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  • 人類の苦悩の原因が除かれる時は近い
    ものみの塔 1974 | 1月1日
    • せ,天の霊的な被造物としての不滅,不朽の生命を得させるのです。

      23 その復活に関し,使徒パウロは,永久に死をのみ込むことにおける勝利をだれに帰していますか。

      23 この,偽善のない,真のキリストの追随者たちの天への復活に関し,使徒パウロは,その希望にあずかるクリスチャンたちにあててこう書きました。「朽ちるものは不朽を着け,死すべきものは不滅性を着けねばならないのです。しかし,朽ちるものが不朽を着け,また死すべきものが不滅性を着けたその時,『死は永久にのみ込まれる』と書かれていることばがそのとおりになります。『死よ,おまえの勝利はどこにあるのか。死よ,おまえのとげはどこにあるのか』。死を生み出しているとげは罪であり,罪への力は律法です。しかし,神に感謝すべきです。わたしたちの主イエス・キリストを通して勝利を与えてくださるからです!」―コリント第一 15:53-57。

      24,25 (イ)キリストの千年統治の間,神はどのように死に対するいっそうの勝利を収められますか。その益にあずかる人にはどんな機会が開かれますか。(ロ)きたらんとするエホバ神の勝利は苦悩する人類にどんな意味を持ちますか。そのことを心に留めるとき,わたしたちの願いはなんですか。

      24 メシア・イエスと,復活して栄光を受けたイエスの教会もしくは会衆による,きたるべき千年統治の間,全能の神は,贖い取られた死者を死の眠りからよみがえらせ,パラダイスとなった地上での生命の機会を得させることにより,死に対するいっそうの勝利を収められます。不従順な最初の人間からわたしたちが受け継いだ死が永久にのみ込まれるのは,贖い取られた人びとの墓がことごとくからになった時であり,そのことは「義者と不義者との復活」の時に起こります。(使徒 24:15)復活してきた人びとが神のメシアによる王国に従順であるなら,義にかなった,神の全宇宙的な主権支配のもとで完全になったこの地上での永久の幸福をかち取ることになるでしょう。

      25 人類がこうした貴重な祝福すべてを楽しむための道は,きたらんとするエホバ神の勝利によって開かれます。輝かしい神の勝利は,苦悩する今日の人類に対して,確かにすばらしい意味を持っています。わたしたちすべてがその意味をしっかり心に留め,神の勝利による永遠の益を受けるにふさわしいことを実証し,わたしたちの主イエス・キリストを通して神へのふさわしい賛美となれますように!

  • あらゆる人がエホバの証人となっている理由
    ものみの塔 1974 | 1月1日
    • あらゆる人がエホバの証人となっている理由

      今日世界じゅうで,犯罪や暴力や緊張が増加しているため,将来に対する信頼の置ける希望を与えてくれるものの必要を意識している人は少なくありません。そうでない人びとは,『今の生活から得られるだけのものを得て楽しむ』ことが最善だと考えています。彼らは,酒や麻薬によって現実の厳しさから逃避しようとしています。確かに,中には宗教にその答えを求めた人もいました。しかし,彼らはキリスト教世界の諸教会の行ないや教えになんとしばしば落胆させられて来たのでしょう。また,希望を与えてくれるよりすぐれた何物かを熱心に求め,それを見いだした人びともいます。彼らは,どのようにそれを見いだしたのでしょうか。そうした人びとの何人かにそのことを直接話してもらうことにしましょう。

      生きる理由

      シカゴに住んでいるある婦人の例を考えてみましょう。その婦人は正式な結婚をせずにある男性と20年間もいっしょに生活しており,ふたりの間には子どももいました。自分の運命には何の希望もない,とその婦人は感じていました。当時の状態を彼女はこう語っています。

      「わたしはただ死ぬことしか考えませんでした。当時の生活に何の喜びを見いだすこともできませんでした。わたしは,助けが得られると思って,降神術を行なう『俗人祈とう助言家』のもとに行きました。しかし,いっそうの失意を感じただけでした。というのは,3回行っただけでその祈とう助言家は100㌦(約2万6,000円)も請求し,そのうえわたしに不道徳を犯させようとしたのです。わたしはすっかり神経をやられてしまいました。わたしはどうしても必要としていた平和を見いだそうと,大酒を飲み始めました。しかし,それは助けにはなりませんでした。ついにわたしは,見たところ何の価値もない,むなしいこの生活から逃れる唯一の手段は死だけであると結論しました。

