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  • お年寄りを悩ませているのは何か
    目ざめよ! 1979 | 9月22日
    • 憂うつなどが,お年寄りの間で増大する問題と結びついていることです。その問題は,アルコール中毒です。米国では,現在,十人のお年寄りにほぼ一人の割合でアルコール中毒患者がいます。

      犯罪に対する恐れ

      大都市など多くの土地では,お年寄りがどの年齢層の人々よりも多く犯罪の被害者になっています。お年寄りには自衛能力があまりありません。

      ニューヨークの犯罪対策係官は,同市に住む130万のお年寄りについてこう語っています。「ほとんどが恐れを抱いており,犯罪を,自分たちの直面する問題の中でも特に深刻なものとみなしている」。お年寄りに対する犯罪の中には,ひったくり,追いはぎ,詐欺,強盗目当ての不法侵入,さらには強姦まであります。ですから,サンフランシスコの一住民はこう述べています。「自分で自分を守ることができません。大抵の年寄りは,三時過ぎには出歩かないようにしています」。

      孤独感

      お年寄りにとって特につらい問題の一つは孤独感です。愛されても必要とされてもいないと感じるお年寄りがあまりに多くいます。配偶者を亡くすと,その感情は深刻なものになりかねません。特に,夫婦仲が良かった場合などはなおさらです。

      “昔”は,普通,年老いた親は成長した子供と一緒に住んでいましたから,話し相手には事欠きませんでした。アフリカ,アジア,中南米の様々な国では,今でもそうしています。しかし,それらの地域でさえ,変化は歴然としています。例えば,日本では,独り暮らしのお年寄りの数が前年度より20%増加し,100万人を超えました。そうした人々について,東京の英文読売は次のように述べています。

      「日本が老人の満ちた社会へと着々と転じつつあることは明らかであるが,公営住宅も民営住宅も,ほとんど老人には門戸を閉ざしている。そのため,住む場所を見いだすのに苦労している人は跡を絶たない。……

      「日本は福祉国家になろうと努めているはずだが,老人が最も必要としているもの,すなわち住宅を供給する点で,ほとんど何も行なわれていない」。

      西欧の社会では,これまでになく多くのお年寄りが独り暮らしをしているか,さもなくば老人ホームに入れられています。また,それに関連した傾向として,年老いた親の世話ができなかったり,それをしたくないと考えたりする成人した子供たちも増えています。

      今日の世界に見られるこのような傾向についてどう思われますか。そうです,お年寄りに対してあなたはどんな見方を持っていますか。そして,お年寄りに対する神の見方はどのようなものですか。

  • あなたはお年寄りをどう見ますか
    目ざめよ! 1979 | 9月22日
    • あなたはお年寄りをどう見ますか

      現代になって,急速な変化が数々見られました。その中には,お年寄りに対する人々の見方があります。だれもがお年寄りに敬意を抱いていた時代もありましたが,今日はそうではありません。多くの国で,それとは全く反対の態度が見られるようになりました。この点について,老齢の一教授はこう述べています。

      「米国では,老齢は病気のようなものである。老人は隔離患者になり,施設か,もし運よく裕福であれば,高級隔離地へ入れられ,外部の人々と分け隔てられる」。

      メリーランド大学老化センターが学齢期の子供を対象にして行なった調査によると,子供たちは普通,お年寄りを,「病気で,悲しそうで,疲れており,薄汚れた醜い」人と見ています。年のゆかない人々がお年寄りをいよいよ尊敬しなくなっ

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