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  • 「わたしはそう望むのです」
    ものみの塔 1981 | 10月1日
    • ます。他の人々の内に良いものを生み出す可能性を認め,それを育むのです。

      聖書は,バルナバが宣教の友として,マルコとも呼ばれたヨハネに個人的な関心を払ったことを伝えています。第1回宣教旅行の際にマルコがパウロとバルナバに迷惑を掛けたことを知ってはいましたが,マルコの内に秘められている良い面を認めていたのです。その結果,マルコは霊的に進歩するための助けを得,神のすばらしい僕になりました。(使徒 13:5,13; 15:36-39。テモテ第二 4:9-11)マルコはやがて神の祝福を受けて,自分の名の付された聖書の一つの書を霊感を受けて書き記すという際立った特権にあずかりました。

      同様に米国でも,一人のクリスチャンの長老は会衆内のある十代の少年に個人的な関心を払いました。長老は,会衆の集会場所である王国会館を建てるに当たって,一緒に来て手伝うよう若者を招きました。その帰り道に二人はよく軽食を取り,話し合いました。少年は今では成長し,巡回監督として奉仕しています。しかしこの巡回監督は,その長老が自分に対して個人的な関心を払ってくれたことを,霊的な成長における最も重要な出来事の一つとして今なお記憶しています。

      真のクリスチャンであるわたしたちは,他の人々に個人的な関心を払うことにより,人生の喜びと目的の新たな輝きを味わうことができます。わたしたちが聖書の音信を分かつ相手の人々だけでなく,若い人やお年寄り,病人,孤児ややもめ,そして自分自身の家族の成員を含む会衆内の霊的な兄弟姉妹たちにも関心を示せます。そうすることによって,その人たちの生活を幸福で満ちたものにできるのです。

      同時に,わたしたちは神が様々な仕方で報いを与えてくださることにも確信を抱けます。イエスが請け合っておられるように,「受けるより与えるほうが幸福」なのです。(使徒 20:35)それでは,神を心から愛する者すべてが他の人々に個人的な関心を示す点で天のみ父に見倣ってゆきたいものです。イエスはその模範を示して,らい病人に言われました。「わたしはそう望むのです」。

  • エホバ ― 強固な塔
    ものみの塔 1981 | 10月1日
    • エホバ ― 強固な塔

      救いはエホバを信頼することにあります。フランス南東部出身の血を分けた姉妹二人はそのことを実際に経験しました。その一人は次のように語っています。

      「午前零時半でした。二人ともぐっすり眠っていましたが,突然台所でただならぬ音がして目を覚ましました。戸口に一人の男が現われたのです。妹は恐ろしさのあまり,『エホバ,エホバ,助けてください!』と叫びました。その声を聞いて,男はナイフとやすりで私たちを脅しながら,静かにするよう命じました。エホバのおかげで私たちは平静さを取り戻し,身繕いをしました。

      「侵入者は私たちの住む6階のバルコニーまで登り,台所の窓を破って入って来たので手にけがをしていました。私はその傷の手当てをし,酒の酔いがすっかり覚めるよう男に食べ物とコーヒーを用意しました。また,エホバについて話し,どうしてエホバに信頼を寄せなければならないかを説明しました。男は,エホバなど知らないと答え,そのみ名を侮辱しさえしました。男が見ている前で,妹は聖書を読み,私は静かに祈りました。そのような平静さが気に障ったのか,男はナイフを妹の首に当て,窓ガラスの破片を妹ののどに突き付けながら,『一押しすりゃあ血が吹き出すぜ!』とすごみました。私は立ち上がり,『脅そうとしてもむだよ。私たちには保護し救ってくださる方,エホバが付いているんですもの。殺されても,復活の希望があるんですからね』とはっきり言いました。その言葉にびっくりした男は,思いとどまりました。

      「男が帰ると言ったのは午前2時45分ごろのことでした。私は男に付いて玄関まで行きました。家から出る時,男は,『ああ,分かったよ。エホバの方がおれより強いってことがな』と言いました。台所のよろい戸を下ろしてから,私たちは,私たちをお見捨てにならなかった神エホバに深い感謝の祈りを捧げました」。―箴 18:10。

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