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  • エホバの証人 ― ギリシャで再び「認められる」
    目ざめよ! 1976 | 3月22日
    • よう提案しました。同氏は,法が「正しい解決をもたらす」との自分の期待を表明し,次のように付け加えました。「反対の結果が出たような場合には,何ができるか考えることにしよう。お分かりのように,これは単に以前の同文通ちょうを取り消すというだけの問題ではなく,最高裁で未決になっている法律上の問題である」。

      再び合法的に「認められる」

      審理は首尾よく進行しました。裁判所の記録係M・S・ムズラキス氏は,エホバの証人に関する問題の全貌の優れた説明を行ないました。それから同氏は,政府の以前の命令を取り消すよう提案しました。理屈に合わないようですが,政府の法務官の一人はそれに同意しました。一方,もう一人の法務官は,エホバの証人を法的に認めなかった以前の同文通ちょうをわずかながら弁護しようとしました。その結果はどうなりましたか。

      1975年7月3日,国家最高裁判所の裁判長は,両方の事件に関してエホバの証人に有利な判決を下しました。内務大臣は,この判決に対する同意を表わし,全国の市役所と地方自治体そしてギリシャの在外公館に新たな同文通ちょうを送付しました。それは,エホバの証人同士の結婚,およびその間に生まれた子供たちを登記するよう命じたものです。

      それは,ギリシャのエホバの証人にとって,どんなに快いものだったでしょう。法律上の大きな障害が除かれたので,あらゆる音信の中で最も重要な音信である,神の設立された王国の良いたよりを隣人に伝えるため,証人たちは再び全精力を集中することができるのです。―マタイ 24:14。

  • 科学者は生命を作り出しますか
    目ざめよ! 1976 | 3月22日
    • 科学者は生命を作り出しますか

      ここ何年来,科学者たちは,実験室で生命が作り出されるようになる,あるいは,すでに作り出された,という期待を起こさせる種々の事柄を発見し,また,そのような学説を度々発表してきました。

      次の新聞の見出しに注目してください。「人間がウイルスを作る日が到来する」(バンクーバー・サン紙,1962年8月16日)。「米国の科学者,生命の再創造を迫られる」(ニューヨーク・タイムズ紙,1965年9月14日)。「生命の創造は五年以内に実現する」(ニューヨーク・タイムズ紙,1966年1月18日)。「実験室でどんな生命を作り出すことも,もはや夢ではない」(バッファロー・イブニング・ニューズ紙,1970年12月7日)。

      しかし科学者は,ウイルスや化学分子の研究において,試験管の中で生命と言えるようなものを本当に作り出しましたか。

      フランスの微生物学者ルネ・デュボスは,「生命のなぞ」という論文の中で,この点を取り上げています。生命を新たに作り出したと言う科学者の主張に対して,彼が何と述べているかに注目してください。

      「生きた生物体によって自然に作り出された,十分に成長したウイルスが,化学的な方法でその構成分子に分解された。これらの構成分子の生物学的活動を調べたところ,不活性,つまり敏感な生物体内では繁殖できないことが分かった。しかし,適当な状態に保たれた試験管の中でウイルスの分子を再び化学的に組み合わせると,それは生物学的活動を再開した。これは化学的見地から言って目覚ましい成果であるが,これまで主張されてきたように,“新たに”生命を作り出したことにはならない。そのウイルスは,まず生きた生物体によって作り出されねばならなかったし,再び組み合わされた構成分子も,敏感な生きた生物体内に入れられた時にのみ活性を示したので,生殖に肝要なすべての生物学的機構は,すでに存在する生命によって供給されねばならなかった。

      「これとは全く関係のない実験において,科学者は,単純な化学物質を,大昔,大気中に存在したと思われるある種の放射線にさらすことにより,生物の分子に類似した幾つかの複雑な分子を実験室で作り出してきた。しかし,この化学上の業績は“新たに”生命を作り出すことにはつながらない。そのようにして作られた分子は,繁殖及び成長が可能となるように組み立てられる,つまり有機的な形を取ることがないからである。有機分子は,たとえどんなに複雑で生物の中に見いだされる分子に類似していても,再生や進化が可能でないのなら,依然として無生物の領域に属している」。

      従って,新聞や雑誌には多くの人騒がせな記事が書かれていますが,人間は生命を創造していない,という事実は変わりません。そして興味深いことに,大英百科事典はこう記しています。「我々が現在知る限り,生命は太陽系以外には存在せず,その起源は依然としてなぞであり,地球に対するその影響は,ほとんど奇跡に近い」。

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