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「末の日」におけるエホバの善良さものみの塔 1985 | 7月1日
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に有利な影響を及ぼすに違いありません。もう既に,そうした影響が見られます。
20 例えば,英文の「ものみの塔」誌の1983年7月15日号(日本語版は1983年10月15日号)で銃がクリスチャンにふさわしくないことが指摘された時のことですが,ニューカレドニアのエホバの証人は自分たちの火器を処分しました。その後ほどなくして,地元の一政治団体が町中をくまなく回り,火器の見つかった家をことごとく焼き払いました。しかし,エホバの証人の家は一軒も壊されませんでした。北アイルランド,レバノン,ジンバブエなどの国で既に証明されているように,中立の立場がよく知られていることはしばしば最善の防御策となります。
21 (イ)どんな呼びかけにわたしたちは答えるべきですか。本当に幸いな者になりたいなら,どのような決意を抱くべきですか。(ロ)どうすればエホバの善良さを確かに示していただくことができますか。
21 「来なさい。エホバの光のうちを歩もう」というイザヤ 2章5節の呼びかけに答えるなら,わたしたちは幸いです。そして,預言者ミカが言い表わした固い決意に加わるわたしたちすべては幸いです。ミカは神ご自身の民の間に存在する楽園を思わせる安全と平和について描写したあと,次のように言葉を続けています。「もろもろの民は皆,それぞれ自分たちの神の名によって歩む。しかしわたしたちは,定めのない時に至るまで,まさに永久に,わたしたちの神エホバの名によって歩む」。確かにエホバの善良さは,「末の日」を生き残るため引き続き平和のうちに真の崇拝において結ばれるわたしたちすべてに対して示されるでしょう。
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「末の日」に勝ち誇るものみの塔 1985 | 7月1日
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「末の日」に勝ち誇る
「天に神が,秘密を明らかにされる方がおられます。その方が,末の日に起きるはずの事柄を……お知らせになったのです」― ダニエル 2:28。
1 (イ)エレミヤ,エゼキエル,ダニエルの預言はどのような意味で今日のわたしたちの重要な関心事となっていますか。(ロ)それら霊感を受けた書物が保存されたのはなぜですか。
エレミヤ,エゼキエル,ダニエル ― これらの名前からは実に胸の躍るような預言が思い浮かびます。約2,600年前,主権者なる主エホバのこれら3人の勇敢な僕たちは異なった場所で,しかも全く異なった状況のもとで奉仕していましたが,背教したエルサレムの終わりの日を生きて通過しました。そしてその各々が,後の「終わりの日」に頂点を迎えるさまざまな出来事に関して,独自の立場から預言をしました。それら霊感を受けた書物は,神と義を愛し,この時代に迫っている「大患難」を生き残りたいと願う人すべてを励ますために保存されてきました。―マタイ 24:3-22。ローマ 15:4。
2 エレミヤがエホバからの力を必要としたのはどうしてですか。
2 エレミヤはエルサレムで預言しました。災い
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