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わたしたちのあわれみ深い神に見倣う王国宣教 1975 | 5月
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雑誌の配布に引き続き励みましょう
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提案されている話し方王国宣教 1975 | 5月
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提案されている話し方
「ものみの塔」の最初の記事の題を主題とすることもできますし,4月20日の週の奉仕会のあるいはこの「王国奉仕」の提案を用いることもできます。
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良いたよりを伝える ― 予断を避ける王国宣教 1975 | 5月
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良いたよりを伝える ― 予断を避ける
1 すべての人は「良いたより」を聞く資格を持っています。イエス・キリストはただわずかの人々のためでなく「すべての人のために」死なれたのです。(コリント第二 5:14)それでわたしたちは,彼らを再び訪問するのは時間の浪費であるなどと考えて,人々に対し前もって判断を下すようなことのないように注意すべきです。
2 文書類をただ親切を表わすものとして受け取る人々がいるのは事実です。しかしながら,最初の訪問の時の態度がどうであろうと,わたしたちは人々の心がどんな傾向をもっているか知らず,また文書類が人々にどんな影響を与えるかについても確かではないのです。わたしたちはその人とただ一度だけ会って話をしただけであるかもしれません。それでもしわたしたちが前もって判断してしまったことにより,人々が命の道を歩み始める貴重な機会を失うとしたら,それは残念なことではありませんか。
3 仲間の人間に対する深い気遣いは文書類を受け取らなくとも聖書に対し幾らかの関心を示した人々にわたしたちの注意を引きます。何らかの関心が示される時,あなたは再訪問の基礎を据えることができるでしょう。家を去る前に,あなたは家の人に,聖書からさらに別の幾つかの点を共に分かち合いたいのでもう一度話したいと述べることができるでしょう。再び訪問する時話し合いを行なう良い話題は何か決めるように努めてください。あなたは再び訪問する最善の時はいつであるかも見いだすことができるでしょう。家を去ってから,それらの情報をご自分の家から家の記録にとどめてください。再訪問に備えをするため,「聖書の話の筋書」,雑誌の記事またはどれか一冊の書籍の中のある章などから聖句を選ぶことができるでしょう。家の人があなたと共に聖書を学びたいと思うほど家の人の関心を十分に高めるまでにはあなたは何度も訪問しなければならないかもしれません。
4 わたしたちの努力すべてが実を結ぶわけではありませんが,人類に対するエホバのご配慮に見倣おうとするわたしたちの努力をエホバが喜ばれるということを確信することができます。さらに,時には全く予期していなかったことが生じます。次の婦人の場合を考慮してください。この人は約4年半程の間,証人に耳を傾けることを拒絶し続けてきました。この婦人をしばしば訪ねていた姉妹が「王国ニュース」を持って訪問した時,この婦人は「わたしは全然関心がないということを何度もすでにあなたに言ってあるでしょう」と言いました。それで姉妹は「全世界で配られている冊子をただ差し上げるために来たのです。これはとても重要なものです。どうぞお取りになってください」と言いました。その婦人は冊子を受け取ったのです。明らかに「反対している」婦人を気遣って,冊子がこの婦人にどんな影響を与えたかを知りたいと思い,2週間後に戻ってみました。家の中に招じ入れられた後,その婦人が聖書研究に同意した時の,この姉妹の喜びを想像してください。今この婦人は熱心な伝道者です。彼女はしばしばこの姉妹にこう言うのです。「わたしが知ってさえいたら,ずっと前にそれを受け入れていたでしょうに。多くの時間を失ってしまいました」。
5 事態がどのように発展するかわたしたちにはまったくわかりません。最初の訪問で反応はあまり熱心なものでないかもしれません。しかしそれは変わり得るのです。わたしたちが話した何かが家の人を考えさせるかもしれず,配布された文書の中の一つの点がその人の関心を高めるかもしれません。わたしたちの純粋な友好的な仕方が感銘を与えるかもしれません。しかしながら,わたしたちの予断によってなおざりにしてしまうことにより関心を失わせてしまうことになるかもしれません。それで再訪問のわざに勤勉となるべき良い理由があるのです。「あらゆる人が救われて,真理の正確な知識に至ること」をエホバが欲しておられることにわたしたちが全く調和していることを示しましょう。―テモテ第一 2:4。
