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すべての人に達する聖書の音信王国宣教 1977 | 2月
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差し伸べている幸福を自分のものとする機会を持てるのです。もし人が研究に応じないようであれば,自分自身で読んでみるよう2冊の雑誌を添えて配布できます。
9 人が神のみ言葉に対する認識を持つのを助けるためあなたは人々の家に行くのだということをもう一度はっきりさせておきましょう。「良いたより」の本は聖書を理解するための助けです。この本の中でわたしたちは,戦争,飢え,病気そして死さえも除かれてしまう神の新秩序につき学ぶのです。4ページの幸福な情景を示し,あなたが話しかけている人に,新聞を受け取った時この本の5ページ3節に述べられているような見出しが出ていたらどんなに良いと思わないか尋ねてみてください。「住宅不足は解消。すべての人が安定した仕事に就く」とか「病気や老齢はなくなり,病院や葬儀場は閉鎖される」といった見出しを読みたくない人がいるでしょうか。それは夢のように思えますか。それは夢ではなく,神が約束されたものであるゆえに現実のものとなるということを指摘できます。そして,「良いたより」の本には,この神の目的や他の大切な論題が十分に討議されています。
10 もし家の人がよく聞いているなら,人々が聖書を理解するのを助けるためにこの本がどのように組み立てられているか簡潔に指摘し,それから数節実際に行なってみることができるでしょう。そして書かれている事柄の証拠としていかに聖書がしばしば参照されているか示してください。(またページの下の質問の終わりにしばしば聖句が参照されていることにも注意してください。節の中に出てくるものに加えてこれらも読むことが勧められています。)数節,例えば5ページにある幾つかの節を取り扱った後,都合の良い時に再び訪れることを提案してください。
11 もしあなたの話しかけている人が聖書を持っておられないなら,これら優れた希望を十分に知るために聖書を求めることを勧めましょう。
12 2月中「良いたより」の書籍の配布を通して王国をふれ告げることは大きな喜びです。書籍を提供する際,是非2冊の雑誌を添えて提供しましょう。同時に,毎週必ず雑誌配布の活動に参加して,引き続き雑誌配布にも十分にあずかりましょう。
13 聖書の重要な音信が真理と命の道を探し求めるすべての人の手の届くものとなるよう,エホバが取り計らってくださっていることは,なんと感謝すべきことでしょう。エホバのしんぼうによりわたしたちは救いの道を学ぶことができるようになりました。時間がまだ残されている間に,み言葉の良いたよりをさらに他の人に広める業において,音信を携えるものとしてのわたしたちの分を果たしましょう。
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あなたの教え方を改善する助け王国宣教 1977 | 2月
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あなたの教え方を改善する助け
1 良いたよりを伝えるのを改善するため助けが必要だと感じておられますか。援助はあなたの会衆の中で得られるのです。さらに経験を積んだ伝道者からこの援助を受けることをためらわないでください。一緒に準備して,たとえ何軒かの訪問をただ見守るだけだとしても一緒に働くなら,多くのことを学べるのです。
2 現在までのあなたの野外奉仕での経験は冊子を配布することや雑誌配布にあずかることだけに限られていたかもしれません。あなたが他の人にエホバの救いの備えを告げることにいくらかでも参加するよう取り決めておられるのは称賛すべきことです。あなたはご自分の宣べ伝え教える業をもっと効果的で産出的なものとするため,今もう一歩,大切な段階をふみたいと望まれますか。イエスが弟子たちに与えた使命には『すべての国の人びとを弟子とし,彼らにバプテスマを施す』ことが含まれているということを覚えておきましょう。(マタイ 28:19,20)後ほど,啓示 22章17節で与えられた命令は「だれでも」良いたよりを「聞くものは」,『「来なさい!」そして命の水を価なくして受けなさい』と言いなさいというものでした。弟子を作るためにはわたしたちが教える者であることが求められます。そしてそのためにわたしたちはみなさんが再訪問と聖書研究の業に携わる,という次の段階を踏むようにお勧めします。
どこで助けを得るか
3 あなたの書籍研究の司会者または長老のだれかに語りかけて,あなたが自分の教え方を改善するためこのような助けが必要だということをお話しになってください。おそらく長老は,あなたと同じような奉仕の計画をもっている会衆内のさらに経験を積んだ伝道者の一人が数週間あなたと共に働くように取り決めることができるでしょう。あなたはまず最初に,聖書を用いる簡潔な提供の仕方を学びたいと望まれるでしょう。これは聖書研究を始める目的でいくつかの再訪問を行なうための基礎を据えることになるでしょう。あるいは,あなたと共に働く人には訪問すべき人がすでにあり,彼らを訪問する時喜んで連れて行ってもらえるかもしれません。
4 もちろん野外奉仕に行く前に,話に用いられる,要点を突いていて興味を引く事柄を何か準備するのは望ましいことです。もしあなたがいくらか不安をお持ちなら,これは確信を得るのに助けとなります。あなたがもっと知識や経験を必要としているからといって恐れやためらいの気持ちを持つ理由はありません。確信と信頼をエホバに置いて努力するなら多くの祝福を得ることになるでしょう。間もなくあなたは定期的に聖書研究を司会する特権をお持ちになるでしょう。
