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    ものみの塔 1962 | 7月1日
    • 新しい世の楽園の生活

      新しい世の生活は,現在の生活とはおよそ異なったものです。私たちはそのことを新しい世の創造者に感謝します。新しい世の創造者は言われました,「見よ,わたしは新しい天と,新しい地とを創造する。さきの事はおぼえられることなく,心に思い起すことはない」。全く過ぎ去ってしまうため,「心に思い起すことはない」という「さきの事」とは何ですか。―イザヤ 65:17,新口。

      地の荒廃を恐れることはもはやありません。核戦争の恐れ,放射能降下物から身を守る心配,破壊力を増加した新兵器の恐怖はなくなります。なぜですか。神の預言的な真理の言葉は,神が「地を滅ぼす者どもを滅ぼして下さる」と述べているからです。―黙示 11:18,新口。

      核兵器を持つ諸国家が,現在あるいはハルマゲドンの滅びの臨む時にどれほど大量の放射能を放出したとしても,楽園の地をもたらす神の御目的を妨げることはできません。全能の神は,奇跡的に地を清め,有害な放射能を持つ大気を清めることができます。地を滅ぼす方向に向かっている現在の形勢は,逆転するでしょう。ハルマゲドンの後,天の御国の支配の下で,地を楽園にするわざは日毎に進められてゆきます。

      そのとき戦争はなく,傷つけられることはもはやありません。猛獣についてさえ,次のことが保証されています。「斯くてわが聖山の何処にても害ふことなく傷ることなからん,そは水の海をおほへるごとくエホバをしるの知識地にみつべければなり」。(イザヤ 11:9)「その日には,わたしはまたあなたのために野の獣,空の鳥および地の這うものと契約を結び,また弓と,つるぎと,戦争とを地から断って,あなたを安らかに伏させる」。―ホセア 2:18,新口。

      楽園の新しい世に住む人は,永遠にわたって安心を得ます。新しい世の支配者イエス・キリストは圧制と暴力を無くします。そのことに間違いはありません。イエス・キリストについて次の預言の言葉が書かれているからです。「彼は乏しい者をその呼ばわる時に救い,貧しい者と,助けなき者とを救う。彼は弱い者と乏しい者とをあわれみ,乏しい者のいのちを救い,彼らのいのちを,しいたげと暴力とからあがなう。彼らの血は彼の目に尊い」。―詩 72:12-14,新口。

      新しい世に住む忠実な人々の血は,きわめて尊いゆえに,新しい世の創造者は,生命を奪い,人を不具にする病気とその痛みを無くして下さるでしょう。間違うことのない神の預言の言葉は,新しい世について次のことを明らかに述べているからです。「神自ら人と共にいまして,人の目から涙を全くぬぐいとって下さる。もはや,死もなく,悲しみも,叫びも,痛みもない。先のものが,すでに過ぎ去ったからである」。アダムから受けつがれてきた死でさえも,無くなるのです。―黙示 21:3,4,新口。

      新しい世において,イエス・キリストはかつて地上でご自分が行なわれたよりもはるかに大規模ないやしのわざを,神の御国によって行ないます。歴史家ルカは,イエスが群衆を「迎えて神の国のことを語り聞かせ,また治療を要する人たちをいやされた」と述べています。(ルカ 9:11,新口)イエスは,盲人,耳の聞こえない者,不具の人,病気の人,らい病の人をいやしました。しかしまたイエスは神の御国を人々に伝道しました。神は御国という手段を用いて,人が楽園の新しい地で生活できるようにされます。「治療を要する人たち」はいやされます。神の御国の民になる人は,一人残らず完全に健康となります。

      地上において主イエスは大勢の人を健康にしただけでなく,ガリラヤでヤイロの12歳の娘を,ナインではやもめの息子の若者を,ベタニヤにおいてご自身の愛した友ラザロを,それぞれ死からよみがえらせたのです。新しい世の王は「よみがえりであり,命である」ゆえに,神の記憶にある無数の人々をやがて死からよみがえらせるでしょう。主イエスはそのことを保証して次のように言われました。「これを怪しむな。記憶の墓にいる者がみな彼の声を聞いて出てくる時がくる。善を行なった者は生命に復活し,悪を行なった者はさばきに復活するであろう」。―マルコ 5:22-43。ルカ 7:11-15。ヨハネ 11:1-44,新口; 5:28,29,新世。

      これらの人々は死からよみがえされ,楽園の地に何時までも幸福に生きる機会を与えられるでしょう。「さばきに復活する」人々についても,そのことは真実です。ゴルゴタでイエスのかたわらにいて死んだ,信仰心のある罪人も,このような復活を受ける者の一人です。その罪人はイエスに対する信仰を表わし,次のことを頼みました。「イエスよ,あなたが御国にはいられる時,わたしを思い出してください」。イエスは何と答えましたか。「イエスは彼に言われた。『今日,私は本当にあなたに言う。あなたは楽園で私といっしょにいるであろう』」。(ルカ 23:42,43,新世)新しい世の楽園における将来の行いによって,この罪人のような人々は永遠の生命の賜物にふさわしいことを征明する機会を与えられるでしょう。

      生活が退屈なものになることはありません。新しい世の楽園の生活は,心を奪う興味深い事柄で満ち,人はその手のわざを楽しみ,新しい事を学ぶ喜びに限りはないのです。

      何ひとつとして空しくなるものはありません。新しい世の楽園の生活は,次のように約束されたその創造主に日毎に栄光を帰すものとなります。「彼らは家を建てて,それに住み,ぶどう畑を作って,その実を食べる。彼らが建てる所に,ほかの人は住まず,彼らが植えるものは,ほかの人が食べない。わが民の命は,木の命のようになり,わが選んだ者は,その手のわざをながく楽しむからである。彼らの勤労はむだでなく…」。―イザヤ 65:21-23,新口。

      神の造る新しい世の楽園に生活したいですか。それでは今こそ「永遠の生命をとらへ」る時です。新しい世のために生きることをいま始めて下さい。―テモテ前 6:12,新口。

  • 彼の真理
    ものみの塔 1962 | 7月1日
    • 彼の真理

      イタリアの有名な科学者で発明家のアレサンドロ・ボルタは,シルビオ・ペリコにこう言ったことがあります,「福音と神は普通の人に役立つだけであると,一流の科学者たちが言うのを聞くと心をかき乱される。……私は自然と同様に福音を深く考えて見た。……人間は罪人であるが,創造主は依然としてそのみじめな人間の友であるように私は感ずる。私は,創造主への強い愛に勇気づけられて生きねばならない」。「彼の真理は絶大な力を有していることを発見した」とも彼は述べています。―アウグスト・ジャヒエ著「ラ・ビビア・ネル・ギウディシオ・ジ・イラストリ・イタリアニ」。

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