうか。それは,実は,その家族の成員が,聖書中に述べられている基準と同様の基準に,そうとは知らずに従っているからなのです。実際,人間は神によって創造された際に良心を与えられているので,それとは知らずに,家族生活に関する神の律法や原則とほぼ一致した生活の仕方をしている人もいるのです。―ローマ 2:14,15。
神のその律法と原則にはどんなものがあるでしょうか。次の数ページでそれらを調べ,それらを当てはめれば自分の家族の幸福に資するかどうか検討してみてください。
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