      「しかし,わたしはまだ生きたいと願っていたようです。生きる理由を見いだそうと必死に試みて,わたしは神に頼りました。神に,わたしを助けてくださいと祈りました。

      「数日後に,エホバの証人がわたしの家を訪れました。初めはすぐに追い返してしまいましたが,わたしは彼らをもう一度呼び戻すことにしました。聖書研究が取り決められ,わたしはじきに息子たちといっしょにエホバの証人の集会に出席し始めました」。

      この婦人は,2年間にわたる聖書研究をとおして,自分の人生観を変えてしまうようなどんな事がらを学んだのでしょうか。彼女は,エホバ神が人類のために,この世代のうちに地上からすべての悪を取り除き,イエス・キリストによる神の王国をとおして地上の事がらを管理されるという,驚くべき目的を立てておられることを知るようになりました。また,神の是認と祝福を得る人びとに神が求めておられる要求にかなう必要も認識するようになりました。そこで,彼女は20年以上いっしょに生活して来た男の人と結婚しました。また他の点でも,自分の生活を神のみことばである聖書に一致させました。何が起きたかについて,その婦人はこう語っています。「わたしが神に献身し,バプテスマを受けたことをお知らせできるのは喜びです。今や,わたしと息子たちのすべてはともにエホバに仕えています」。

      神のことばを完全に受け入れる

      自分の通っている教会が聖書に忠実に従っていないことに幻滅を感じている,とだれかが語っているのを耳にしたことがありますか。中にはこうしたことが,神の意志に全く反する生活に彼らを陥れる場合さえありました。アメリカ,テキサス州に住むある男の人は自分の経験をこう語っています。

      「結婚してから2年ほど後のことでした。わたしたち夫婦は,どこか適当な教会を見つけ,そこに出席する必要がある,と考えるようになりました。結婚する前にわたしが行っていた教会は,わたしにとって不適当だったので,わたしたちは妻の通っていた教会に行ってみることにしました。しかし,その教会には一度だけしか行きませんでした。ですから,どの教会にも行かなかったのと同然でした。

      「わたしたちは毎日,型にはまった決まりきった生活をしていました。わたしたちには親しい友人はいませんでしたし,付き合っている人たちといえば親族ぐらいのものでした。このことは,わたしたちが懇談しているとほとんど毎回,最後には酒に酔ってしまうという点を除けば格別不都合ではありませんでした。

      「わたしは神と聖書の必要を意識しました。しかし同時に,わたしには祈る権利がないとも感じました。というのは,わたしはあらゆる種類の悪いことをしてきたからです。ある人が言ったことば(『たとえ知識を祈り求めるだけでも,神は助けてくださいます』)を思いだしたわたしは,祈ってみることにしました。それは土曜日の夜のことでした。妻と子どもは眠っていました。『愛する神よ,もし神がいるなら,正しい宗教を見いだせるようわたしを助けてください』。

      「翌朝わたしは,床から起きると玄関の方へ歩いて行きました。すると,一枚の紙片が風に吹かれて玄関を横切っていくのが窓を通して見えました。その紙がどこから来たのか見当もつきませんでした。というのはその前日に,わたしたちは草を刈り,庭をきれいに掃除しておいたからです。とにかく,わたしは外に出て,それを捨い上げました。それはどこかの教会の招待状のようでした。

      「神がわたしの祈りに答えてくださったと考えて,わたしは興奮しました。4時にその教会に行くつもりだ,とわたしは妻に告げました。妻は行きたくありませんでした。しかしわたしは,彼女が行こうが行くまいがわたしは行く,と言えば,妻の思いが変わることを知っていました。そして,妻も行くことになりました。

      「3時半に,わたしたちはその教会の駐車場に着きました。そこには『エホバの証人の王国会館』という看板が掛けられていました。わたしは,エホバの証人という名前をそれまで聞いたことがありませんでした。会館に向かって歩いているとき,わたしの頭には別の考えが浮かんできました。つまり,『彼らの名称からすると,おそらく彼らは「聖霊」につかれて,床をごろごろころがり回るような人たちだろう』と考えたのです。そんな人たちとかかわりを持ちたくありませんでした。そこで,わたしたちは車の方に戻り始めました。しかしその時,『もし,これが正しい宗教だったらどうだろう。今帰るなら,もう二度とここには来ないかもしれない』と妻と話し合い,わたしたちは会館の中に入りました」。

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