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発表王国宣教 1975 | 5月
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発表
◆ 5月の提供物: 「千年王国」の書籍に小冊子1冊を添え300円の寄付で提供します。6月: 「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」と「神のことば」を450円の寄付で提供します。6月2日から11日は「王国ニュース」第20号の配布となります。7月: 「真理」の本を150円の寄付で提供します。8月: 「千年王国」の書籍に小冊子1冊を添え300円の寄付で提供します。
◆ 夏の期間2,3か月,孤立した区域で野外奉仕に少なくとも毎月150時間を費やし一時的な特別開拓者として働くことを希望なさる正規開拓者は協会に手紙を書いて申し込んでください。それぞれの割当ては二人一組のチームに割り当てられます。1975年4月号「王国奉仕」3ページ,「開かれている機会」,7節を参照なさってください。申込みを行なう前にパートナーを取り決め(パートナーの氏名も知らせてください),使用できる車か自転車などの手配をすることは良いでしょう。協会は多少の経済的な援助を行ないます。
◆ 地域大会のバッジとケースの注文をすぐになさってください。バッジは10円,ケースは30円です。
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神権的ニュース王国宣教 1975 | 5月
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神権的ニュース
◆ 王国会館の献堂式が各地で続いています。札幌・南289人。いわき・北99人。東京・豊島169人。西尾105人。尼崎・武庫と立花428人。広島・東雲85人。調布245人。秩父50人。町田347人。羽生101人。浜松・北293人。新潟・東,西238人
◆ 過去6か月間にベテルの兄弟たちは32の王国会館献堂式と110回のベテル講演を行なう特権にあずかりました。
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質問箱王国宣教 1975 | 5月
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質問箱
◆ 悔い改めを示した非行者は試験期間にでも置かれるかのごとく公のまたは私的な戒めに「置かれ」たり「付され」たりしますか。
いいえ。戒めは,もし当人が悔い改めを示さなかったなら,バプテスマを受けた会衆の成員のだれかを排斥に導くような重大な悪行によってなされた会衆としての否認の表示です。(テモテ第一 5:20。テトス 1:10-13)ひとたび,この否認の表示がなされるなら,戒めは全うされます。その人は継続する懲戒の期間に入るのではなく,あたかも「試験期間に付された」かのごとく,戒めの下にいるのでもありません。
それではなぜ,制限がもたらされるのですか。会衆の成員が重大な悪行を犯すなら,それは当人の霊的な弱さを表わします。身体的に病気の人が,状態の著しい改善が見られるまである食物を食べることやある種の活動に参加することを制限されるように,霊的に弱い人も,霊的な力を再び取り戻したという証拠が見られるまで,会衆内のある責任から除かれます。制限は悔い改めを示す悪行者が霊的な弱さから回復し,エホバの神聖さに敬意を示すことの重要性を心に銘記することを主に目的としています。―ガラテア 6:7-9。「組織」167,168ページ参照。
もし最近戒めを受けた人が別の会衆に移転するなら,適用されている制限をその会衆の長老たちに知らせるのは望ましいことです。これは新しい会衆の長老たちが特権の回復を監督したり,当人が十分に霊的な回復を得るのを助けることを可能にします。もちろん,新しい会衆においては以前になされた戒めにつき発表はなされません。いつでも長老たちは,懲らしめが必要とされた時でさえエホバがご自分の民を扱われたあわれみ深い方法を見倣うべきです。―イザヤ 63:7-9。
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