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  • 健康を維持する努力はしがいがあるか
    目ざめよ! 1972 | 8月22日
    • いるあいだ,骨格筋の中を流れる血液は約10倍に増加し,それらの筋肉の酸素消費量は100倍ぐらいに増す。このように定期的な運動は動脈を大きくするので,動脈はより多くの血液を運ぶことができる。また,筋肉の細胞の中に多数の血管を開き,より多くの酸素を運ぶ新しいルートをつくる。とくに心筋の場合これは利点である。というのは,たとえ一つの動脈が「つまった」としても,補助的なルートが,心筋に酸素不足や停止をきたさせないだけの血液を供給するかもしれないからである。

      定期的なからだの運動はまた,心臓のポンプ作用を強化する。だから同じ結果を得るのに拍動数が少なくてすみ,ある状態にある心臓はもっとよく休むことができる。1分間の拍動数が80回以上の座業者は,定期的に運動することによってその速度を大幅に落とし,心臓をもっと休ませることができるかもしれない。

      しかし運動の特別の益は,強化された心臓は圧迫のもとでより効果的に働くということにある。これは容易に実証できる。たとえば,ある調査でホワトカラーの一グループは20分間運動をさせられた。彼らの心臓の1分間の平均拍動数は170回になった。制約のない人間には安全な速さである。しかし,この運動に84日間毎日参加したら,そのあと彼らの心臓の1分間の拍動回数は142回にしかふえなかった。つまり彼らの心臓はより少ない努力で同じ量の働きをしていたわけで,健康が増進したのである。これはストレスに対してより効果的に耐えることができ,またそれに耐えるにさいして心臓まひの危険が少ないことを意味する。

      健康を維持するための努力

      人間のからだは明らかに運動するようにつくられている。しかし,その必要を満たすさいに限度をわきまえ,からだの鍛練に力を入れすぎて霊的な面をおろそかにしないよう注意するのは賢明である。―テトス 2:2。テモテ前 4:8。

      座業に従事する人々が普通感じる疲労は多くの場合運動不足が関係している。だから,からだを動かすことは,精力や疲労の回復に役だつ。手はじめに散歩を習慣にするのはよい方法である。近い所へは車に乗らずに歩いて行くのはどうだろう。ある医師は,「若いときから元気に歩くことを習慣にすれば,それだけで,病弱や冠状動脈心臓病による早死は激減するだろう」と述べている。

      他のからだの運動も有益である。水泳,自転車に乗ること,洗車,庭の手入れ,芝刈りなど,からだを活発に動かす活動なら,そしてそれを定期的に行なうなら,座業に従事する人にはたいへん有益である。またエレベーターの代わりに階段を使うことも,健康を増進させるよい方法である。

      しかし注意をする必要もある。最初から,つまり循環系が定期的な運動によって強化されていないうちから,過激な運動をするのは禁物である。運動量は徐々に増加させ,一度に多くしようとしないことである。そうすれば心臓や血管は害を受けることなく,徐々に強くなってゆく。健康を維持する努力はしがいがある。問題は,あなたがその努力をするだろうか,ということである。

  • パイナップルとココナツ
    目ざめよ! 1972 | 8月22日
    • パイナップルとココナツ

      ◆ パイナップルとココナツの名前はどこからきたのだろう。ウィルフレッド・フンクの著わした「語源とそのロマンチックな物語」という題の本はこう答えている。

      「熱帯の果物であるパイナップルは英国にはかなりおくれてやってきた。パイナップルという名前は『松[パイン]の木の丸い果実[アップル]』という意味にすぎない。パイナップルは松かさにとてもよく似ているからである。ココナツには…ちょっとばかりほほえましいところがある。底にある三つの穴を見ると,それらの穴は人間の顔のように見えるのがわかるだろう。スペイン語とポルトガル語では,ココという語はしかめつらとか,ゆがめ顔の意味である。それでココナツとは,実際にはおかしな顔のナッツというところだ」。

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