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  • あなたのお子さんは車の免許を取る用意がありますか
    目ざめよ! 1974 | 6月22日
    • ことを一種のゲームのようにしており,それについてこう説明しています。

      「わたしの息子は……前の座席でわたしの横に座り,前方を見て,起こりうる危険を見つけ出すようにします。例えば,前方に駐車した車が並び,運転席に人の見える車もあります。その運転者が急に車を発進させ,あるいは車道側のとびらを開けるかもしれません。自分のほうはどうすべきでしょうか。自分からは見えない自動車道があって,そこから急に車が出て来ることもあります。こうした突発事態にどう備えたらよいでしょうか。前方には見通しのきかないカーブもあります。どのように進んで行くべきでしょうか」。

      若い人たちは反射能力が鋭く,最後の瞬間に事故を防ぐような行動が取れる,と考える人もいます。しかし,実際には,隣りの人より一秒の何分の一か速くブレーキに足をかけられることより,そうした行動をしなくてもすむように慎重に運転することのほうが,事故防止のためにずっと大切です。

      若い人たちに安全運転の大切さを銘記させる別の方法は,交通法規の違反者にどのようなことが起こりうるかをじかに見聞きさせることです。土地の取締り当局と連絡を取れば,話を聞くためにそこを訪ねることを喜んで許してくれるでしょう。そして,十代の青少年に特に教訓となり印象となる幾つかの例についてわかるようにしてくれるかもしれません。

      同じく効果的なのは,少年に病院の救急病棟を訪ねさせ,運び込まれて来る交通事故の例を実際に見せることです。これは永続的な印象を与え,安全運転の大切さを強く銘記させます。問い合わせて理由を説明するなら,そうした救急病棟を訪ねることを許可してくれるでしょう。

      お子さんが車を使用する場合,親としてそれをどのように監督するかは,お子さんの将来を大きく左右する問題となります。これは決して誇張ではありません。車の運転に伴う危険に対して親は目をつぶることができません。それは現実のものです。若いかたが車を運転するようになる場合,安全な運転をできるよう,親としてできるかぎりのことをしてください。お子さんの命,そして他の人の命がそれにかかっているのです。

  • 高速道路での幻覚
    目ざめよ! 1974 | 6月22日
    • 高速道路での幻覚

      明らかに,運転者の疲労から来る幻覚が夜間の不可解な交通事故を数多く引き起こしている,と専門家たちは報告している。運転者の疲労がどんな作用をするかを例示するものとして,サンフランシスコのある外科医の場合を挙げることができる。その外科医は明け方の5時まで続いた手術をすませた後,郊外にある自宅に向かって車を運転していた。すると突然,医師の目の前に巨大なビルが出現した。車は鋭い音を立てて止まった。ビルの玄関すれすれのところでなんとか止まった,と彼は感じた。しかし車から降りてみると,ビルなどはどこにもなく,人けのない高速道路がただ続いているだけであった。

      「もちろんすぐに,自分が高速道路催眠にかかっていたことに気づいた」と,同医師は後に語った。また次のようにも語った。「長時間運転していたこと,遅い時刻であったこと,疲れていたことなどが,幻影を引き起こす下地となっていた。睡眠に対する渇望が幻覚を見させたのである。実際には存在しないビルを避けようとして,自分の命を失うか,あるいは他の車に乗っている人を殺してしまうところだった」。

      高速道路でのこうした幻覚の危険を考えて,専門家の中には,単調な直線コースのところに,「危険: 疲労時にはこの付近で幻覚が生じる」と書いた,運転者に対する警告を掲げることを提案した人もいる。

      しかし,疲労した運転者が幻覚を見ることがあるのはなぜだろうか。ハーバード大学公衆衛生学部ではその可能性について次のような説明を行なった。「極度に疲労した運転者は車を止めて休むことを潜在的に欲している。しかし,意識下の思いは何かの理由で引き続き運転させようとする。車を止めようとして働く本人の想像作用が,実際にはありもしない家やビル,風車や壁や動物などの障害物を作り出す。……ほんとうに疲れている時には,運転手は幻覚を見る可能性が十分にある。それは,今のうちになんとか運転をやめさせようとして内面の思いが取る手段である」。

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