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世界展望目ざめよ! 1984 | 8月8日
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何千人もの人が,「ジョギングに刺激されて分泌されるエンドルフィンを毎日一定量必要とするようになっている。もし自分で決めている距離を走れなかったりすると,落ち着きがなくなっていらいらする人が少なくない」。この「中毒」にかかると,向こうずねの炎症や,ひざの膜の摩損,足の痛み,ジョギングをしすぎる人がかかりやすい腎障害,モルトン足(足の第二指の肥大),骨に小さなひびが入る,腱炎,女性の場合は生理不順などの被害が出ることもある。それで医学者たちは,走ることに対してもっと節度ある態度で臨むよう勧めている。
「もやしの世代」
● 一部の教育者は今の日本の若者をそのように描写する。その子供たちは20年前の子供に比べると体は大きいが,あとは比較にならない。アサヒ・イブニングニューズ紙の指摘するところによると,学校教育と良い学校へ入ることが余りにも重視されているために,「手でする簡単なことさえできなくなっている子供たちが少なくない」。調査の対象になった若者の60%は,生まれてこのかたリンゴの皮をむいたことも,卵を割ったこともなく,食卓を整えることさえ一度もしたことがない。「近ごろの親は,学校の試験で及第点を取ることだけが大切な事柄のように考える傾向がある」と,文部省のある官吏はみている。
間違った印象を与えるたばこの宣伝
● ニューヨーク・タイムズ紙の報道によると,米心臓協会,米国立ガン研究所,米肺協会は最近,「間違った印象を与える」「無責任な」宣伝があるとして大手のたばこ会社を非難した。何百万ドルもの費用を投じて行なわれている宣伝キャンペーンでは,喫煙が健康に及ぼす害は依然として“未解決の問題”であると主張されている。ある会社のスポークスマンはテレビにさえ現われ,喫煙とガンや気腫や心臓病との間の因果関係は確立されてはいないと述べた。そして,たばこを吸うと「歯は汚くなるかもしれない」ということを認めただけである。白熱した記者会見の席上で,保健関係の役人は,その宣伝キャンペーンは「絶望的な状態にある企業」が張った「煙幕」にすぎないと非難した。その記事によると,役人たちは,「ガン,心臓病,肺疾患その他の害の原因が喫煙にあることは,8万ほどの科学論文によって疑問の余地なく確立されている」と強く主張した。
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今度は創世記と出エジプト記を,あなたのテープ・コレクションに。目ざめよ! 1984 | 8月8日
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今度は創世記と出エジプト記を,あなたのテープ・コレクションに。
聖書の創世記と出エジプト記の生き生きとした朗読に耳を傾けると,人類の歴史がその始まりからよみがえってきます。神の選ばれた国民が確立されるまで数世紀にわたり神の目的が徐々に明らかにされていく様に喜びを感じられることでしょう。送金には,切手または現金書留をご利用ください。
テープの注文
□ 1,600円を同封します。所要時間4時間50分の創世記のテープ4巻を,郵送料発行者負担で送ってください。
□ 1,200円を同封します。所要時間3時間45分の出エジプト記のテープ3巻を,郵送料発行者負担で送ってください。
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