10月: 「目ざめよ！」の予約を3冊の小冊子をそえて800円の寄付で。

11月: 「神の千年王国は近づいた」と小冊子を200円の寄付で。

◆ 協会の音楽のレコード，1番から10番までがわずかですが在庫しています。現金項目として注文してください。もし在庫が切れるなら，協会はみなさんの注文を保留注文としておきます。そうすれば，数か月後品物が入荷する時最初の供給を受けるでしょう。

◆ 英語および日本語の1975年の「年鑑」を今注文なさってください。地域，巡回監督，宣教者，特別･正規開拓者で1974年7月1日以前に全時間奉仕を始め，続けている方は日本語または英語で一冊を無料で会衆に注文できます。すべての開拓者（一時開拓者を除く）は「年鑑」を一冊60円で余分に求めることができます。他のすべての方は一冊200円でお求めになれます。会衆は各伝道者あたり一冊，また会衆の開拓者と伝道者によって司会されている各研究に対し一冊を注文できます。どれだけみなさんが注文なさっても1月末までに配布するようにしていただきたいと思います。新年初めに始まる新しい研究のために少しを手元におきたいと思うのでない限り，この出版物は在庫に保たれるべきものではありません。

◆ 新しい本「神の千年王国は近づいた」は10月頃たくさん入荷いたします。どうぞ今，みなさんの11月の運動のために注文なさってください。みなさんは12月に，その時研究している「御心」の本の一つの章が終わりしだい会衆の書籍研究でこの本を研究できるでしょう。「御心」の本はあとで研究を終わらせることができるでしょう。各人は自分の霊的な益のために「御心」の本の個人的な研究を自分自身で終わらせるようにすすめられています。

◆ 洪水や他の災害があるような場合，その地方の会衆は直ちに協会に知らせを送ってください。そして援助が必要かどうか，また全員無事であるかどうかなど知らせてください。もし必要なら協会は他の会衆が援助するよう取り決めることができるでしょう。

◆ 長老や奉仕のしもべの交替制に伴って協会の通信物あるいは文書や雑誌を受け取る永久住所が変更されることのないようにしていただきたいと思います。

◆ 10月の「王国奉仕」の折込みは11月と12月に行なわれる特別な一連の公開講演の筋書きを含んでいます。全部の話は12月の末までに行なわれるようにしてください。講演の題は（1）近づいた千年の平和。（2）天からの支配 ― あなたはそれを受け入れますか。（3）神は人類が永遠に生きられるようにするため，どのように準備しておられますか。（4）キリストの臨在に関してあなたは賢明な，それとも愚かな立場を取っていますか。（5）あなたは神の王国を受け継ぐのに必要な資格を持っていますか。（6）神の新秩序が近いことを示す「しるし」。（7）背教者たちが滅び去った後に訪れる，千年にわたる平和！ 話は正しい順番で行なわれなければなりません。しかし，一人の兄弟が同じ話をそれぞれの所で行なうなどして，2，3の会衆が協力することができるかもしれません。長老たちは9月に集まるとき取決めを作成できるでしょう。しかしどうぞ今招待ビラを注文なさってください。

◆ 地域監督の9月からの公開講演は「神の勝利を確信してください」と題するものです。

神に対する考え方

¹ 明治の初期，アメリカ人宣教者及び日本の聖書学者による日本語聖書の翻訳事業が始められましたが，聖書のGodをどの日本語に訳出すべきかが問題になりました。日本にあった仏教，神道そして儒教には，創造主または造物主という観念がまったくないため，ふさわしい訳語がみつからず，やむを得ず，神道の「神」という言葉を採用しました。

² 日本語の神に関する考え方や知識はある百科事典その他の宗教書にのせられていますが，その「神」の項の一文を引用しますと次のとおりです。「神ということばは，明治時代に英語のGodを神と訳したためにキリスト教でいう人格をもった超越的な存在として想像されるようになった。しかし古く日本で神とよばれたのは，むしろ精霊とか精神といった素朴な超自然的な力のことをいっていた」。

