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  • 沈黙の三秒間
    目ざめよ! 1971 | 9月22日
    • 放送送信機,多数の短被送信機,そしてテレビ送信機の大部分を扱っている。

      スタジオの施設は同委員会によって運営されるが,番組がいったんスタジオから流されると,郵政省当局がそのあとの仕事をひきつぎ,増幅器,切換器,オーストラリア全土にまたがる番組線に関する操作を処理する。

      番組線はとくに質が高く,可聴周波数を目立つひずみもなく通過させる周波反応をもつ。これらの線は,ひずみ率が一,二%を越えないように毎日テストが行なわれる。

      地方放送送信機が放送するのは,ほとんど適当な主要都市のスタジオが供給する番組にかぎられる。しかしルート上にある地方スタジオからのローカル番組を挿入するための設備もある。これらのスタジオのニュース放送担当者は,ローカル・ニュースや,その地方と関係のある事柄,また地方で編成した音楽番組を放送する。

      普通,これらの地方スタジオによるローカル番組は毎晩7時直前に放送される。

      重要な三秒間

      活動のときがきた。何が起こっているのだろう? 地方局のアナウンサーは,地方のニュースと発表を放送しながら,頭につけた受信器で,線を伝わってくる主要都市のアナウンサーの声を聞いている。そして主要都市のアナウンサーが,「こちらはオーストラリア放送委員会です。東部標準時間は7時になります」という時に自分も同じことが言えるように,自分の放送を同期状態にする。それから自分のマイクロホンのスイッチを切り,主要都市のスタジオをつなぐスイッチをさっと自分の送信機につなぐ。

      この動作は,この瞬間にオーストラリア全土の地方局アナウンサー全部によってなされる。主要都市のアナウンサーは時報キーを操作する。すると,時報のピッピッという五つの合図が州内の全部の局で聞かれる。時報キーを操作するのと同時に,首都局のアナウンサーは自分の放送網スイッチを入れる。すると,全国,地方,州間放送網がひとつになるので,幾十という表示器のライトがひらめく。

      そして,「沈黙の三秒」がつづく。

      各主要都市アナウンサーは,番組線を伝わってくる中央アナウンサーの声を聞いていて,中央スタジオからの時報を聞いたら,自分の時報のスイッチを切り,中央スタジオと結ぶキーを自分の設備につないだのである。ということは,シドニーの中央スタジオは今,その州の番組ライン,主要都市スタジオ,切換室,種々の中継線テストルーム,地方スタジオをとおして国内(西オーストラリアは例外)の最も遠いところにある送信機と,つながったことを意味する。

      中央アナウンサーがキーを操作する。時報の最後のピッという音から3秒後,ニュースを紹介するファンファーレが全国にひびきわたる。

      何千キロもの番組線,何百という増幅器,また何十人もの人間が,あの「沈黙の三秒間」を聴衆にもたらすことに従事しているのである。

  • 親族に証言する
    目ざめよ! 1971 | 9月22日
    • 親族に証言する

      ● あなたはいろいろな機会を十分に活用して親族に証言しておられますか。もしそうでないなら,あなたに励みとなる次のような経験があります。南西アフリカのある若い夫婦が,エホバの証人である親族を訪れるために遠方の町まで旅行しました。そのエホバの証人はふたりに真理を説明し,多くの質問に答えました。そしてふたりの住んでいる町にあるエホバの証人の会衆の監督に知らせました。その監督がふたりを訪問しないうちに,彼らは監督に電話をかけて家庭聖書研究を依頼しました。聖書研究はその週末に始まり,同じ日,ふたりは公開講演会に出席し,「ものみの塔」研究,巡回する監督奉仕者の最後の話も聞きました。巡回する監督奉仕者がその次に訪問した時には,ふたりはすでに野外奉仕に携わっていました。彼女は夫とともに奉仕し,夫の旧友のひとりと家庭聖書研究を取り決めました。その新しい伝道者は自分で家庭聖書研究を司会して大きな感激を味わっています。

      ― エホバの証人の1971年度年鑑より

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