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  • 法と秩序が守られることをあなたはほんとうに願いますか
  • 目ざめよ! 1970
  • 副見出し
  • 神の法と秩序を退ける
  • 神の法とその秩序に従う
目ざめよ! 1970
目70 1/8 28–29ページ

法と秩序が守られることをあなたはほんとうに願いますか

あなたは法と秩序が守られることをほんとうに願いますか。もしそれを望んでおられるなら,それはどんな種類の法と秩序が守られることですか。

あなたが関心をいだいておられるのは,個人的な望みを外部から妨げられずに実現させたいという現在の生活を維持できる程度に法と秩序が保たれていることですか。それとも,人間の正しい行動の規準を定める法と秩序をあなたが求めるのは,愛と無私の心および他の人の権利を尊重するためですか。

神のことを度外視する人がいますが,もしそうすれば,法と秩序が正しく守られる社会はもたらされません。人間の編み出したどんな法体系も,法と秩序がいつまでも守られる状態はもたらしませんでした。古い体制が滅びると,新しい体制が建てられ,それがしばらく続くと,やがて別の体制がこれに取って代わったのです。現行の法はそれ自体の欠陥のため,または乱用もしくは不法を阻止する力に乏しいため,絶えず修正されています。

人間の定める法律に対する忠誠心は全世界でいよいよ衰退しています。自分に都合のよい法律,あるいは自分の目的や望みにさしさわりのない法律にのみ従う人がふえています。捕虜になり,脅迫あるいは圧力を受けると,軍人でさえ自国の定めた行動規範を破ってしまいます。そうした圧力には喜んで耐えながら,自由の身になってから,別の行動規範を破る者もいます。

人間は不断の,かつ全幅の忠誠心を寄せ得る法を必要としており,そのような法は,自分同様の他の不完全な人間にではなく,より高い源に由来するものでなければなりません。こうした忠誠心を人間に要求できるのは神からの法以外にありません。

そのような真の法と秩序をほんとうに望む人々すべてに対し,神は,ご自分の天の政府の下で地上の生活を楽しむようにとの招待を差し伸べておられます。(マタイ 24:14)しかし神は,その招待にあずかることをだれにも強制してはおられません。神の法と秩序を退けたいと思う者はそうすることができます。しかしその者は自らの選択の結果を甘受しなければなりません。

神の法と秩序を退ける

神のことば聖書は,人間が神の法に対してどんな態度を取るにしても,その責任を負わねばならないことを示しています。「わたしは呼んだが,あなたがたは拒み続け(た)……あなたがたの恐れるものが嵐のように訪れ,あなたがたの災いが暴風のように到来し,悩みと苦難の時があなたがたに臨む時……彼らはわたしを呼び続けるであろう。しかしわたしは答えない。彼らはわたしをひたすら求めるであろう。しかしわたしを見いだせないであろう。彼らは知識を憎み,エホバを恐れることを選ばなかったからである。彼らはわたしの助言に同意せず,わたしの戒めすべてを軽んじた」― 箴言 1:24-30,新。

神の定められた高い規準を退ける人は,現在の体制が終わる時に神の保護を受けられません。そのような人間を助ける務めは神にはありません。聖書はこう述べています。「彼らは自分たちの道の実をくらい,自らの企てに飽きるであろう。未熟な者のそむきは自らを殺し,愚かな者の怠惰は自らを滅ぼすからである」― 箴言 1:31,32。新。

今日,多くの人は「そむき」,神と神の法に逆らっています。若者やおとなの多くは法と秩序のすべて,なかんずく神の法とその秩序に逆らっています。しかしそのような人は「未熟な者」です。彼らは自らの語るところをわきまえておらず,知恵と理解とに欠けています。

また,物事はほっておいてもやがておさまり,なんとか改善されてゆくものだとする怠惰な考えをいだき,漫然と生きて,事足れりとする人がいます。しかしこれは前述の聖書のことばどおり愚かな者の生き方です。エホバ神は現在の体制の終わりを定めておられますから,そむく者また怠惰な者はともにこの体制もろとも滅びるでしょう。そのような者の道に従うのは無意味なことではありませんか。

神の法とその秩序に従う

理にかなった賢い道は,エホバに頼ってエホバの定められた法を学び,その法に従うことです。そうする人に対して神のことばはこう約束しています。「わたしに聞き従う人は安全に住み,災いの恐れで悩まされることがない」― 箴言 1:33,新。

そうです,エホバの知恵に聞き従い,エホバの御心を行なう人は,この体制が大災害をこうむる時にも身の安全を得られるでしょう。そのような人は聖書の次のことばのように神の新秩序に生き残るでしょう。「すべてエホバの律法を行ふこの地のへりくだるものよ汝らエホバを求め 公義を求め 謙遜を求めよさすれば汝らエホバのいかりの日にあるひはかくさるることあらん」― ゼパニヤ 2:3。

神の法とその秩序を学ぶことの核心をなすのは,神のことば聖書の知識です。そして一,二時間でそのすべてを学ぶことはできません。真剣な努力を払わなくても神のお目的のすべてを学べてしかるべきだと考える人がいます。「おぼろげな未知の存在の背後」と題する本を著わした一科学者は,そのような考え方が不合理であることを指摘してこう述べました。

「確かに神はその創造になる宇宙にまさるとも劣らず,きわめて多様かつ精巧なつくりを備えた存在である。……大学の一課程を修めただけで天文学を窮められると思う者はまずいない。ところが,神を宇宙の精巧さ,また壮厳さに劣るものと考え,かつ神に関する疑問のすべてに対する完全な答えを,ただ一時間の講義や学生の自由討議,はては教会の日曜学校の教師から得ようと考える者がいることに私はいつも驚かされている」。

神に関する知識を得ることは生死にかかわる問題ですから,関心を持つ人すべてにエホバの証人が勧めている6か月間の無料の聖書研究を行なわれるようお勧めいたします。今,世界のあらゆる場所で幾千幾万もの人々がこの方法で聖書のほんとうの教えを学んでいます。あなたも「すべてのことを確かめ」るため,ご自分の家で聖書をお調べになれるのです。―テサロニケ前 5:21,新。

現存の人類の諸体制はまもなく,「世のはじめから今に至るまで起きたことがなく,また二度と起こらないような大患難」に見舞われ大混乱に陥るでしょう。(マタイ 24:21,新)神の正しいさばきが執行されることにより,その一大変化が生ずるのです。あなたもなんらかの点でその大変化に巻き込まれ,生死いずれかに直面するでしょう。

もしあなたが正しいことをほんとうに望み,真の法と秩序を求めておられるなら,偉大な審判者また命の与え主であられるかたの言われる次のことを行なってください。「我が子よ わが法を忘るるなかれ 汝の心にわが誡命をまもれ さらばこのことは汝の目をながくし 生命の年を延べ 平康をなんぢに加ふべし」― 箴言 3:1,2。

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