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  • どうして水槽で魚を飼うのですか
    目ざめよ! 1972 | 12月22日
    • 教育をする親は少なくありません。

      卵胎性魚の雌やほかの魚は幼魚を食べる習性があるので,幼魚を保護してやらねばなりません。いちばんよいのは,子を産む前の雌を,幼魚を食べる他の魚から隔離することです。それから雌が自分の子どもの所へ行けないように,水草を植えて幼魚の隠れ場所を作ってやるか,なんらかの飼育用容器を用いるとよいでしょう。

      熱帯魚はたいてい産卵によって繁殖し,その産卵にはいろいろな方法を用います。砂や砂利の上に卵を生み散らす魚がいると思うと,水草や石に卵を固定させるものもいます。ある卵性魚は巣をつくり,そのあと幼魚がほかの魚に食べられないように守ります。卵性魚の多くは,産卵のために特別な状態,時には特別なえさを必要とします。したがって産卵を成功させるためには,広い知識が必要です。

      熱帯魚のうちでおもしろいのは,あわの巣を作るので知られている卵性魚です。その魚の雄は,卵を入れる巣を準備するのに空気をぱくりと吸い込んでそれを膜状の唾液に包み実際にあわを作ります。これにはまったく魅せられてしまいます。たとえばシャム闘魚の場合は,雌の腹部がふくらんでいることがはっきりしてきたときに,雄と雌がガラスの仕切りを通して初めて引き合わされます。雄は雌のところへ近づこうと必死になり,ついにピンクや紫や青のベールのような,優雅なひれを見せて美しい踊りを始めます。それから雄は水面にあわのかたまりを作り,直径4㌢近くのあわの巣をつくります。さて,ガラスの仕切りは取り除かれます。

      激しく追跡されたあと雌は雄が自分のからだをおおうのを許します。すると雄は雌から卵をしぼり出し,それに受精させます。卵が下へ沈んでゆくと,雄はすばやくそれらを口にくわえ,あわの巣にはき出します。それらの卵があわの中に安全に収まると,雄は雌のところへもどって行き,数百個あると思われる卵を,雌がみな産み出すまで,しぼり出す動作を続けます。卵は約40時間でふ化します。幼魚は極めて小さいので,微生物をえさとして与えねばなりません。

      魚ばちに魚が1ぴきしかいない場合でも,また水槽にたくさんの魚がいる場合でも,それぞれの魚が,創造者による創造の無限の変化をどのように反映しているかに思いをめぐらし,そのことに健全な楽しみを見いだしている家族は少なくありません。しかもそれは,『海路をかよう』ものをもっと十分に探ることのできる将来の神の新秩序における喜びの一端を味わっているに過ぎないのです。―詩 8:8。

      それで,どうして水槽で魚を飼うのでしょうか。多くの人にとって,それは気持ちをやわらげ,喜びを与え,魅力を感じさせるものなのです。

  • 運動と減量
    目ざめよ! 1972 | 12月22日
    • 運動と減量

      ● 運動は体重を減らそうとするむなしい試みである,というのが一般の見方である。なぜなら,わずか0.5キロ体重を減らすのに60キロメートル以上も歩かねばならない点が指摘されているからである。このことは事実である。しかしこれは歩くことすべてを1日のうちにしなければならないという意味ではない。0.5キロの体脂肪に相当する数千カロリー分もの余分の食物を1日のうちにい,や2日3日かかってさえ摂取することはないであろう。1日に1.6キロメートル,すなわち1年に約580キロメートル余分に歩けば,食物の摂取量が増えないとすると,年間を通して,5キロの体脂肪を燃焼することになる。

      そのうえ,人々の考えとは反対に,このような適度なからだの運動が食欲を大きく増進させることはない。事実,人間と動物を対象とした研究や実験によると,適度な運動をする人や動物が実際には他のものより食べる量の少ないことが繰り返し証明されている。

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