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    王国宣教 1983 | 5月
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      王国伝道者の皆さん:

      皆さんは4月10日の特別講演によって霊的に力付けられると共に,その日の集会の最後になされた発表に対して深い感謝の念を抱いておられることでしょう。そしてこれからも,エホバの組織の導きのもとに,ゆだねられている奉仕の務めをいっそう十分に果たしてゆきたいと願っておられるに違いありません。

      さて,1年のうち一番短くて寒い月である2月中,皆さんの奉仕はどんな結果を見たでしょうか。皆さんの愛のこもった忍耐強い奉仕はエホバから豊かに祝福されました。伝道者数は50か月連続最高数で,7万7,136人に達しました。1年間に,実に1万人余り増加したことになります。それだけではありません。正規開拓者数は初めて1万5,000人台を超えました。家庭聖書研究も11万4,033件という新最高数が報告されました。これは1年前よりも1万8,000件も多い数です。収穫の業は衰えることなく拡大し続けています。多くの新しい伝道者たちも補助開拓奉仕を行なって聖書研究を司会するようになっています。すべての伝道者が少なくとも一つの聖書研究を司会することを目標にするのは良いでしょう。この点で,「あなたは地上の楽園で永遠に生きられます」の本は大いに役立つものと思われます。

      在学中の年若い奉仕者たちの多くも,さまざまな問題を克服しながら立派な信仰を業によって示しています。ある会衆では小学生の伝道者が33名奉仕に励んでいます。エホバと王国の側にしっかりと立ち,勇気をもってエホバのすばらしいお目的を同じ年ごろの大勢の子供たちに証言しましょう。―エゼキエル 9:4-6。テモテ第一 4:16。

      今年の夏に開かれる「王国の一致」地域大会の準備が着々と進められています。幾つかの大会に調整が加えられ,変更がありましたので最新の知らせに注意を払われるようお勧め致します。この霊的な宴に出席してエホバ神の祝福を十分に受けられますように。

      温かいクリスチャン愛と共に,

      日本支部の兄弟たち

  • 自分の時間を賢明に用いる
    王国宣教 1983 | 5月
    • 自分の時間を賢明に用いる

      1 クリスチャン一人一人にとって,時間は大変貴重な資産です。あなたはこの資産をどのように用いておられますか。5月中,わたしたちは家から家への宣教に携わって,「ものみの塔」誌の1年の予約を1,800円の寄付で提供するため,定期的に時間を取っておきたいものです。時間はお金と同じように,浪費することや濫費することさえできる反面,賢明に用いることもできます。当然ながらクリスチャンであるわたしたちは,エホバ,イエス・キリストおよび仲間の人間への愛に動かされて,「よい時を買い取り」,自分の時間を賢明に用いることでしょう。―エフェソス 5:16。

      2 そのようにする点で,クリスチャンの生き方は,この古い体制を愛する人々の追い求める生き方とはかけ離れています。パウロは終わりの日に住む人々が「快楽を愛する者」となることを予告しましたが,それは何と真実なのでしょう!(テモテ第二 3:4)今日,大抵の人々はテレビを見るか映画に行くかするだけのために毎週多くの時間を使います。ほかにもスポーツやゲーム機を使う遊び,度の過ぎた休暇旅行,音楽,趣味に没頭する人々もいますが,そのすべてには多くの時間が必要です。

      霊的な事柄を第一に

      3 これはクリスチャンが何かの形の健全な娯楽を気晴しとして楽しんではならないという意味ですか。決してそうではありません! イエスでさえ,宴席や特別な食事を楽しまれました。また,必要な休息もお取りになりました。しかし,イエスは食べることや飲むこと,個人的な楽しみ事を生活の中の重要な事柄とはされませんでした。むしろ,み父のご意志を行なうことに喜びを見いだされたのです。(ヨハネ 4:34)生活上の身体的な楽しみ事がエホバへの奉仕に優先するようであってはならないと,イエスはわたしたちに警告されました。(ルカ 21:34。マタイ 6:31-33)それで,自分の時間を賢明に用いる点で,イエスの模範に従うのは良いことです。

      4 この事を成し遂げる助けとして,時間を賢明に用いるべき資産とみなすのは良いことです。わたしたちは,ただ自分の楽しみのためだけに,時間を利己的に使うべきではありません。むしろ,『時間を買い取り』続け,宣べ伝えて弟子を作る会衆の活動を支持し,『主の業においてなすべき事を常にいっぱいに持つ』べきです。―コリント第一 15:58。

      5 時間を賢明に用いるためにわたしたちが行なえる実際的な事柄が幾つかあります。一つの提案は,無理のない,実行可能な活動の予定表を持つことです。この予定表では,ところどころに娯楽や気晴しの余地も空けておくことができますが,霊的な関心事を主な眼目とします。それには,すべての集会への出席,定期的な野外奉仕,および真理と歩調を合わせて歩むための個人研究の時間を取ることが含まれるべきです。時間の予定を立てる助けとして,皆さんは今年,新しいカレンダーを用いることができるでしょう。

      6 言うまでもなく,親たちには,霊的な事柄に活発であるよう子供たちを助ける余分の責任があります。それで,クリスチャンの親としての自分たち自身の予定も含めて,家族全体のための神権的活動の無理のない予定を,腰を落ち着けてじっくりと立てるのが賢明であることに気付くかもしれません。こうして,子供たちの福祉と時間の用い方に個人的な関心を示すのです。―エフェソス 6:4。

