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真の富をもたらす全時間伝道ものみの塔 1967 | 5月15日
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それから私と妻は,健康の面でより適当な所である英国の南海岸の地方で,特別開拓者として奉仕することになりました。しかしもちろん引退はありません! 今でも地方の一会衆内で奉仕し,また全時間伝道にも携わっています。
全時間伝道を生涯の仕事として以来の,変化に富んだ50余年にわたる奉仕を回顧して,この人生を歩む決定を下そうとしていた当時,「年を取ったら,どうするのだ」と多くの人々から言われたことを今さらのように思い起こします。正直に言って,これまでに本当に必要なものは何一つ欠かすことなく与えられてきました。この秘訣はイエスのことばの中にあるのです。「まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば,これらのものは,すべて添えて与えられるであろう」。(マタイ 6:33)全時間伝道を私たちの生涯の仕事に決めて以来,霊的な面で得てきたすべてのものは,たしかに決して滅びることのない富としていつまでも保たれているのです。―マタイ 6:20。
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あなたはかつて御国伝道者でしたかものみの塔 1967 | 5月15日
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が,本心に立ち返って,自分の愚行を心から悔い,家にもどりました。その時,父親は「走り寄り,その首をだいて接吻した」のです。それは大きな喜びでした。それで父親は長男に言いました。「あなたの弟は,死んでいたのに生き返り,いなくなっていたのに見つかったのだ」。(ルカ 15:11-32)今日でも同じような経験を期待できます。
あなたは,まちがった行ないをした人の一人ですか。そしてその放とうむす子のように本心に返り,自分の誤りに気づき,まちがった行ないをやめ,あるいは真剣にやめようと努めていますか。では,あなたの天の父エホバ神に謙遜にもどりなさい。「主は豊かにゆるしを与えられる」かたですから,神のあわれみを信じてください。(イザヤ 55:7)そして会衆の集会に来てください。そうすれば暖かく迎えられ,また正しく生活するための必要な助けも得られるでしょう。
会衆にもどるときの喜び
しかし,あなたは,兄弟たちと顔を合わせるのを恐れて,御国会館に行くことに気おくれを感じ,また,兄弟たちから冷たい態度をされるのではないかと思うかもしれません。しかし,失われた1匹の羊を見つけた時の羊飼いや,放とうむす子が帰ってきた時の父親の態度は冷淡でしたか。決してそうではありません! むしろ喜びました。今日でも同様で,会衆にもどってくる人々は会衆に喜びをもたらします。最近,5年間ほど会衆から離れ,兄弟たちともめったに会わなかった一姉妹が次のように書いてきました。
「霊の思いのないこの世の事柄のために私は霊的な病気になりました。やがて,子供たちが日毎に利己的になってゆくように感じられ,家族の霊の思いの欠如が心配になりました……ある時,次週の講演に出席するよう取り計らわれましたが,出かける直前,兄弟たちに会う勇気がくじけました。
「その時,私は幾年来初めてエホバに祈り,御国会館に行くための少しの勇気を与えてくださるように願いました。遂に7月26日,むす子たちとともに出席できたのです。もどって来た私たちを兄弟たちは心から迎えてくださいました。今年の私たちの生活の中で,あの日は忘れられない日になりました。それは一日のうちに味わうにはもったいないほどの経験で,本当に感激しました」。
あなたが会衆の交わりにもどるとき,これと同様の歓迎を受けるのは確かなことです。あなたもクリスチャン兄弟の暖かな兄弟愛と深い思いやりを受けて喜ぶことでしょう。そして定期的な聖書研究と集会の出席により霊的に徐々に強められ,やがて神の民とともにエホバを賛美する無上の喜びを再び見いだせることでしょう。―黙示 7:9,10。
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