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  • 「永遠の福音」の本は有益である
    ものみの塔 1964 | 2月1日
    • 救われることがありません。

      神の人のため

      16 救いを妨げる何者に直面しますか。しかし私たちは何をしなければなりませんか。

      16 あなたが「キリスト・イエスに対する信仰によって救に至る」ことに反対する敵がいます。この敵は自分の望まないこの救いをあなたが得ることをねたんでいます。使徒パウロは自分の受けた迫害について述べてのち次のように書いて,この敵を指摘しました。「いったい,キリスト・イエスにあって信心深く生きようとする者は,みな,迫害を受ける。悪人と詐欺師とは人を惑わし人に惑わされて,悪から悪へと落ちていく」。その理由でパウロはテモテに対し次の言葉をつゞけたのです,「しかし,あなたは,自分が学んで確信しているところに,いつもとどまっていなさい。あなたは,それをだれから学んだか知って(いる)」― テモテ後 3:12-14,新口。

      17 テモテを教えた人々について何が言えますか。

      17 テモテにその学んだ事を教えた人々は,人に惑わされ,また人を惑わそうとした悪人や詐欺師ではありません。15年のあいだ共にいてテモテに多くのことを教えたパウロは詐欺師ではありません。詐欺師であったならば,パウロは「キリスト・イエスにあって」受けたあらゆる迫害を甘受せずに,迫害のない楽な道を選んだことでしょう。また幼ない時からテモテに「聖書」を教えた母ユニケと祖母ロイスは詐欺師ではありません。二人は救に至る真理をテモテに教えました。自分の利益のためにテモテを利用し,テモテを惑わそうとしたのではありません。

      18,19 今日の私たちがなおのこと聖書を必要とするのはなぜですか。

      18 今日の私たちも,クリスチャン監督テモテと同じほどあるいはそれ以上に神の本「聖書」を必要としています。テモテに宛てた手紙のはじめのほうでパウロが警告した時代また状態のたゞ中に,私たちは生活しているのです。「しかし,このことは知っておかねばならない。終りの時には,苦難の時代が来る。その時,人々は自分を愛する者,金を愛する者,大言壮語する者,高慢な者,神をそしる者,親に逆らう者,恩を知らぬ者,神聖を汚す者,無情な者,融和しない者,そしる者,無節制な者,粗暴な者,善を好まない者,裏切り者,乱暴者,高言をする者,神よりも快楽を愛する者,信心深い様子をしながらその実を捨てる者となるであろう。こうした人々を避けなさい。彼らの中には,人の家にもぐり込み,そして,さまざまの欲に心を奮われて,多くの罪を積み重ねている愚かな女どもを,とりこにしている者がある。彼女たちは,常に学んではいるが,いつになっても真理の知識に達することができない」― テモテ後 3:1-7,新口。

      19 預言された通りの状態がいま臨んでおり,苦難にみちた「終りの時」の来たことを物語っています。この事態に対処しつゝ,真理の正確な知識を悟り,真理に留まり,真理に生きるには,人間の本以上のものが必要です。すべてのさとしと教えをそなえた神の本が必要です。全能の神は私たちのためにそれを備えられました。約束の救いを得るには,この本にしるされた「ところに,いつもとどまって」いなければなりません。クリスチャン監督テモテは「神の人」でした。それでパウロはテモテにその事を書き送ったのです。(テモテ前 6:11)私たちも神の人,神の民となることを望みます。

      20 神の人となる資格を身につけるように助けるため,エホバは何をお与えになりましたか。

      20 むかし預言者エリヤとその後継者エリシャは,共に神の人として知られていました。(列王上 17:18。列王下 4:9,21-27)化体した天使や名前のあげられていない預言者たちも神の人と呼ばれています。(士師 13:6-8。サムエル前 2:27。列王上 13:1-31。歴代下 25:7-9)聖書の中で神の人として最初にあげられている預言者モーセは,地上で最大の神の人となり,弟子たちすべての手本となったイエス・キリストを預言的に表わしていました。(申命 33:1。ヨシュア 14:6)苦難にみちた「終りの時」にあってキリストの弟子が「あらゆる良いわざに対して十分な準備ができて,完全にととのえられた」神の人,神の民となるために,神は完成された神の本すなわち霊感による聖書をお与えになりました。(テモテ後 3:17,新口)与え主である神に深く感謝すべきではありませんか。

      21 (イ)どんな理由から私たちは神のことばを「聖」なるものと呼びますか。(ロ)神のことばは人の生活をどのように変えますか。

      21 本を多くつくればはてしがないと言われていますが,聖書は人間の作るこれらの本にない特質をそなえています。(伝道之書 12:12)聖書は「神の霊感を受けて書かれた」ゆえに聖なる本です。それは神の義を立証し,神を崇め,神の民をきよめて聖なるものとするために書かれました。イエス・キリストは弟子たちのため神に祈った言葉の中で,その事を言われました。「真理によって彼らを聖別して下さい。あなたの御言は真理であります。また彼らが真理によって聖別されるように,彼らのためわたし自身を聖別いたします」。(ヨハネ 17:17,19,新口)聖書には聖別する力があり,人の生活を全く変える力があります。その力によって人は悪魔の世からわけられ,神とその崇拝また奉仕に全く献身した人となります。神はこのような人を救い,いま目前に迫った正義の宿る神の新しい秩序の下で永遠の生命を得させます。ゆえに聖書は私たちにとって最も有益な本です。他のすべての本にまさって聖書を重んずるべきではありませんか! 私たちはそうします。

  • 神の霊感による聖書の全部はどのように有益か
    ものみの塔 1964 | 2月1日
    • 神の霊感による聖書の全部はどのように有益か

      1 聖書の真の目的は何ですか。それで聖書に匹敵する本がほかにありますか。

      今日たいていの本は売るために書かれ,著者と出版者に利益をもたらします。聖書は単にベストセラーになることを目ざして書かれた本ではありません。いままでに1202の言語に訳され,毎年何百万冊も売られる聖書はどの本よりも多く流布されており,たしかにベストセラーではあります。それはごく当然のことですが,聖書の本当の目的は物質的利益を得ることではなく,霊的な益を得ることです。それは神の造る栄光の新しい秩序の下に永遠の生命を得ることにつながっています。ゆえに聖書を読み,それに従って生きる人が聖書から得る益は,他のどんな本から得る益にもまさっています。聖書はこの地上で最も有益な本です。ゆえに私たちは聖書を読まなければなりません。

      2 (イ)テモテ後書 3章16,17節に述べられている聖書の益をひとつ残らずあげなさい。(ロ)「聖書はすべて」というパウロの言葉は,聖書のどれだけを意味していましたか。パウロはその事をどのようしていますか。

      2 神の人すなわち神に属する民となることを望み,神の人々にふさわしく全く献身して神に奉仕することを望む人にとって,「聖書」が如何に有益かに注目して下さい。使徒パウロは聖書の有益さについて,クリスチャンの監督テモテに次の事を書き送りました。「聖書は,すべて神の霊感を受けて書かれたものであって,人を教え,戒め,正しくし,義に導くのに有益である。それによって,神の人が,あらゆる良い

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