³ 従って八百万の神といわれるように，自然神（動･植物また山，川，海，雷，岩石など），人神（偉大な人がそのまま神となる），祖先神，職能神（商工，学問，技芸など特定の分野でひいでた能力をもつ人や神）そして人間の生活に結びついたありとあらゆる種類の神々について人々は意識しています。その理由で，家から家の証言の際こうした事実を念頭において話すことは肝要です。例えば，「あなたは神がおられることを信じていらっしゃいますか？」また「神は聖書の中で次のようなことを約束しておられます」と話すだけでは，家の人も伝道者も頭の中でまったく異なった神について考えていることもあり，いたずらに混乱をひきおこすかもしれません。

⁴ また家の人の中に「私は無神論です」と主張する方がいますが，ほとんどの場合その人の思いの中には造物主に関する知識はありません。それで，私たちは，神について話す場合，美しい草花，人体のふしぎ，人間の手に届かない無数の星や太陽にふれながら使徒 17:24，26を読み造物主に対する関心をよびおこして話すことができます。

⁵ それで9月に「進化」の本を紹介する時，こう言えるかもしれません。

「あなたが『神』ということばをお聞きになったとき，どんなことが思いに浮びますか。（答える時間を与える）聖書が神について述べていることを読むのは興味深いです。（使徒 17:24，26前半）この聖句は神を全能の，愛ある霊者として描いています。神は天と地と，美しい花や植物，動物そして最後に人間を創造なさいました。人体の驚くべき構造だけでも，知恵と愛のある創造者がわたしたちを設計なさったことを証明しています。（「進化」の本を取り出して4ページの絵を示す）それでもある人々は人間が下等な動物から進化したと言います。どちらが真実ですか。あなたはこの本の中に述べられている論議をお読みになって楽しまれるでしょう。これは100円のご寄付でお求めになれます」。

⁶ 神道を国教にした日本が第二次大戦で負けてから，人々は神に対する信頼を捨て，宗教に対する関心を失うようになったと思われます。しかし，わたしたちの創造者である神は国家主義的な神ではありません。その神は，謙遜にご自分を求める全人類の神です。（使徒 17:27; 10:34，35）正直な心を持つ方々がその神を見いだすのを助けるために勤勉に励みましょう。

「目ざめよ！」予約活動

¹ 10月の予約活動は普通一年のうちでもっともすぐれたものの一つです。大勢の方々は気持ちよい秋の天候の間一時開拓の機会を捕えました。これらの方々は他の開拓者や伝道者たちと共にたくさんの新しい予約を得ています。昨年10月，わたしたちは4万4,251の新予約を得ましたが，これはいまだに一か月で得られた最高数です。11月にはさらに4万254の予約が得られました。今年「目ざめよ！」の予約はただ10月一か月だけ行なわれます。10月1日から努力と熱意を集中することにより，ただこの一か月でどれだけの予約が得られるでしょうか。わたしたちは記録的な合計を確信しています。

² すべてのことはこのすぐれた活動に都合の良いものとなっています。10月の「目ざめよ！」の二つの号はきわだったもので，その題は「前途にはより良い時代が待ち受けていますか」と「家庭生活の諸問題を首尾よく扱う」です。そうです，わたしたちすべてはこれらの号を「ものみの塔」と共に配布することを楽しむでしょう。どうぞ十分の数の雑誌を手元に持つようになさってください。実際的と思える所ではどこでも二つの予約をすすめてみるように準備なさってください。9月1日から一つの予約は800円に，二つの予約は1,600円にそれぞれ金額が変更されますが，この価格は世俗の価格よりもはるかに低いものです。これらの雑誌のすぐれた目的を認識する人々は喜んで予約するでしょう。

³ 家庭の主婦である一開拓者の姉妹は次のような方法で先回の運動のとき良い成功を収めました。予約用紙を自分の研究生に一枚ずつ渡し，「もしあなたがだれかに贈物としたいなら，わたしはその取り次ぎをいたしましょう」。翌週訪問した時，彼女は合計10の新予約を得ました。そうです，率先することにより，わたしたちは新しい予約を得る多くの方法を見いだします。