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サーフィン ― 人気が高まっているのはなぜか目ざめよ! 1973 | 9月22日
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注意が必要
実際,あらゆるスポーツについていえることですが,サーフィンにも危険が伴います。一番危険なのは,サーフボード,それもたいてい他のだれかのサーフボードがもたらす危険です。波に運ばれるサーフボードは,重大な,ことによると致命的な傷害をさえ負わせる場合があります。ですから,自分の方に向かってくる,からのサーフボードをつかもうなどとは決してすべきではありません。その下にもぐって,あとで回収することです。
また,次のことをお忘れなく。決して独りだけでサーフィンをしないこと。時には他の人の助けを必要とする場合があるからです。礼儀を守ること。つまり,他のサーフボードの進路に留まらないこと。自分の身体的限界や能力をわきまえ,命を危うくするほどの大波をとらえてサーフィンを試みるようなことは避けること。また,自分の泳いでいる水域の種々の危険を知っておくこと。
たとえば,浅い水域に向かって流れる大量の海水のために潮衝が生ずる所もあります。水にはいる前にそのような箇所をよく見ておいて,それを避けることです。潮衝は,より明るい色彩を帯びた一部の海面が三角形のように広がっていたり,泡が沖に向かって流れていたりするのでわかります。万一潮衝にとらえられたなら,流れに逆らってもがいたりせず,できるだけ流れを横ぎって端に向かって泳ぎ,流れが力を失うようになるまで流されるままにすることです。とりわけ,あわててうろたえてはなりません。上手な泳ぎ手なら,泳いで戻れないほど流されることはありません。
注意をもうひとこと。サーフィンに関して平衡の取れた見方を持つこと。それはほんとうに喜ばしい娯楽ともなれば,他のことをいっさいのけてそれに熱中すると,精神をゆがませる恐れがあります。多くのサーフィン選手は麻薬その他に頼る快楽の追求者となりました。1969年11月号,サーファー・マガジン誌が述べたとおりです。
「不幸な事実ではあるが,マリファナたばこを無知なことにぐっと吸ったのが始まりで,恐ろしい麻薬の犠牲者となった,かつてのサーフィンの有名選手は少なくない。
「一昨年の有名なデューク・コンテストの決勝戦出場選手のひとりは,今年は出場できなかった。彼は麻薬で『精神がやられた』ため,人と満足に話し合うことさえできなかった。……数年前に『彗星のように現われて』名をあげた驚異的なサーフィン選手は,今年の冬の一時期には北海岸の一本の立ち木の中で動物のように生活した。もうひとりのかつての偉大な大波乗り選手の頭脳は,麻薬のために干しスモモのようになった。彼はいまハレアカラの丘陵地で無為の生活を送っている。…
「……麻薬は今日,サーフィンの多くの『仲間』のあいだではやっているようである」。
サーフィンが真の喜びをもたらす楽しいスポーツとなりうることに疑問はありません。が,注意をする必要もあります。正しい判断を下さなかったために身をもちくずしたり,死んだりしたサーフィン選手は少なくありません。そのようなことを自分自身や自分の愛している人たちの身に起こさせないようにしましょう。
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いわゆる『キリスト教』の教会は不道徳を認める目ざめよ! 1973 | 9月22日
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いわゆる『キリスト教』の教会は不道徳を認める
● ワシントン・デーリー・ニューズ紙は,「ますます多くの(同性愛者および異性愛者の)牧師が男女両方の同性愛者の『結婚』を司式するようになっている」と報じました。その一例として,1973年4月8日付のザ・ボストン・グローブ紙は次のように述べました。
「合同メソジスト派の牧師になるための勉強をしている間に会った,ボストンのふたりの男性は昨日,同教派のオールド・ウェスト教会で結婚式をあげた。……同性愛者のその結婚式は……ウィリアム・E・アルパーツ牧師によって取り行なわれた」。
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