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良いたよりを伝える ― 雑誌の日に王国宣教 1981 | 10月
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良いたよりを伝える ― 雑誌の日に
1 「ものみの塔」と「目ざめよ!」両誌は,それを読む人々の生活に何という有益な影響を及ぼしてきたのでしょう! それもそのはずです。毎回の号には,真理を求める人々をとこしえの命と幸福へ通ずる道に援助することのできる情報が収められているのです。今年の4月号の「わたしたちの王国奉仕」に発表がなされて以来,毎週雑誌の業を強調する取決めが設けられてきました。しかし,毎月の第2および第4土曜日に雑誌を強調するため,特別の努力が必要です。
あらゆる機会に
2 わたしたちのほとんどは,雑誌の日の活動に参加して,「ものみの塔」と「目ざめよ!」を家から家に提供しています。この奉仕の場合,一般に多くの人が聞いてくれることにわたしたちは気付いています。しかし,この場合でも,自分の証言を関心を高めるのに十分なだけの時間にとどめて,簡潔にするのは良いことです。目的は,雑誌を配布し,それら雑誌に『語ら』せることです。
3 わたしたちが雑誌の日にもし奉仕に出掛けなかったとしたら,それはちょうどわたしたちが訪問する人々と同じように,わたしたちも忙しいためでしょう。それで,この事を考慮に入れるべきです。多くの人々にとって,週末は家の周りの物事を顧みる唯一の時ですから,「わたしは忙しいです」,と家の人が異議を述べるのをわたしたちは予期すべきです。それで,ある伝道者たちは短い紹介の言葉の中でこの点について述べ,「私はこの忙しい土曜日の午前に訪問している奉仕者(または,ご近所の者)です」と言うのが有益であるのに気付いています。次いで彼らは,あらかじめ選んだ記事と結び付いた,的を射た要点に移り,記事の中の情報が家の人にとってどのように個人的に益となり得るかを示します。
4 最初に出る可能性のある別の異議は,「わたしはエホバの証人にも,その雑誌にも興味がありません」というものです。これに対して最近号の一つ,10月22日号の中から次のように答える伝道者たちもいます。「そのようにお感じになる理由を私も理解できます。でも,人生のあらゆる経験をへて94歳の今なお若者のような精神を保っている人が,わたしたちに何を勧めているかということには,きっと関心をお持ちのことと思います」。あるいは雑誌の中の特に強調している話題に注意を向けてもよいのです。このように答えると,時々家の人の興味を捕えることができます。
5 「店から店の業では同じ時間ではるかに多くの雑誌を配布します」,とある巡回監督の妻は答えています。他の伝道者のみなさんもこれに同意なさるでしょう。この活動において優れた成果を収めている一人の兄弟は,それをどのように行なうかを次のように説明しています。「私は自分の氏名と,自分が奉仕者で,その地域の営業をしている人々を訪問していることを告げます。相手が忙しいことを知っているのでできるだけ簡潔にします。それから話し合っている論題を告げて,それに関する一つの要点を一つか二つの文章で述べます。次いでかばんの中から雑誌を取り出し,その論題に関連した特定の記事を見せて提供します」。支配人が関心を示したなら,使用人たちにも同じように簡潔な提供をしてもよいか,許しを求めてもよいでしょう。
6 ある伝道者たちにとっては,街路で雑誌を提供することが特に効果的でした。彼らは普通,一か所に立つことはしません。「私は群衆と共にゆっくりと動きます」とある兄弟は説明し,「一人の人に,『ちょっと失礼します』といった具合に話しかけてから,証言を続けます」と述べています。要は率先して人々に近づくことです。
公の奉仕を行なう
7 新しい雑誌が届いたなら,そのどこが訴えるかを分析してください。近所の人や友人の中で,真理に特にこたえ応じてはこなかったものの,特定の話題には関心を持っている人がいるかもしれません。雑誌の中でその話題が論じられる時,それをその人に配布できるかもしれません。また,警察や法の実施の問題を扱った記事が出たなら,町の警察官や裁判官が一部受け取るように見届けてください。医学の専門分野についてのふさわしい記事は,そのような問題に最も関心を持っている人々に勧めることができます。あるいは,自動車やその修理,保持について「目ざめよ!」に論じられていたなら,ガソリンスタンドや中古車センターなどでそれを強調してください。これら多くの機会を活用することにより,わたしたちは貴重な公の奉仕を行なうのです。
