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  • 天の祭司職のための規定
    ものみの塔 1968 | 9月15日
    • です。このわざに対する配慮が忠実に払われていることは,数多くの,新しい大きな支部の家や工場にかんする記録に現われています。そこでは,ますます多くの献身した男女が,幾十もの国語で聖書文書を印刷し,発送する仕事に忙しく携わっています。そしてまた,このことは,ものみの塔聖書冊子協会の運営する印刷工場から各地に送られる,聖書研究用の手引きの部数が増加している点からもわかります。さらに,特別の訓練を受けた数多くの奉仕者が,国内と国外を問わず遠隔の地に派遣されていることからも明らかです。これらの奉仕者は,真理と正義を愛する人々を組織して,命を与える神のみことばを研究し,賛美の犠牲をさゝげられるように取り計らっているのです。

      安息日を守ること

      18 イスラエル人に対する安息日の備えにはどんな価値がありましたか。

      18 安息日を守ることは,エホバがイスラエル人に与えた責務の一つであり,まさしく祭司たちの特別な監督の下におかれました。祭司は神の代表者として,安息日が忠実に守られるようにする責任がありました。(エゼキル 44:24) 安息日の目的はこう述べられています。「汝おぼゆべし 汝かつてエジプトの地に奴隷たりしに汝の神エホバ強き手と伸べたる腕とをもてそこより汝を導き出したまへり こゝをもて汝の神エホバなんぢに安息日を守れと命じたまふなり」。(申命 5:15,文語)この日,敬虔なユダヤ人は労働からの快い休息を楽しむにとゞまらず,神の御手による解放の偉業とそれに伴った勝利の祝福,および神がイスラエルに与えられた土地での繁栄を思いめぐらす機会にも恵まれたのです。そして,あらゆる良い贈り物の偉大な与え主に対する感謝を表わすために,自分の所有物の中から最上のものを供え物としてエホバにさゝげるよう心を動かされました。

      19,20 これはクリスチャンの崇拝者にどうあてはまりますか。また,クリスチャンの祭司職にどんな責任をもたらしますか。

      19 モーセの律法がキリスト・イエスの追随者にあてはまるのは,字義そのものではなく,律法の背後にある原則ですから,安息日を守るこの問題は,彼らにとってむしろもっと深い意義を持つ事柄です。クリスチャンは各自,エホバに献身してみずからをさゝげた瞬間から,毎日,1週間の七日間,そして1年の52週間を,あたかも安息日のように見なして生活する責務を負っています。そして,善を行ない,神の奉仕を遂行することを休むのではなく,個人的な野望を追求する利己的な働きをやめて,神の崇拝を生活の中で第一にし,また,自分と家族の生計を立てるために世俗の仕事に携わらねばならない時でさえ,自分は献身した神の奴隷であるという事実を決して見失いません。その人は,エホバがその愛する御子の犠牲を通して設けられた,罪と死による支配からのすばらしい救いを常に心にとめています。その生活は,エホバを賛美する生活となるに違いありません。

      20 それでまさしくキリストの従属の祭司は,このような霊的な安息が守られるように監督すべきです。そして,神に近づく人々を援助して,ふさわしい仕方で神に献身できるよう取り計らわねばなりません。また,エホバに専心の奉仕をさゝげる生活を始めた人々すべてがその生活を忠実に守り,利己的な働きからのこの純粋な休息という見方を明確に保てるよう助けなければなりません。この理由で,当誌は,神を愛する人々すべてに,研究と訓練のために定期的に集まる責務を思い起こさせる助言を,繰り返し掲げているのです。それは,集まることによってすべての崇拝者は,エホバを愛し,その愛を正しいわざによって実証するように励まされるからです。―ヘブル 10:24,25。