5 親のみなさん,あなたのお子さんが弟子を作る者になるという目標に向かって進歩的に努力する上で次の段階は何かということを最近分析してごらんになったことがありますか。もし子供たちが冊子の業や雑誌奉仕に今携わっているなら,年齢や能力からして,子供たちがさらに進歩し,自分の話の中に聖書を用いるよう助けることは可能ですか。あなたの助けによって,宣べ伝える業において見いだした関心を発展させることができますか。聖書研究を始めることは可能ですか。多くの年若いエホバのしもべは,特に同年代の若い人々と研究を効果的に司会することにあずかっています。
6 3月に行なわれる3か月ごとの長老の集まりの際,長老たちは愛ある援助を必要としている人々にどうしたらそれを与えられるかということを考慮してみることが勧められています。またこれは,書籍研究司会者の監督の下で書籍研究において援助を与える取決めを改善するという1976年4月号「王国奉仕」7ページの提案を行なうことで何がなされたかを思い返す良い機会です。援助を与える時,兄弟姉妹の心の中にエホバの奉仕にあずかりたいという願いを築き上げるようにすれば,彼らはそれから喜びを得,定期的に参加したいと望むでしょう。
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1977年学校予定王国宣教 1977 | 2月
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1977年学校予定
1 1977年の神権学校予定がこの「王国奉仕」と共に送られます。この予定は特に,最近学校に入った方々に助けになると思われます。一年の間,「学校案内書」が講話の資料として用いられることに注目なさってください。そのようにして,すべての方は「学校案内書」にもっと精通することでしょう。神権学校には次の二つの目的があります。(1)聖書の真理を提供するわたしたちの能力を改善する,そして(2)わたしたちを神のみ言葉,その教理や原則にもっと精通したものとならせる。
2 研究生の話は「聖書の話の筋書」,「良いたより」それに「ものみの塔」や「目ざめよ!」の資料を特に取り上げています。地域大会で発表された「良いたより」の本を神権学校でも学ぶことにより,わたしたちすべてはそれから益を受け,またこの本を他の人に提供する上で助けを得るでしょう。わたしたちは会衆と交わるすべての方が1977年の神権学校から益を得られるよう心から望んでいます。
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日本の野外奉仕報告: 11月王国宣教 1977 | 2月
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日本の野外奉仕報告: 11月
平均 平均 平均 平均
伝道者 時間 再訪問 研究 雑誌
特別開拓者 889 134.3 61.9 5.4 104.1
開拓者 5,480 83.0 35.3 3.3 49.8
補助開拓者 4,296 62.4 25.9 2.3 30.0
伝道者 28,521 14.8 6.6 0.8 9.9
合計 39,186 書籍配布: 107,096
新しく献身してバプテスマを受けた人: 394
昨年の平均に対する伝道者の増加: 8%
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発表王国宣教 1977 | 2月
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発表
◆ 野外での提供 2月: 「良いたより」の本に2冊の雑誌を添えて200円の寄付で。もし在庫がなくなれば「真理」の本に2冊の雑誌を添えて提供することもできます。3月: 「千年王国」の本に「一つの世界」の小冊子ともう一冊の小冊子を添えて300円の寄付で。4月: 3冊の小冊子を添えて「ものみの塔」1年の予約を1,300円の寄付で。
◆ 2月11日,金曜日は休日ですから会衆は特別活動を計画できるでしょう。もし会衆がこの日を特別に雑誌活動の日としたいならそうすることもできます。あるいは午前中は「良いたより」に雑誌を添えて提供し,午後は雑誌配布の活動とすることもできます。
◆ すべての会衆において,3月27日に特別講演が行なわれます。主題は「生き残ることを意味するものとなる信仰」です。この話の朗読原稿はできしだい送られます。この話のために特別のビラは印刷されません。集会の時間を知らせる通常のビラが用いられます。伝道者たちはこの講演につき個人的に口頭で家の人に伝えることができるでしょう。
◆ 今年の記念式は4月3日,日曜日の日没後に行なわれます。一つ以上の会衆が同じ王国会館を用いる所では必要なら,最初の話を日没より前に始めることができます。しかし象徴物を回すことはいつでも日没後になされるべきです。各地での日没は地元の気象台などで尋ねることができるでしょう。日没は1976年4月3日と一分ぐらいのずれがあります。いまからこれらをはっきり決めることができれば早く招待状を注文できるでしょう。注文書は1月号の「王国奉仕」と共に諸会衆に送られています。
◆ 上記二つの大きな活動および4月の特別号の雑誌配布がありますから,3月と4月にみなさんは補助開拓を行ないたいと思われませんか。誘い合って参加なさってください。
◆ 新世界訳聖書(ドイツ語)が少量入荷しました。以前に注文していた会衆でまだ受け取っていない会衆があればすぐ注文なさってください。
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