      7 野外宣教に関連して個人的な目標を持つと,助けになる場合が少なくありません。目標は,無理のない,達成可能なものであるべきです。わたしたちは,毎月野外奉仕に費やす時間を何時間と決めるかもしれません。目標をめざして本当に努力すれば,それを達成し損なうことは滅多にないでしょうし,しばしばそれ以上のことを成し遂げられるでしょう。多くの人たちは,補助開拓奉仕や正規開拓奉仕が道理に合った目標であるのに気付いてきました。

      8 奉仕の質を向上させることも価値のある目標です。宣教において時間をもっと有意義に用いられる方法を思い浮かべることができますか。例えばあなたは,もっと効果的な紹介の言葉を用いることによって,戸口で教える自分の能力を向上させることができますか。(1983年3月号「わたしたちの王国宣教」の「良いたよりを伝える」を参照してください。)聖書研究を司会する上でさらに効果的になるとか,関心を持つ人々をエホバのみ言葉と組織に導く方法を向上させることができますか。そのようにするとき,あなたは奉仕の時間を真に賢明に用いることができるのです。

      9 家にいる人がごく少ない場合には,何を行なえるでしょうか。一日のうちの異なった時間または別の日に訪問してみてはいかがですか。ある伝道者たちは歩道を歩いている人々に話しかける点でよく成功していますが,恐らくこのようにして,家を留守にしていた人々の幾人かに接することができたに違いありません。街路伝道に携わる時,二,三人ずつになって互いに話しながら歩くのは良いことではありません。むしろ,人々と会話を始められるように,別れて,人々に近づいてください。こうすれば,時間を一層効果的に使うことができ,奉仕からさらに大きな喜びが得られます。

      10 時間はエホバが与えてくださったすばらしい資産であるということを覚えておくのは良いことです。それをいつも,利己的にではなく,賢明に用いましょう。自分の時間の使い方,特に霊的な活動のために取り分けた時間の使い方を改善する方法について個人的に考えてみてください。サタンの古い事物の体制の終わりの日にあって,「よい時を買い取り」,「賢くない者ではなく賢い者」のように歩き続けてください。―エフェソス 5:15,16。

  • 進歩的な聖書研究を司会する
    王国宣教 1983 | 5月
    • 進歩的な聖書研究を司会する

      1 聖書研究を司会することは,わたしたちのクリスチャン宣教の中でも最も満足をもたらす分野の一つです。それは心に書き込むことです。(コリント第二 3:2,3)わたしたちと研究する人々が知識を取り入れ,聖書の原則を適用し,生活をエホバの義にかなった要求に調和させてゆくのを見るのは何と報いの多いことでしょう!

      2 しかし,期待されているほどの進歩が見られないとしたら ― 研究生が皆さんの考えるほど速い変化を遂げなかったり,その関心がさまよっていたりするならどうでしょうか。皆さんご自身の教える能力を調べてみる必要があるかもしれません。もっと興味深く,進歩的な仕方で研究を司会できるでしょうか。次の幾つかの提案は役立つかもしれません。

      教える上での実際的な提案

      3 事前の準備は重要です。それには,学ぶところの要点を自分の思いの中に明確に刻み込み,聖句の裏付けに精通しておくことが含まれます。

      4 知識は平易で,論理的な仕方で研究生に伝えられるべきです。温かく,友好的で形式ばらない仕方でこのことを行なえば,研究生が気を楽にして学べるようなふんい気を作ることができるでしょう。また,毎回の訪問で研究生自身にとって価値のある事柄を研究生が必ず学ぶようにすることも大切です。研究生は,自分の生活が豊かにされた,自分は神との一層親しい関係を持てるようになった,と感じるべきなのです。

      5 研究生に研究の方法を教えるのは助けになるかもしれません。それには,資料の中の要点を見分け,鍵となる語句に下線を引くように援助することが含まれるかもしれません。印刷された資料をただ読むのではなく,むしろ答えを自分の言葉で述べ,自分の考えを心から言い表わすように研究生を援助してください。次回の訪問で話し合う予定の論題に対して研究生に知識欲を持たせるようにすれば,研究生は恐らくもっとよく予習をして,進歩が一層速くなることでしょう。

      6 人の心に達する時,その人は資料が自分の生活にどのように当てはまるかを理解できるようになります。心に達するために,イエスは聴き手を考えさせる質問をされました。マタイ 16章13-16節,17章24-27節,ルカ 10章25-27節にある例をよく見てください。イエスが実地に示してくださったように,例えを賢明に用いるのも大変有益です。例えの使用が要点をいかに明確にするものかよく注意してごらんください。―「あなたは地上の楽園で永遠に生きられます」の本の36ページ5節を参照してください。

      7 時折,研究生の進歩を阻むことのある一つの要素は,反対です。(テモテ第二 3:12)往々にして,それはその人自身の家族の成員とかその人の仕事仲間からもたらされます。そのような迫害に対して研究生を備えさせることが是非とも必要です。それが生じることは預言されていたという点を示してください。(マタイ 10:34-39。ルカ 21:16-19)迫害者に対して正しい態度を持つよう研究生を助けてください。(マタイ 5:43-48。ローマ 12:17)迫害が続くなら,聖書の中の忍耐した人たちの例を指摘して,忍耐するよう援助し

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