      手本

      21 クリスチャンの祭司職の成員のなす崇拝と行為にかんする要求は,他の人にもあてはまりますか。その理由を説明しなさい。

      21 キリスト・イエスの油そゝがれた追随者は,いましめを与え,手本を示して神のご要求を教えることで,自分たちの大祭司に見ならわねばなりませんが,同時に,エホバを喜ばせようとする他の人々もまた,彼らの手本に従うよう努力しなければなりません。また命の源であられる神に近づき,その恵みを得る人はすべて,肉体的,道徳的そして霊的にみずからを清く保たねばなりません。彼らは健全な動機をいだいて最善の奉仕をエホバにさゝげねばならず,神の会衆内の義務および責任を喜びと感謝の念をもって引き受けねばなりません。また,正しい崇拝のために確固とした態度をとり,この世的な人々との不必要な交わりを退け,尊崇の念とさとい心をいだいて御国奉仕の色々の機会に臨まねばなりません。さらにまた,彼らに対するエホバの備えのすべてを,その与え主に誉れをもたらす仕方で用いなければならず,神の知らせを明確にそしてわかりやすく堂々と話せるように備え,御国の関心事を推し進めるため自分自身および自分の所有物を喜んでさゝげるのでなければなりません。一方,これは当然ですが,自分が扶養する家族のために適当なそして適度の生活物資を備えます。エホバは,ご自分の崇拝者が,文字にしるされたそのみことばの中で述べられている同じ高い標準に従って生活することを求めていられます。

      22 それで,天的な祭司職に召されている人々を何によって識別できますか。このことは他の誠実な崇拝者のすべてに,どのように影響しますか。

      22 大いなる大祭司キリストの下にある天の祭司職という,エホバの備えが設けられたので,望む人はだれでもその下に来て,命を得るための教育を受けられます。(黙示 22:17)神は預言的な型の中に,そのような一団の,天的な祭司を律する規定を明示され,また,有効な奉仕を行なう権能をその祭司職に与える手順を予示する影を設けられました。神がこのことをなさったのは,そのような祭司職の存在と権威に対するわたしたちの確信を深めさせるためでした。わたしたちには,一団の補佐の祭司を伴って今や全権威を行使する強力な大祭司がいるのです。そしてわたしたちは,人間のあらゆる弱点や問題にかんしてその助けを得,こうして,聖なる清い神に近づき,ついには神の御前に立って是認を受けられるのです! このことを悟るのは,なんとすばらしい事柄でしょう!

  • 必要の大きな所で奉仕する日本の姉妹
    ものみの塔 1968 | 9月15日
    • 必要の大きな所で奉仕する日本の姉妹

      ● 国外で奉仕するか,あるいは本国で奉仕するかを決定するのは,必ずしも容易ではありません。しかし,いったん必要の大きな場所で奉仕することを決めるならば,それに祝福のあることがわかります。不信者の両親に伴われてパキスタンへ行った日本の一姉妹は,このことの確かさを経験しました。ある夜のこと,集会から帰宅した時,日本人の夫婦とそのめいに会い,エホバの証人についてたくさんの質問を受けました。その主人は自分のめいに聖書を教えてくれるのはどうかと姉妹に勧めました。しかしめいは,日本でバプテスト教会に行っていたが何も学ばなかったと述べ,研究をあまり望みませんでした。けれども,彼女は姉妹といっしょに集会に出席したいと言いました。このことから週2回の研究がとりきめられました。4か月後に日本へ帰るまで,その娘さんは定期的に集会に出席し,また聖書を学んだことに対してしきりに感謝のことばを述べました。彼女は帰国すると,家族,友人,親類,牧師などの反対に会いました。さっそく彼女は土地のエホバの証人の会衆と交わりました。片足が不自由なこの娘さんから,それ以後の便りを受け取った姉妹はそれをうれし涙で読みました。「私はしばらくサタンに試みられましたが,今,何をすべきかわかりました。私は伝道を始めました。今,私は毎回の奉仕で2時間半歩けるようになりました。このように長い時間歩くことなど,これまでに経験したことがありません」。彼女は真理を学んで心から喜びにあふれ,浸礼を考えています。

      ― エホバの証人の1968年度年鑑より

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