-
「目ざめよ!」誌を用いて平和を作り出す王国宣教 1970 | 10月
-
-
[4ページの拡大文]
人々が「目ざめよ!」を読んで,目ざめるように助けなさい
-
-
良いたよりを伝える ― あなたは再び訪問しますか王国宣教 1970 | 10月
-
-
良いたよりを伝える ― あなたは再び訪問しますか
1 あなたは文書を求めた人に,「ぜひ再びお尋ねして,この出版物を楽しくお読みになられたかどうかを知りたいと思います」としばしば語りますか。それらの人々の多くは特に深い関心をいだいてはいないかもしれませんが,自分自身の経験や,「ものみの塔」誌に載せられた経験からわかるとおり,わたしたちの再訪問を誠実に待ち望んでいる人もいるのです。わたしたちは,そのような人の期待を裏切りたいとは思いません。
2 再び訪問するとき,単に「いかがでしたか」と尋ねるなら,相手に負担を感じさせていることになります。相手の興味を強める事柄を用意して行くほうが,はるかに良いでしょう。予約を得たり,「真理」の本を配布したりしたとき,家庭聖書研究を行なう機会を少なくとも一度は家の人に与えるようにすべきであると勧められています。しかし,自分で読めるので,「研究」と言った何かむずかしいものに拘束されたくないと考える人がいるかもしれません。それでも,家庭で聖書を学ぶ取り決めを簡単に実演で示すなら,研究を始めるのを助けられるでしょう。
3 時には,他の種々の方法がより効果的な場合もあります。なんと言っても,最初から赤ちゃんに一式の食事全部を食べさせることはできません。それで,霊的な意味での赤ちゃんが霊的な力を得るための食事を取りはじめるには,いわば,少しあやすことをしなければならないかもしれません。ある問題を考えさせるような巧みな質問をすると相手は興味を感じて雑誌を求める場合があることを多くの人は知っています。同様に,いろいろな話題を用意しておくなら,研究を始めるに際し,さまざまな人を動かせるでしょう。「聖書研究をしてみたいとは思われませんか」と尋ねるかわりに,こう言ってはいかがですか。「宗教の問題についてさまざまな考え方がありますが,聖書はいったいなんと述べているかを調べてみるのはよいことではないでしょうか。多くの人はなぜ神はそれほど長いあいだ悪を許しておられるのか尋ねています。人間が老いて死ぬ理由を疑問に思う人もいれば,神に聞かれる祈りの仕方についてわからない人もいます。あなたは,聖書に関するこうした問題のどれに関心をお持ちですか」。つまり,研究をしたいかどうかを尋ねるのではなく,むしろ,どの質問に関心があるかを尋ねるのです。相手に問題を選んでもらう,そのような積極的な方法はしばしば効果を発揮します。その結果,相手に関心のある問題を扱った,「真理」の本の章を取り上げて,その質問がどのように答えられるかを示す機会が得られるようになります。
4 その章を調べる時間の余裕がない場合,「聖書の話の筋書」の小冊子などを用いて,質問に簡単に答えることができるでしょう。それから,家を出る前に,家の人が次の機会に話し合いたいと思っている他の話題を選ぶよう努力してください。たいせつなのは,人々に関心をいだかせ,それを保たせておくことです。それには,注意深く考えて準備しなければなりません。すべての教えるわざに関して言えるように,かぎとなるのは,おもな点を強調しながら,わかりやすく教え続けることです。そうすれば,話し合いを終えたとき,取り上げた疑問,たとえば,なぜ神は悪を許しておられるかについて相手に尋ね,答えてもらえるでしょう。
5 数分間でいかに多くを学べるか,また,いっしょに話し合うことによって,そうした知識がすぐ得られることを強調すれば,相手はそうした話し合いや研究を続けてみたい,家族の人をも加えてそうしてみたいと願うようになるでしょう。
-
-
日本の奉仕の報告: 8月王国宣教 1970 | 10月
-
-
日本の奉仕の報告: 8月
平均 平均 平均 平均
伝道者 時間 再訪問 研究 雑誌
特別開拓者 535 102.2 50.3 6.5 118.4
開拓者 1121 81.5 38.6 4.3 85.5
休暇開拓者 526 83.4 34.4 1.7 88.5
伝道者 7296 15.1 7.1 1.0 17.5
合計 9478 公開集会の合計 962
伝道者の目標: 7547 配布された本: 53075
-
-
神権的ニュース王国宣教 1970 | 10月
-
-
神権的ニュース
◆ 「善意の人々」地域大会の報告。佐世保: 出席者,1,570人。バプテスマを受けた人,81人,室蘭: 出席者,1,104人。バプテスマを受けた人,67人。四つの大会の公開集会出席者は,合計1万2,725人で,バプテスマを受けた人は,計645人。
◆ 地震と,それに伴う救援作業にもかかわらず,ペルーは30%増加に当たる,伝道者4,402人の新最高数を報告しました。伝道者の平均時間は14.3時間でした。
◆ 大ぜいのしもべたちが投獄されているにもかかわらず,モザンビークは,6月に,伝道者2,921人を報告しました。これは40%増加に相当します。
-
-
質問箱王国宣教 1970 | 10月
-
-
質問箱
● 会衆の区域内の,外国語を話す人々を助けるためには,何を行なえますか。
会衆の区域に外国人がかなり住んでいるなら,会衆はそれらの地区で配布するため,ある程度の量の文書を注文することができます。そうすれば,伝道者がそのような区域に行く際に,そうした文書をいくらか携えて行くことができるでしょう。あるいは,再訪問の時に持って行くこともできます。再訪問をする際には,自分にできる範囲で,ことばの障害に対処しなければなりません。しかし,少なくとも,王国の音信について読む機会をそれらの人々に与えることができるのです。協会に現在在庫している外国語の文書を参考までに次に掲げます。
英語: 「進化」「真理」「神のことば」「見よ!」「良いたより」「正義の新しい世」その他。中国語: 「神を真とすべし」「偽ることのできない事柄」「神の自由の子となってうける永遠の生命」「真理」「新しい世を信じる基礎」「あなたは永遠に生きられますか」「神が全地の王となるとき」「進化論対新しい世」。韓国語: 「真理」「神のことば」「神の自由の子となってうける永遠の生命」「すべての事を確かめよ」「見よ!」。フランス語,ドイツ語: 「真理」。その他,イタリア語,スウェーデン語,デンマーク語,ロシア語,スペイン語の本と小冊子が,協会に一,二冊在庫しています。
注文した文書が在庫切れの場合,協会はその文書を入手するために努力し,数か月後にお送りします。外国語の文書を注文しすぎないようにしてください。二,三か月の間用いられる程度注文し,後日,また注文してください。
戸別伝道のわざで外国人に会うとき,協会の雑誌がその人の話す国語で発行されているなら,いつでも予約を勧めることができます。10月には,外国人から「ものみの塔」と「目ざめよ!」の予約を多く得ることもできるでしょう。予約が得られた場合,予約用紙の裏面にその人の名前をローマ字で正確に書いてもらってください。そして,海外から最初の雑誌が送られてくるまでには二,三か月かかることを話してください。『正義に飢えかわいている』それら外国人に対しても,あなたの奉仕が祝福となりますように。
-