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  • 水が世界を流し去る
    ものみの塔 1971 | 6月15日
    • はエホバ神を愛していました。ノアは忙しすぎてエホバの言われることを聞かないということがありませんでした。わたしたちもそうすべきではありませんか。

      ある日エホバはノアに,悪い事を行ないつづけている人々全部を滅ぼすつもりだと言われました。神は雨をたくさんふらせて,水が地球全体,山までもおおうようにさせるおつもりでした。

      その水がみな落ちてきたら,ノアも死ぬのでしょうか。いいえそうではありません。エホバはノアを救おうとされ,ノアに大きなはこ舟を作るように命じました。はこ舟はボートのようなものですが,大きくて長い箱,つまりたんすにもっとにていて,水にうかびます。ノアとその家族はそのはこ舟にはいっていれば安全です。

      でも動物たちはどうなるのでしょう。あらゆる種類のうちのいくらかのものが救われることになっていました。はこ舟はそうした動物たちもはいれるほど大きいのです。神はノアに,長さ131メートル以上,はば21メートル以上,高さ12メートル以上のはこ舟を作るように命令されました。それは馬よりも大きいですか。大きな馬をいっぱいいっしょにしたよりまだ大きいくらいです。

      ところで,ノアはそれまでにはこ舟を作ったことがありませんでした。でもノアは神のことばを聞き,神ははこ舟の作り方をノアに教えました。ノアとその家族はいっしょうけんめいに働きました。大きな木を切り倒し,それらの木からとれた材木をつないではこ舟を作りはじめました。はこ舟はたいへん大きかったので,その仕事は何年も何年もかかりました。

      はこ舟ができると,神はその内側と外側にタールをぬりなさいと言われました。それは水がはこ舟にしみ込むのをふせぐためでした。

      エホバは他の人々にもそのはこ舟にはいって救われる機会をお与えになりましたか。はい,そうなさいました。エホバはノアに伝道するようにと命令されたのです。それではこ舟を作っている何年ものあいだじゅう。ノアは洪水が来ることを人々に警告しました。

      その中には聞いた人がいましたか。ノアの家族は別として,あとの人はみなほかの事をするのに忙しすぎて,その警告を聞きませんでした。自分たちがそれほど悪いと思わず,時間をさいて聞こうとしませんでした。

      ついに,エホバが救おうと思う動物がみなはこ舟の中に入れられて,人々もはこ舟にはいる時が来ました。ノアとその家族が中にはいると,エホバは戸をしめました。その戸がいったんしまると,だれもあけることができませんでした。だれがはいるにも,もうおそすぎたのです。

      はこ舟の外で人々は何をしていましたか。女の人はあいかわらず忙しく料理やせんたくやそうじをしていましたし,男の人は畑で働いたり家を建てたりしていました。結婚式の用意をしている家もありました。彼らは洪水が来ることを信じませんでした。

      すると,とつぜん,水が落ちてきはじめました。人々は自分たちがしていたことをやめました。彼らはそれまでに雨を見たことがありませんでした。ノアは正しかったのです。何年ものあいだノアが言っていたことがほんとうになってきました。

      まもなく,雨はたいへんはげしくなりました。それはどしゃぶりでした。たちまち大きな水たまりができて,通りには水があふれ,家々も水につかりはじめました。

      人々は丘の上の安全な所へ行こうとしましたが,雨はどんどんふりつづけ,水は深くなって丘がその中に沈みはじめました。雨は四十日と四十夜ふりつづけ,やがて地球全体は水でおおわれました。はこ舟の外にいた人はみんな死にました。イエスが『人々は聞かなかったので,洪水が来て,彼らを流し去りました』と言われたとおりです。

      しかし,水の上にははこ舟がうかんでいました。その中にいたノアとその家族,それに動物たちは安全でした。エホバはご自分のことばを聞いた人々を救われました。―創世 6:5–7:24。

      さて,わたしたちはノアの時代に起きた事柄をどうして知らねばなりませんか。イエスが言われたことをおぼえていますか。その時起きたことはわたしたちの教訓です,と言われました。エホバはもう一度,悪い人全部を滅ぼされます。でもこんどは洪水をお使いにはなりません。エホバがそうなさる日はたいへん近づいています。

      神がそうなさる時,どんな人々の命をお救いになるでしょう。ほかの事にたいへん忙しくて,神について学ぼうとしない人々ですか。いつも忙しくて聖書を勉強するひまのない人ですか。人々が神の意志を学ぶ集会に行きたいと,一度も思ったことのない人ですか。あなたはどう思いますか。

      わたしたちは,神から命を救われる人々になりたいですね。わたしたちの家族がノアの家族のようになって,全員が神に救われるなら,それはすばらしいことではありませんか。おたがいに助け合って神に忠実な人となりましょう。そうすれば,わたしたちみんなは神から恵みを受けるでしょう。

  • 真理に対して確固とした立場をとるアフリカの「善意の人々」
    ものみの塔 1971 | 6月15日
    • 真理に対して確固とした立場をとるアフリカの「善意の人々」

      教育者たちは長年にわたってアフリカに目を向けてきたが,様々な障害に直面しなければならなかった。中でも,多数の部族が存在し,しばしば互いに戦い合うという事態は大きな障害となっている。加えて,迷信や文盲,土着部族の宗教といった障壁のために進歩をはばまれてきた。それにもかかわらず,幾十万というアフリカの人々は最高形態の教育 ― 聖書による訓育を喜んで受けているのだ。それらアフリカの人々は,強固なクリスチャンとしての人格を持ち,正しい事柄をあくまでも支持する立場を取って,いわゆる「文明」国から来た人々を驚嘆させている。

      北アメリカからの特別な代表者たちは最近アフリカを訪れ,そうした教育が実際に施されているところと,それによってもたらされた結果を「善意の人々」大会で見る機会を得た。1970年の12月中,アフリカの赤道地帯を横切って,この大会が10か所で開かれた。最初に開かれた七つの大会についての報告は,前号のものみの塔誌に掲載されている。こうした大会は,エホバの証人の教育および統一を促進するプログラムの上で主要な役割を果たす。

      ダホメーのコトヌー

      ダホメー最大の都市コトヌーにおける「善意の人々」大会は,西側に隣接した国トーゴのロメでの大会と時を同じくして,12月8日-11日に計画された。しかし,トーゴの大会はわずか1日で終わるという事態になった。アフリカ各地でコレラが突然に発生したのである。大会出席者の85%は予防接種をしており,その他の人々も予防接種を受けようとしていたのだが,当局は開会日のあとただちに大会をやめるよう強要した。そのため,旅行者の大半がコトヌーに集中する結果となった。

      ダホメーの人口はおよそ60の民族集団からなり,約50の言語つまり方言が話されている。しかし,大会に出席した人々を助けるのに四つの言語すなわちフランス語(公用語),ガン語,ヨルバ語,エウエ語で間にあい,そのため,各言語集団が自分のことばですべてのプログラムを聞けるように四つの

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