-
現代において勝利を収める信仰目ざめよ! 1979 | 2月22日
-
-
関連して,ある日を“エホバの証人デー”と定めるとの声明文を作成しました。
ドイツ連邦共和国のミュンヘンとデュッセルドルフでは,州当局と市当局の正式の承認を得て国際大会が開かれました。デュッセルドルフの市長は,1978年8月1日火曜日の夕方,市役所に84人の証人(19か国から来た宣教者を含む)を招き,歓迎レセプションを開きました。席上,キルテン市長は短い話を行ない,一部次のように述べました。「みなさんはどこででも歓迎される良い客です。だれもがこの事実を認めることと思います。みなさんがそのように迎えられるのは,みなさんを一つに結び合わせているものによるのでしょう。みなさんは,勝利の信仰というテーマの下に,ここデュッセルドルフにお集まりになりましたが,それは単に一つの集まりのテーマではありません。それは告白,つまりみなさんが当市のこの場所において今表明している信念の告白です。歴史的見地から見ると,みなさんは,時の政治権力の同意が得られるか否かにかかわりなく,常にそれを表明してこられました。それに対する感謝の言葉をここで述べるのはふさわしいことと思います」。
活動する勝利の信仰
聖書に基づく信仰は,時代遅れで役立たないどころか,現代において真の意味を持っていることをエホバの証人は知っています。また,証人たちは,神の王国の「良いたより」を他の人に熱心に分かち与えています。(マタイ 24:14)ですから,証人たちにとって,家々や他の場所で証言を行なうことは,神に対する定期的な奉仕の重要な部分を成しています。しかし,「勝利の信仰」国際大会の金曜日の午前中のために,この面で特別の努力が払われています。その時間は,野外での証言活動に充てられます。そして大会出席者は真の熱意を抱いてこの特別の活動に参加しています。一例を挙げると,ペンシルバニア州のピッツバーグ(ここの大会の最高出席者数は3万7,208人であった)では,2万8,000人の証人がこの活動に携わったものと思われています。
報道関係の人が,この特別活動に携わる証人に同行することもありました。例えば,ペンシルバニア州のフィラデルフィアでは,テレビ局の派遣したカメラマンが証人たちのグループに同行しました。カメラが向けられる中で,関心ある人と会い,証言を行ない,個人的な聖書研究が取り決められました。野外で撮られた他のフィルムと共に,この様子が夕方のニュース番組で放映されました。
ケベック州モントリオールで大会が行なわれた金曜日の朝,著名なあるジャーナリストはラジオでこう語りました。「おそらく,みなさんは,今朝,エホバの証人の訪問を受けることでしょう。証人たちはモントリオールの人々を訪問して,自分たちの大会に招待しているからです。証人たちは,小さな黄色いカバンを携え,パンフレットを提供することでしょう。一部を受け取り,わずかでも時間を割いて,耳を傾けてください。自分が相手に親切にしてやっているなどと考えないでください。証人たちがあなたに親切を示しているのです」。
あなたにとってあまりに時代遅れですか
前述のジャーナリストの助言を受け入れることはどうでしょうか。エホバの証人が通常の活動の際にお宅を訪ねる際,『わずかでも時間を割いて,耳を傾ける』のは賢明なことではありませんか。もちろん,それを決めるのは,あなたご自身です。
しかし,いずれにしても,エホバの証人が現代において勝利を収める信仰を持っているという事実には変わりありません。聖書に基づく信仰は,わたしたちを取り巻く様々な問題,つまり貧困,飢え,病気,犯罪,憎しみ,暴力,麻薬の乱用その他,生活から喜びを奪い取る種々の悩みに首尾よく対処する助けとなる上で,時代遅れで役に立たないものなどではありません。
一連の「勝利の信仰」国際大会は,エホバの証人に,引き続き強固な信仰を築き上げていく必要のあることを銘記させています。証人たちは,聖書を正しく適用することによって,自分自身の生活や家庭に良い状態が生まれ,安らぎと平和な人間関係を保ち,他に例を見ない国際的な兄弟関係を楽しみ,将来に対する確かな希望を抱けるようになったことを知りました。その信仰は現代のちょう戦に打ち勝っています。これはあなたを引き付けるものではありませんか。では,勝利の信仰を得るにはどうしたらよいかを学んでください。
-
-
「ラバのような力でけ飛ばすデージー」目ざめよ! 1979 | 2月22日
-
-
「ラバのような力でけ飛ばすデージー」
ケニアの「目ざめよ!」通信員
-