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  • エホバに対する正しい認識を保つ
    ものみの塔 1969 | 5月15日
    • くしてたましひをいきかへらしめ エホバのあかしはかたくして愚なるものをさとからしむ エホバのさとしはなほくして心をよろこばしめ エホバのいましめはきよくして眼をあきらかならしむ エホバをかしこみおそるる道はきよくして世々にたゆることなく エホバのさばきは真実にしてことごとく正し これを黄金にくらぶるも,おほくのまじりなき金にくらぶるもいや増りてしたふべくこれを蜜にくらぶるも 蜂のすのしたたりにくらぶるもいやまさりて甘し なんぢの僕はこれらによりていましめをうく,これをまもらば大なる報賞あらん」― 詩 19:1,7-11。

      16 ダビデは神聖な崇拝に対する深い関心をどのように示しましたか。

      16 ダビデはこうしたことばを語っただけでなく,そこに表わされている考えに実際に従って生活しました。ダビデは自分が快適な家に住みながら,エホバの契約の箱を仮の場所に置いておくことを快しとしませんでした。神聖な崇拝をきわめて大切な事柄とみなしたダビデは,エホバの崇拝の中心となる宮を建てたいと思いました。しかしエホバは宮の建設をダビデに許さず,ダビデの子ソロモンがそれを建てると言われました。ダビデはこれによってエホバの家に対する熱心さをいささかでも失ったわけではありません。むしろダビデは宮の建築に必要な準備をし,崇拝を推し進めるために可能なかぎりのことをしたのです。ダビデは今日の価になおして475億円以上の金を集め,また他の貴金属類を集めました。また,むすこのソロモンに宮の設計図を与えました。それは彼が霊感によって示されたものでした。その設計図は完ぺきなものであり,宮の主要部だけでなく,倉,内庭,また燭台その他の器物類の図面をも含んでいました。この点について細かなことは歴代志略上 28章にしるされています。ダビデが神聖な物事に対して良い態度をいだいていたことは疑いありません。そして聖書の記録はダビデが確実に復活することを示しています。ダビデは神の定めの時に至って永遠の命を受けるでしょう。

      17 ソロモン時代の歴史は,正しい崇拝と繁栄との間にどんな関係のあることを示していますか。

      17 宮の建設はソロモン王の下で完成しました。同時に到来したのは全イスラエルの平和と繁栄の時代です。エホバ神ご自身は,宮の落成式の際に天から火を送って,ささげられたいけにえを焼き,また後にソロモンに語りかけることにより,崇拝のための新しい中心施設を受け入れたことを示されました。エホバはソロモンに対し,ソロモンの家族また国民の受ける祝福が,エホバの規定と善意の定めとに対する認識のいかんにかかっていることを告げました。その認識の深さはエホバの定めに従い,清い崇拝を守ることによって示されるはずでした。しかしソロモンは自分の治世の終わらぬうちに,エホバの崇拝に対する正しい認識を失いました。これは国にとって災いとなり,その王国は二つに分裂しました。―歴代志略下 7章。列王記略上 11章。

      18 ソロモン以後,イスラエルとユダの王の多くはどんな道を取りましたか。

      18 聖書の列王紀略と歴代志略は,神との契約下にあったこの民のソロモン以後の歴史を詳述しています。その統治者の大部分がエホバとその清い崇拝とに対する正しい認識を表わさなかったのは悲しいことです。その多くは国民に災いをもたらしました。アハズ王はエホバの家の戸を閉じ,偽りの崇拝を持ち込むことさえしたのです。―歴代下 28:24,25。

      19 ヒゼキヤ時代のエルサレムの民が祝福を受けたのはなぜですか。

      19 しかし少数とはいえ,エホバに対する正しい認識を示した支配者もいます。そのひとりはヒゼキヤです。ヒゼキヤは宮殿のとびらを再び開き,祭司とレビ人を再組織し,宮におけるエホバへの犠牲をその律法どおりにささげさせました。エホバの指示にしたがって過ぎ越しの祭りをするようにとのさそいがイスラエルとユダの全土に伝えられました。ヒゼキヤは神聖な物事に対する認識を示す行ないをほかにも数多くしました。そしてエホバはご自分の民を顧みられ,民は豊じょうをもって祝福されました。(歴代下 31:10)エルサレムが敵の攻撃によって脅かされた時にも,ヒゼキヤは祈りの大切さを忘れず,信仰をもってエホバの介入を求めました。エホバはこれに答えてご自分の民を守り,エルサレムを攻めようとしていた敵の軍勢を打ち倒しました。―列王下 19:15,35。

      20 ゼデキヤの時代にエルサレムが救われなかったのはなぜですか。

      20 しかしゼデキヤの日にこのような救いは起きませんでした。ゼデキヤはエホバに対する正しい認識を示さず,また宮で清い崇拝が保たれるようにはしていなかったからです。この時代の民は,繁栄ではなく苦難をこうむらねばなりませんでした。祭司と民は神に不忠実になり,エホバの家を汚していました。それで,宮をささげたソロモンにエホバがあらかじめ警告されたとおり,エホバは宮とその町の壊滅を許されました。―歴代下 36:11-21。

      21 わたしたちはエホバに対する正しい認識をどのように表わせますか。

      21 それでエホバの神聖な崇拝に携わる特権を十分に認識するのは非常に大切なことです。エホバに対する正しい認識は,エホバを崇拝し,その律法に従うことによって示せます。そして聖書は,わたしたちの命と繁栄が,わたしたちの示す認識と結びついていることを明らかにしているのです。

  • 神聖な物事を正しく認識する
    ものみの塔 1969 | 5月15日
    • 神聖な物事を正しく認識する

      1,2 (イ)わたしたちはなぜ預言に対して正しい認識をもつべきですか。(ロ)わたしたちはなぜあがないを大切な事柄とみなすべきですか。

      わたしたちに対するエホバの偉大なみわざとご配慮,また人類のために神がなされた事柄は数しれません。アダムの罪のゆえに人類が苦境に落ち,罪の宣告下に置かれてすぐ,神は将来の希望を差し伸べられました。それで,エホバに関係した神聖な事柄の中に,次のような聖書の最初の預言があるのです。「我汝と婦の間および汝のすえと婦のすえの間にうらみを置ん 彼は汝の頭を砕き 汝は彼のくびすを砕かん」。(創世 3:15)エホバはそのいつくしみにより,のちにこの問題についてさらに明らかにされ,きたるべき「すえ」に関して300以上の預言を加えられました。それはこの「すえ」がだれであるかについて疑問の余地をなくすためでした。エホバ神は幾時代にもわたり,そうした預言がキリスト・イエスの上に的確に成就するように事を図られました。そしてキリスト・イエスによって救いがもたらされます。エホバはわたしたちすべてが注目すべき事柄を行なわれたのです。使徒ヨハネはその点をこう説明しています。「神はそのひとり子を賜ふほどに世を愛し給へり,すべて彼を信ずる者の亡びずして永遠の生命を得んためなり」。「神の愛われらにあらはれたり。神はその生み給へるひとり子を世に遣し,我らをして彼によりて生命を得しめ給ふによる」。―ヨハネ 3:16。ヨハネ第一 4:9。

      2 エホバはキリスト・イエスを通じて永遠の命のための備えをされましたが,これは決して尋常な事柄ではありません。それは特別なことであり,わたしたちが感謝しつつ大切に扱うべき事柄です。パウロはヘブル書 10章28,29節でその点をこう述べました。「モーセの律法をなみする者は慈悲を受くることなく,二,三人の証人により死に至る。まして神の子を

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