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  • ギレアデの22級の卒業式
    ものみの塔 1954 | 7月15日
    • ばなりません。生活から,全き満足とよろこびを得るためには,ヱホバを私たちの生活の中で中心とすべきです。私たちは研究を続けなければなりません,なぜならばヱホバの知識の倉を空にすることは決してできないからです。

      奉仕において私たちが何をしようと,ヱホバは私たちに何の負債ももつていないと,ノア兄弟は聴衆に話しました。私たちはいつもヱホバに恩恵をこうむつているのです。偽りものである悪魔は,私たちも彼のように偽り者になるよう欲しています。そしてもし私たちが,悪魔の思う通りに,献身の誓いに背くならば,偽り者となるでしよう。ある事を始めたのですから,それをし遂げたいと私たちは欲します。

      結論で,ノア兄弟は学校の確信と信頼を述べ,卒業する宣教者たちは『ものみの塔』聖書学校のすばらしい原則を,人々の前に高くかかげるであろうと言いました。宣教者たちは,訓練をうけましたのでこれらのすばらしい原則を学び,そしてより良く認識することができました。それからどの生徒も会長から封筒をもらいましたが,その封筒の中には,その生徒の報告票と,級の写真と,そして協会からの贈り物が入つていました。卒業生たちには,皆卒業証書が与えられました。卒業生たちは37の違つた国々から来ましたが,45の違つた国々に送られました。

      それから一人の生徒は,決議文を読みましたが,それは級によつて一致して可決されていたものです。その決議文の中で,生徒たちは次のことを決議しました。すなわち,彼らはヱホバの恵みある御親切によつて,何処に送られようと,得たところの知識をひろめること,またヱホバの御名にあり新しい世の社会と一致して謙遜に歩み続けること,自分自らを神に献身する者たちに対して神はどのように良いかということを他の人たちに知らせること,最後の勝利にいたるまで,確固たる立場を保つて,油断なく注意し,そして常に研究したり,また神の言葉について解明される光りを深く考えることによつて,神への愛を一層に増し,次の言葉で表わされる道をとり行うということです。『われ日ごとに汝をほめ,世々かぎりなく聖名をほめたたえん。』― 詩 145:2。

      約11時30分に,『主よ,我ここにあり,われをつかわし給え』という,その時に全くふさわしい歌と,ノア兄弟の祈りによつて,式は閉じられました。この冬の卒業式に2137名の人が出席しました。

      日曜日の午後1時30分に,38名の生徒は級でもつて代表された各国(スコツトランドも数えて)を代表して話しをしましたが,それらの話しは,円熟した理解と,ヱホバの恵みある御親切に対して心からの感謝を示すものでした。これは2時間続きましたが,霊的御馳走をいただいた後のおいしい食後の菓子または果物のようでした。その霊的な御馳走は,土曜日の夜に毎週の『ものみの塔』研究と2時間にわたつた会長の旅行報告で始まつたものです。会長とヘンシエル兄弟は,冬のあいだ南アメリカを旅行しましたが,その報告によつて南,アメリカにいる兄弟たちの熱心,誠実,そして愛と,兄弟たちにあたえられるヱホバの祝福が良く話され示されました。

      そうです,初めから終りにいたるまで,ギレアデにある『ものみの塔』聖書学校の卒業式は,ほんとうに心をあたため,信仰を励まし強めるものです。

  • 新しい世の一致を前以って味う
    ものみの塔 1954 | 7月15日
    • 新しい世の一致を前以って味う

      1世紀のクリスチャンたちは,その愛と一致のきづなで表し示されました。これに反してキリスト教国は,宗教の多くの分裂や,混乱した政治で表し示されています。キリスト教国にある外見だけの一致は,お互いの者にたいする愛のきづなから始まつているのではなく,互いの者への恐怖から始まつています。しかし,イエスは弟子たちに『互いに愛し合うよう』にと命じました。―ヨハネ 13:34,新世。

      互いの者たちへと,真理に対する愛のこの同じ精神は,20世紀のクリスチャン達のあいだにいまでも滲透しています。初期のクリスチャン達は正確な知識を持ちましたので,古い世の不一致というものを取り除きました。パウロは,このように述べています。『新しい人格を着なさい。ギリシャ人もなければユダヤ人もなく,割礼もなければ無割礼もない,外国人も,スクテヤ人も,奴隷も,自由人もない。キリストはすべてのものであり,すべての中にある。』(コロサイ 3:9-11,新世)それで,今日のヱホバの証者たちもまた,古い世の国家的な伝統,誇り,競争,政治的相違,そして社会的立場で一致を破られません。ヱホバの証者たちの大会は,このことを真であると証明しています。ヱホバの証者たちが互いのあいだに持つ平和,調和,兄弟愛は,古い世の『安定者達』にとつては常に驚きの源です。ニューヨーク市のヤンキー野球場で行われた1953年のヱホバの証者国際大会の時に,そのことはひときわ目立つたことがらでした。

      分裂したキリスト教国と,一致したヱホバの証者たちとの対照は,まつたく大きなものです。それは古い世の生活と新しい世の生活の生活の相違でありますので,多分昼間と夜の相違より大きなものでしよう。すぐ間近かに行われる新しい世の一致と生活の4日間によつて,より多くの人々は真理の正確な知識を持つようになるでしよう。私たちはまたこの機会を持つています。それは,1954年7月29日より8月1日まで京都上京区上長者町通烏丸西入,京都民生会館で行われる大会です。その大会を欠かさないように!

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