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真のクリスチャン達はどのように神に奉仕しますかものみの塔 1954 | 2月1日
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会に集まり,良い音信を伝道する事によつて神に奉仕する正しい方法について,訓練を受けました。(ルカ 10:1-16。使行 6:1-7)公共の伝道について,初代のクリスチャン達が訓練を受けるために,また宣教学校もありました。(テモテ前 4:13-15)これらすべての集会の一番大切な目的は,クリスチャン達を訓練して,他の者を教える事が出来るようにするためであります! ―エペソ 4:11,12。
今日の真の崇拝
キリスト教国の崇拝の方法は,キリストの残した手本とは何と違つていることなのでしよう! 修道院生活とか,教会の座席に坐ることに対する手本はありません。むしろ,神に奉仕する正しい方法は,キリストの命じた業に従事することです。『主なる牧羊者』は,この業を非常に明白にしました。(マタイ 24:14)ヱホバの御名に証しを立てつつ,今日誰がクリスチャンの手本にしつかりと従つていますか? どの制度が,今日,神の御国は世の希望であると宣明し,人々に間もなく来るハルマゲドンの戦いを警告していますか? このことをしている,唯一つの制度があります。すなわち,ヱホバの証者の制度です。
見てごらんなさい! 143の異つた国々で,ヱホバの証者は良い音信を宣明して居ります。そしてヱホバの証者は,主自ら始められたのと同じ伝道の方法を用いて居ります。ヱホバの証者は,御国会館で,そして公共の場所で,公開講演をします。彼等は公共の道路で良い音信をひろめます,そして通る人々に『ものみの塔』雑誌のような聖書研究の助けを提供します。しかし,羊を見つけ出す彼等の中心の方法は,家から家への業にあります。ヱホバの証者は,家から家への業が卑しいとは考えません。キリストが考えたように,彼等も,家から家への業は,羊を見つけ,養うのに最も愛ある,効果的な方法であると考えます。興味を持つ人のところに再訪問はされ,無料の聖書研究が家庭で開かれます。ヱホバの証者は,また会衆の集会を開きます。初代クリスチャン達の時と同じように,教訓を与える奉仕会や,宣教学校や,神の言を研究する会衆の研究があります。
牧師達は人々のところへ行きませんし,また人々に,神の新しい世の良い音信をもたらしません。イエスの時代のように,牧師達に属している群は,まつたく『牧羊者の居ない羊』です。今こそ,ハルマゲドンの前に,主のすべての他の羊は,見つけ出されねばなりません。そして,『主なる牧羊者』の一つの檻の中に集められねばなりません。(ヨハネ 10:16)ずつと昔に,ヱホバは此の業を予言しました。『ヱホバ言い給う。視よ,我多くの漁る者を呼び来りて,彼等を漁らせ,またその後多くの猟者を呼び来りて,彼等をもろもろの山,もろもろの岡及び,岩の穴より猟りいださしめん。』(エレミヤ 16:16)人々を漁り,猟り出す業を誰がするでしょうか? 失われた羊を見つけ出すために,誰が牧羊者のようになつて,出掛けるでしようか? 人々を漁り,猟り出すという召に応ずるよう,あなたは招待されています。そうする時に,あなたは,クリスチャンの手本にしつかりと従つて居り,また,『主なる牧羊者』は,あなたの神に奉仕する方法を認めて,次のように申すかも知れません。『さあ来なさい,私の父の祝福を持つ者達。あなた方のために,世の創めから準備された御国を相続しなさい。』― マタイ 25:34,新世。
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クスリチヤンの休日?ものみの塔 1954 | 2月1日
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クスリチヤンの休日?
『法王は五朔節を,クリスチヤンの休日として支持す。』というのは,1953年5月3日のニユーヨーク・タイムズに掲げられた一記事の見出しでした。その記事はこう述べています。『イタリーの多くの場所から,バチカンに集まつた4000人の労働者に,法王は五朔節の演説をしたが,その演説の中で,法王は,労働に対するクリスチヤンの休日であるといつて,五朔節を祝うことを是認しました。』五朔節に関して,法王は次のように質問をしたとタイムズは述べて居ります。『真のクリスチヤン以外に,誰が五朔節に深い意義を良く与えることが出来るだろうか?』 真のクリスチヤンは,五朔節をクリスチヤンの休日として祝いますか? あなたはそれを判断することが出来ます。
五朔節の起源? 新ハンク・ワグナルス百科辞典は,8294頁でこのように述べています。『五朔節は,おそらくローマの女神マイアを奉つて行われた儀式から来ているのである。マイアは,人間と自然の多産の源として崇拝された。』この祭りの際立つた特徴は,五朔節<メイポール>の木の囲りで踏ることでした。(今でも,行われていますが,それは特に学校の子供達の間でなされています。)同じ百科辞典はこう述べています『この五朔節<メイポール>の木は,陰茎象徴の復帰であると,多くの学者は信じている。この陰茎象徴は,女神マイアに対する春の儀式の時に昔,用いられた。』初代のクリスチヤン達は,異教の祭りをクリスチヤンの休日として祝いましたか? いいえ,真のクリスチヤン達は五朔節を祝いません。
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