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  • 原子力発電の将来
    目ざめよ! 1973 | 5月22日
    • 中性子に長時間さらされると膨張することがわかりました。ところで,原子炉の中心部はいわゆるスイス製の時計で代表されるような非常な精密さをもって建造されなければならないので,これは重大な問題となります。

      使用される燃料のことを考えると,機能上の支障がどんなに重大な問題となりうるかがわかるでしょう。プルトニウム燃料は,現存する非常に危険な物質の中の一つなのです。しかも,原子炉にはおのおの何千㌔もの量のプルトニウムがはいっているのです! 1967年8月21日付,ニュークリア・ニューズ紙上,エドワード・テラー博士はこう述べました。

      「増殖炉が十分の規模の発電所で経済的効率を保って働くには,おそらく1㌧をかなり上回る量のプルトニウムを必要とするであろう。そのような原子炉にかかわる危険性をわたしは好まない。原子炉は汚染をもたらさないからこそ祝福だと思うとわたしは言ったのである。それは計画どおりに機能を働かせるかぎり汚染をもたらす心配はないのである。しかし,もし大規模な機能上の支障を起こしたなら,そしてそれは概して起こりうるものであるが,原子炉は膨大な数の人間を殺すに足る十分の量の,核分裂によって生じた物質を排出しうるのである」。

      これまでにアメリカでは,最近制定された法律の要求に準じて,増殖炉建造計画にかかわる潜在的危険に関するある報告書が頒布されていますが,著名な科学者たちはその報告書の中にまちがいを見つけています。1972年4月26日付,ニューヨーク・タイムス紙は「増殖炉に反対する科学者たち」と題する見出しのもとにこう報じました。

      「31人の科学者と他の専門家たちは今日,工費5億㌦の実験用発電増殖炉の建造を開始する基金の支出を求めたニクソン政権の要請を拒否するよう議会に勧告した。

      「科学者たちは声明書の中で,『現段階では,この技術の商業的開発を口約するには,この計画の安全性および環境に及ぼす影響の点で重大な疑問があまりにも多すぎる』と述べた」。

      しかしながら,原子力発電を口約しようとするすう勢はあまりにも強力なので,政策を変更する見込みはほとんどないと考えられています。原子炉は明らかに危険を,それも一部専門家によれば非常に重大な危険を擁しています。とはいえ,アメリカ政府や産業界の指導者たちはそうした危険をあえて冒そうとしています。

      原子力発電の将来はどうなりますか。それはまさに明るくて楽観的な将来とはかけ離れたものです。

  • なおも有効な勧めのことば
    目ざめよ! 1973 | 5月22日
    • なおも有効な勧めのことば

      ◆ 1716年のこと,ヨハン・ショイヒゼルは,3万9,000平方㌔余の地域を包含し,海抜3,000㍍以上の高峰を何百も有するスイス・アルプスに関する自然科学上の報告を発表した。その中で,「今われわれが眼前に見ている山々は創造が行なわれた時期に神によって創造されたのであろうか。それとも,それらの山々は最初生じたその時に創造されたのであろうか」という質問を提起している。彼は,聖書に述べられている大洪水がアルプス山脈とその現在の形状に相当の影響を及ぼしたものと考えている。

      彼はまた,海の貝や他の甲殻類の化石をアルプス高峰の岩石の中に見いだしうるという事実に注意を引き,次いで興味深い挑戦のことばを述べている。

      「聖書を軽んずる者,モーセの書にしるされている大洪水に関する記録を単なるぐう話とみなす者はここに来るがよい。無神論者よ,不信仰者よ,ここに来て学ぶがよい。無言の岩石が君たちに説くであろう。もし君たちの考えを少しでも変えさせうるものなら,岩壁が君たちの頭を柔らげるであろう」。

      この興味深い勧めのことばは依然として有効である。

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