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    ものみの塔 1966 | 9月15日
    • をもたらしました。次のような経験はこの事を示しています。「ある巡回のしもべはその訪問中に伝道者の記録カードを調べ,二人の不活発な伝道者がいることに気づきました。予定の水曜日の晩,巡回のしもべと会衆のしもべは一緒にそれらの伝道者を訪問しました。不活発になった伝道者が以前に持っていた熱意をとりもどせるように,その家族の者すべてを集めて行なった話には,近所のヒンズー教徒の信者たち数人も出席しました。そして皆が集まって一緒に強勉することになりました。その後この研究はよく進歩しました。巡回のしもべが再び訪問した時には,その二人の不活発な伝道者が再び活発に奉仕していただけでなく,この二人の親たちと隣家の以前のヒンズー教徒3人も熱心な伝道者になっていました。会衆のしもべは,彼らがそれまで男根崇拝に用いていた像をどのようにして打ち砕いたか説明しました。そしてただ一つ残っていたイエスの肖像画について,彼らは会衆のしもべに破り捨てるべきかどうかを聞きました。しもべがうなずいてそうすることが正しいと示した時,他の偶像同様に人々はその肖像画をも捨ててしまいました。そのうえ近くに住んでいたヒンズー教徒の二家族も真理を受け入れました。不活発な伝道者を助けることの重要性を心にとめて働いた結果,こうして4家族が真理を受け入れました。これで,不活発になった伝道者二人が復帰し,この他以前にヒンズー教徒だった人6人を含めてさらに8人の人々が今真理の道を歩んでいます」。

      家庭聖書研究を行なっている人の家族がなかなか研究に加わろうとしない場合は多いものですが,時には私たちの努力が報われます。次の手続はこの事を物語っています。「開拓者として働くある兄弟は,家庭聖書研究に一緒に参加するよう小学生のひとりの少年にすすめましたが,その少年は神を信じていないからとの理由で応じませんでした。しかし兄弟が何度かすすめたところ,少年はしかたなしに兄弟のすすめに応じました。最初は興味を示しませんでしたが,何回か研究するうちに彼は真理のひびきに気づき始め,学校の教科書のことを忘れたかのように,ものみの塔協会の出版物を勉強し始めたのです。そして,数キロ離れた別の村に住んでいる自分の父親にも証言してみました。しかし父親は関心を示すどころか,自分の教えの偽わりが明らかにされたため怒ってむすこにやりを投げつけたほどでした。この時以来父親はむすこのことを考えなくなり,むすこが書き送った手紙を開封することもなく送り返すようになりました。この少年が住んでいた家の主婦は,彼が本気で父親の信じていた仏教を捨てて西洋の宗教を始めたのに気づき,真理のことを嫌うようになり,その反感はますますつのって,ある日ついに少年を家から追い出してしまいました。兄弟たちの世話になってはいけないと考えた少年は,あてどもなく道を歩いていましたが,そのうちに日も暮れてしまいました。その時幸いにも,夕方遅くある家を訪問して帰り途にあった例の開拓者がこの少年に偶然に出合ったのです。どうしたのかと開拓者に色々尋ねられ,少年はその日のできごとを説明しました。それから兄弟は少年を家に連れてゆき,その機会に今度は少年と家庭聖書研究を続けるよう話しをまとめました。その後最近のある巡回大会でこの少年は浸礼を受け,その兄弟は大きな喜びを得ました。この開拓者が行なったように,皆さんもいつもよく注意して,家庭聖書研究に家族の中の他の人々が参加するようすすめてください。

      マレーシア

      伝道者最高数: 375人

      人口: 10,831,288人

      比率: 28,883人に1人

      シンガポールおよびボルネオの二州が最近結成されたマレーシア連邦への合併を祝ったのはわずか2年前のことでした。昨奉仕年度の終わりにシンガポールは独立国になりました。政府首脳はこの問題を仲裁によって解決することができなかったため,孤立した町であるシンガポールは今や再び一つの独立国になりました。しかしマレーシア全土のエホバの証人は昨年の8月と同様に今も一致しています。証人たちは「神のことば」大会にこぞって出席し,昨奉仕年度中のよい増加をともに喜ぶことができました。次に支部のしもべからの経験をのせます。