8 また,見過ごしてならないのは,特別号です。それらが広く訴えるものであり,配布しやすいものであることに多くの伝道者は注目してきました。余分の量を注文して,何か月かにわたって用いることもできます。
9 雑誌の日の証言は,王国の良いたよりを宣べ伝えることに参加する上で,最もやさしく,また楽しい方法です。(マタイ 24:14)雑誌の日に良いたよりを伝えることに定期的にあずかるのをあなたの目標としてください。
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発表王国宣教 1981 | 10月
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発表
◆ 野外での提供 10月と11月: 「ものみの塔」または「目ざめよ!」の1年の予約を1,800円の寄付で提供する。予約者にはニーズプリント紙のポケット版1冊をプレゼントする。1981年9月7日付の手紙を参照してください。関心ある方には両方の予約を3,600円の寄付で提供する。12月: 「幸福」の本と「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」に「王国ニュース第29号」を添えて1,100円の寄付で提供する。
◆ 10月10日,第2土曜日は休日ですから,会衆は特別な雑誌活動を計画しましょう。
◆ 製本した「ものみの塔」および「目ざめよ!」1981年版は11月末までに海老名支部で生産を終え12月初めに諸会衆に発送されます。会衆や孤立した群れは11月初めまでに必要な注文を支部に送ってください。どちらも1冊1,500円の寄付です。注文の際,送金する必要はありません。
◆ 「1982 エホバの証人の年鑑」も12月初めには諸会衆に発送されるでしょう。会衆や群れは10月15日までに必要な注文を支部に送ってください。1冊500円,開拓者は200円の寄付でそれぞれ求めることができます。旅行する監督たち,特別および正規開拓者たちも,会衆か孤立した群れを通して「年鑑」を注文していただきたいと思います。上記全時間奉仕者の中で1981年6月1日までにその名簿に載せられている方々は「年鑑」1冊を無料で受け取ることができます。会衆は「開拓者に無料で渡した『年鑑』」として文書会計に払い込みを請求できます。開拓者が余分な冊数を求める場合,それは1冊200円でお求めになれます。
◆ 気候が快適なこの秋に大勢のみなさんが補助開拓奉仕を楽しまれるようお勧めします。さそいあって行なってごらんになりませんか。
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日本の野外奉仕報告: 7月王国宣教 1981 | 10月
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日本の野外奉仕報告: 7月
平均 平均 平均 平均
伝道者 時間 再訪問 研究 雑誌
特別開拓者 808 134.2 67.6 5.9 100.9
開拓者 10,201 82.0 35.1 3.6 43.8
補助開拓者 7,871 63.0 24.0 2.1 28.6
伝道者 43,947 15.1 6.0 0.7 9.2
合計 62,827 書籍配布: 131,368
新しく献身しバプテスマを受けた人: 662
昨年の平均に対する伝道者の増加: 16%
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会衆の書籍研究王国宣教 1981 | 10月
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会衆の書籍研究
「千年王国」の書籍による会衆の書籍研究
10月11日に始まる週 268-278ページ*
10月18日に始まる週 278-283ページ
10月25日に始まる週 284-293ページ
11月 1日に始まる週 293-300ページ
* 副見出しの前まで
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会話するための話題王国宣教 1981 | 10月
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会話するための話題
「新しい地」の祝福
1. ペテロ第二 3:13 ― 神からの約束。
2. 啓示 21:1(前半),3,4 ― それは何を意味するか。
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