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  • その31 御国活動の40年終りてその50年目に入る
    ものみの塔 1956 | 11月1日
    • 8月のおわりにおいて,1955年の奉仕年度は終りました。どのようにですか。新世社会とその活動の拡大とは,目ざましいものでした。伝道者数の月平均は158の国々で,57万694名へと上昇しており最高数は64万2929名にまでも達しています。合計6万3636名は洗礼されました。野外奉仕の時間合計は,8582万3250時間で,聖書,書籍,冊子,雑誌,パンフレットの配布も,それぞれよい増加を示しています。また,本奉仕年度中にヤンキー野球場では,ギレアデのものみの塔聖書学校の卒業式が行われました。ギレアデの学校は,1943年の2月1日に創設されていますが,今回の102名の卒業生は第25回生にあたります。ヤンキー野球場で卒業式が行われたのは,これで3回目です。1956年2月12日,日曜日ギレアデの第26回生,106名は,ギレアデの地で卒業式をしました。ギレアデ卒業の宣教者は,全地の100余の国々,島々に出かけて,伝道しています。これら宣教者に加えて,ものみの塔協会は,多くの国々で沢山の特別開拓者を増し,『他の羊』を集める業に拍車をかけています。

      1956年の奉仕年度では,制度のより円滑な運営を目指して,いろいろの進歩がすでに見られています。全世界を10の地帯に分割し,協会の77の支部は,この10の地帯のいずれかに属します。各10の地帯は,それぞれ『地帯の僕』が奉仕します。1956年の1月1日,最初の地帯の僕は,支部を検査する,この地帯の僕の仕事を始めました。2月29日,協会の会長は南太平洋と極東方面の協会支部事務所を訪問するため,10週間の旅程で,ブルックリンを出発しました。会長は,証者の大会や会衆やまた一般公衆に,『創造主の下に,すべての人類をひとつとなす』の講演をいたしました。

      今日に至るまで,ヱホバの証者は,近代歴史で,不滅の,永久につづく記録を樹立してきました。ヱホバの証者はハルマゲドンに至るまでも,その伝道を続けますから,この記録は,ますますつけ加えられることでしよう。またヱホバの証者は,すべての讃美と崇拝を,生ける真の神にのみ捧げており,全能の神に奉仕できることをこの上ない特権と考えております。

  • 良い業の富を示す
    ものみの塔 1956 | 11月1日
    • 良い業の富を示す

      いまだ曾つてない程に,この世の人は物質の富を自分の目標にしています。しかしそのようなことを求めるのは,二つの面で無益なものである。と聖書は示しています,『富むことを願い求める者は,誘惑と,わなとに陥り,また人を亡びと破壊とに沈ませる,無分別な恐ろしいさまざまの情欲に陥るのである。』まつたく物質の富を求めるなら現在においても平和と幸福が得られず,将来においても生命が得られません。―テモテ前 6:9,新口。a

      賢明な道は,それとは反対のことをすることです,つまり与えることに富むように努め,『良いわざに富む』ことです。そうするなら「真の生命を得るために,未来に備えて良い土台を自分のために築き上げる」ことができます。良い業の富は,私たちに真の生命を得させるだけでなく,現在でもたくさんの祝福を私たちに与えます。なぜなら,『施しを好む者は肥え,人を潤す者はまた利潤をうく。』― テモテ前 6:18,新口。シンゲン 11:25。

      それではどんな種類の業ですか。単に良い業というものではありません。イエスの言葉によると,裁きの日に或る人々は「イエスの名によつて大いなる業をなした」と主張しますが,イエスは「彼らを認めない」と言います。神に認められる業とは,イエスが主として為された業,すなわち御父に誉をもたらす業です。イエスは,御父の名を知らせると共に,善意者に御国の良いたよりを伝道することによつて,その業をいたしました。イエスの行つた奇跡は,真理の伝道に附随してなされたものである,とイエス御自身も示されています。―マタイ 7:23; 24:14。ヨハネ 6:26,27,新世。

      もちろん,この種類の正しい業の富を示す以前に,私たちはヱホバと御子の知識,すなわち神の目的と御国についての知識を得ねばなりません。それから訓練計画を利用することも必要です。それは,私たちが熟達した伝道者になるためです。その業に巧みなる者だけが王ヱホバとキリストの御前に立つことができるでしよう。私たちの目標は,神の言葉を正しく取扱い,また全き備えをなしてあらゆる良い業に十分の準備を整えることにより神の是認を頂くことでなければなりません。―ヨハネ 17:3。テモテ後 2:15; 3:16,17,新口。

      業の質の向上を努めるだけでなく,業の量をも増さなければなりません。仕事はたくさんですが,する人は少く,そしてする時間は僅かだからです。そのわけで,『御言葉を宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもそれを励み』なさい。この業についての正しい理解を得ると,この業をすることが全く爽快に感ぜられます。そして,もう口をつぐむことができなくなります。エレミヤと,ヨブの真の友であるエリクの両人も,そのことを知りました。―テモテ後 4:2,新口。エレミヤ 20:9。ヨブ 32:20。

      肉のことを思えば,それは死を意味します。しかし霊のことを思うならば,それは平和と生命を意味します。それですから,物質主義の罠に陥ることは全く愚かなことです! 良い業の富を示しつづけて行きましよう。そうするならば,現在においても平和とよろこびが得られ,かつ神の新しい世では永遠の生命を楽しむことができるのです。―マタイ 6:24。ロマ 8:6。

      [脚注]

      a 詳細は1955年11月1日号の『ものみの塔』をみなさい。

  • 忠実な伝達
    ものみの塔 1956 | 11月1日
    • 忠実な伝達

      ミラー・ブロース著『死海の巻物』(英文)という新しい本は,これらの巻物によつて現在の聖書は変更されるであろうか,という疑問をとりあげています。著者は,強く『否』と答えています。ブロースの言葉によると,イザヤの写本もハバククの写本も,全く次のことを証明しています。すなわち『聖書に表われている神の重要な真理と意志は,……写本の伝達にいろいろの変遷がありながらも,変ることなく保存されてきた。』

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