      「私はなぜこれほどの長い年月交わらなかったのでしょうか」と,16年前にエホバの証人と研究したことのあるひとりの兄弟は語りました。彼は会衆と交わり,奉仕にさえ参加したのです。その後数ヵ月してこの若者は姿を見せなくなりました。物質主義の考えが真理にとって代わったためでした。何年にもわたって彼をひきもどそうとする努力が払われましたが,成功しませんでした。むしろ彼はそれに怒りをさえ感じました。忙しさにも追われていました。彼には多くの収入があり,また多くの友人もいました。さらに自分で他の宗教を調べたことさえあります。事情は変わり,結婚し,やがて子供が生まれ,それとともに責任も生じてきました。彼はさらに語りました。「それから,ある日,親類のひとりを訪ねました。人に畏敬の念をいだかせるほどの真理の美しさと霊妙さに深く心を打たれたのはこの時でした。その親類は聖書研究を行なっていました。そしてその研究を司会していた兄弟こそ,私が16年前に会った兄弟たちのひとりだったのです。その当時これらの兄弟たちが私を羊のおりに引きもどそうとしていたので,彼らを非難したものでした。この研究に同席した私はことばを出す気にもなれないまま,研究の間中黙って話を聞いていました。そして研究を始めた遠い昔を振り返えって考えてみました。そしてその時以来今まで本当の満足あるいは,心の喜びを味わったことが一度もないことに気づいたのです。その兄弟の親切さと忍耐そして他の人を助けたいという願いに深く感動しました。つまりその兄弟はしようと思えば,私を激しく非難することもできたのです。今は,もう帰りたいという気持で一杯になりました。その3週間後,私は再びその研究に参加しました。その時,御国会館の集会に出席するようすすめられました」。こうして,これから後は,あの暖かさに溢れた人の心を動かす放とうむすこの劇が再現されたのです。兄弟たちの多くは彼を見たこともありませんでしたが,暖かく迎えました。では彼の心を特に動かしたのはどんな事柄でしたか。彼はこう述べました。「暖かい雰囲気と兄弟たちの親しい親切な態度に接して,自責の念は私の心からすべて消え去りました」。しかしここで兄弟たちをさらに喜ばせたのは,彼が妻と7人の子供を伴い,その他に自分の肉身の兄弟とその妻および子供たち,さらに他の親類たちをも一緒に連れて集会に来たことでした。その上,他にもまだ幾人かの親類が来ることになっていますと彼は告げました。現在まですでにこれらの人々のうち4人が浸礼を受けました。それほど長い期間交わりをやめる理由はまったく何もありません。

      ニューギニア

      伝道者最高数: 286人

      人口: 1,268,318人

      比率: 4,435人に1人

      最近二,三年間にニューギニアのエホバの証人の数は著しく増加しました。これら大勢の新しい人々が最近交わってきたことを考えれば,今年の増加率が低くても驚くにはおよびません。各会衆では,組織にすぐ交わっても,考え方や行ないを実際にまだ変えていない人々を見分けるため多くの努力が払われねばなりませんでした。神よりも肉の快楽を愛したものも多く,不道徳の問題でこれらの人々は排斥されました。自分を変化させようと願わない人々を除き去ることにより新しい年にはエホバの聖霊が兄弟たちの上に自由に働くことでしょう。また,神権的な知らせを人々に伝えるため招待を受けなくとも家から家を訪問することは合法的であるという判決が下され,この勝訴によって伝道のわざを押し進めようとの兄弟たちの決意はかつてなかったほど強められました。

      エホバの証人が神のみことばの原則に従順に従い,「つるぎを打ちかえて,すきとし,そのやりを打ちかえて,かまとし」ているという事実は,弧立したある群れで奉仕したひとりの巡回のしもべから寄せられた次のような最近の経験からわかります。「私の訪問中,御国会館での公開講演に,かつて互いに烈しく憎み合っていた二人の人が出席しました。以前クナイ草原の道でこの二人が出合った時のこと,両人はおのをふりかざしてはげしく争い,重傷を負ってともに病院へ運ばれました。その後,二人は御国のしらせの伝道に接し,その結果互いに平和に暮すことの大切さを学んだのです。そしてこの二人は今,御国会館の集会にきて,並んで席につくようになりました」。

  • 読者からの質問
    ものみの塔 1966 | 9月15日
    • 読者からの質問

      ● マタイによる福音書 10章41節にはどんな意味がありますか。ここに述べられている二つの報いには,ちがいがありますか。

      イエス・キリストは,マタイによる福音書 10章40節から42節の記録のように,次の言葉を述べています。「あなたがたを受けいれる者は,わたしを受けいれるのである。わたしを受けいれる者は,わたしをおつかわしになったかたを受けいれるのである。預言者の名のゆえに預言者を受けいれる者は,預言者の報いを受け,義人の名のゆえに義人を受けいれる者は,義人の報いを受けるであろ

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